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くだらない

 こんばんは、チェスです。

 日本は南北に結構長いですから、沖縄や奄美地方と、東京あたりとでは、梅雨に入る時期もずいぶんと隔たりがあるものです。ですが、そろそろ東京のある関東地方でも梅雨の走りというか、それらしいお天気の日が続くようになりました。

 本日金曜日は、週末ですからやはり楽しいのですが、あいにくと本日も明日の土曜日も、東京は雨の予報が出ています。
 ま、お天気が悪いなら悪いなりに、読まないといけない本がありますので、集中して読書しないといけません。
 もうじき、半年に一回開催される顧問弁護士の先生の所の勉強会があるのですが、その時の課題図書というか、テクストとして使われるのかな?読まないといけない本があって、ですが、そういう「義務的に読む本」というのはどうしても進み具合が悪いです。

 で、昨日たまたま読んだ箇所に、面白い下りがあったので、ちょっとその箇所を引用します。

『江戸では京都・大坂方面で生産された「下りもの」に対する評価や需要が高く、江戸や東国で生産された地廻り物資は「下らないもの」とされた。』(江戸商人の経営 鈴木浩三 著 より)

 徳川家康によって江戸幕府が開かれて、実質的な政治の中心は江戸になりはしましたが、しかし帝がおられるのはあいかわらず都=京都であって、京都の都からみれば東国江戸は「遠い地方」ということなのでしょう。都から地方へ「下る」ものなんですね。それに引き換え、関東あたりの産物は、京都あたりでは相手にされない「下らないもの」であった、という解釈ができますね。
 そうすると、現在「とるに足らないもの、どうでもいいようなもの」という意味で使われる「くだらない」というのは、ひょっとするとこのあたりが語源なのでは?と思いました。

 ただ、ちょっと疑念もありまして、「くだらぬ」という言い方は江戸時代より昔から使われているらしいです。そうするとこれの語源説は苦しいですねぇ。
 先ほど小生もこの記事の中で「面白い下り」と書きましたが、「くだり」=文意とも取れます。
 すると、下りに「ぬ」をつけて否定形とすることにより、「意味をもたない」という「くだらぬ」使い方になったのかもしれず、そうなると前記の「下らないもの」=「くだらない」はたまたま、という限りかもしれないです。

 果たして正解は・・?

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コメント

>「くだらぬ」という言い方は江戸時代より昔から使われているらしいです。そうするとこれの語源説は苦しいですねぇ。

 関西人ですから、この疑問にお答えします。京都の人は1000年以上も昔からずっと都なので明治時代に天皇さんを東京に貸しているだけで、将来は必ず京都に戻るものと信じています。

 当然、江戸時代より前から京都は都なので地方の方々が都に来ることを「上る」、逆に地方へ行くことを「下る」と言ってます。鉄道も同じですね。

 京都から見れば江戸も単に一つの地方ですから、江戸にしろ九州にしろ、都から運ばれないものは「下らない」物になるわけです。決して江戸時代になって価値のない物が下らない物になったわけではないと思われます。

 しかし逆に京都には地方の特産物が上がってくるわけですから、都にも送られないような物は都の人にとっては無価値と思われているので、それを都では「上らない」と言っていたのかもしれませんね。

投稿: 苺天使ビル | 2009.06.06 09:43

>苺先生、お久しぶりです。

 京の皆さんと、江戸の連中とは、なるほど見方が逆になるやもしれませんね。
 「京などの上方から」下るもの。
 「京など上方へ上らない」下らない。
 なるほど。ただ、江戸が一大消費地になったのは、家康以降のことですから、それ以前は「京都中心」で上り、下りという分け方か。

投稿: チェス | 2009.06.06 12:19

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