ホントかな~
こんばんは、チェスです。
昨日の続きです。米国暮らしが長かった、鎌倉のご夫妻からは、色々面白いお話を伺いましたが、その一つ。
ニューヨークのとある、老舗のホテルだったかレストランだったかで、パーティーがあったのだそうです。
で、デザートの時間になり、大きなケーキを切り分けて出席者各々にサーヴをする係りの人が、出席者の数と切り分けるべきケーキの数を間違えて、一人分足りなくなってしまったのだそうです。
これはもう大失敗というべきなのですが、そのミステイクをした人、なんと切り分けた時に出たケーキの屑を集めて、足りなかった一人のお皿に乗せて出したのだそうです。
いや、話半分にしても、これは凄い話だなぁ、と思いました。
もしも日本で同じミスをしたらどういう風に対処したでしょうか。
係りの人の上司にあたる人がでてきて、すぐさま陳謝、ということになるでしょうか。足りなかった一人分については、何か別のお菓子を用意して勘弁していただく、というあたりになるかな。
ところが、鎌倉のご夫妻のお話ですと、ミステイクをした係りの人の仕事は、そうした自分のミスをフォローするための権限が与えられていないのだろうから、結局自分にできること、という範囲で「ケーキの切り屑を集める」という第三者が見れば常識はずれな対応になってしまったのであろう、ということでした。
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