個人情報保護
こんばんは、チェスです。
クリスマスが終わると、街は急速に年末モードに突入していきますね。煌びやかだったイルミネーションはいきなり撤去されたり、木々の葉はさすがにすっかり落ちて、素寒貧となって寒々しいです。
社外の連絡や各種データの送受信に、Eメールは大変便利なのですが、それとは別に社内用の連絡や掲示板機能、データの共有化にグループウェアというものも使っています。
こちらにもメール機能があるので、社内の連絡ではこのメールを使うことも多いでしょうか。
今日、今年入社した同じ部の女性社員から、「年賀状を出したいので、住所を教えてください」とのメールがありました。なるほど~最近は、個人情報保護ということがうるさく言われるようになったために、会社の社員の住所録というものも作成しなくなったのでございます。
いや勿論、会社が従業員の管理のために、連絡先などが書かれている個人ファイルというものは当然存在している筈ですが、それを必要とし、権限のある人しかアクセスできなくなっているのですね。
そうなると困るのが、この季節。年賀状作成の時ですね。
今までは、従業員用の住所録というものがありましたし、パソコン用のファイルも存在していましたから、それを使って最新のものにアップデートするのは容易でした。
しかし現在では、自分で昨年のデータから、引っ越しをした方の住所を書きなおしたりと、メンテナンスしないといけません。こいつは結構大変です。
メールしてきた彼女の様に、新入社員ですと、元々のデータが全くないので、年賀状を出そうとした人には個別に聞かないといけませんでしょう。相当に大変ですよね。
ま、個人情報が厳しく管理されるようになれば、名簿の流出などによって会社や自宅に、あの迷惑なマンションを買えだのの営業電話(それも失礼でシツコイ)が少しは減るとは思うのですけどね。
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コメント
うちの会社の部署でも、名簿はありません。年賀状も特に意識する人がいないと住所がわからない・・・ということで出しません。緊急連絡用の携帯の番号表だけは作成しているのが現状です。
もともと、ハガキは住所がみえてしまうので、嫌う人も多いようです。会社で一般の方にアンケートを発送する時も、ハガキだけ必ず「目隠しシール」を同封します。また、返信用封筒でも宛先がうちの会社で「宛先不明」になることはないので、差出人の記載欄は作りません。手紙の常識としては、差出人の住所と名前は書くのが普通なのでしょうが、今はそういうことも通用しなくなっているのですね。
投稿: AA | 2007.12.27 02:06
>AAさん
個人情報保護については、その主旨はなるほどと思うし、これまでの扱いがルーズに過ぎたという面は大きいと思うのですが、これが浸透してきますと、「行きすぎ」の面が見えてくるのではないかと思います。きちんと管理しているから大丈夫、と安心して任せることができる機関や組織が、どうかなっちゃった、という世の中といえるでしょうか。
投稿: チェス | 2007.12.27 07:22