商業期間1ヵ月
こんばんは、チェスです。
他にネタは無いのかよ~、タイトルに偽りありだな!と突っ込まれるのを覚悟の上で、何時ものスポーツクラブでの所感でございます。
何せ、安からぬ月謝、とは言わないな、月会費を支払っているからには、その施設の利用権を存分に使わなければソン、との貧乏人根性が、結果としてヒマさえあれば、足を上野駅へと向かわせます。
ロッカールームにて、今日は頑張ってマシントレーニングとトレッドミルの有酸素運動で身体をみっちり絞ってやるぞと、ロッカーから出してきたウェアに着替えていると、流れてくるのは既にしてクリスマス関係の音楽なんです。クリスマスソングの色々を、軽快なポップス系、洒落たソプラノ・サックスが奏でるジャズ・フュージョン系、果てはエアロビクスにも使えそうなダンスミュージックアレンジなど、様々に編曲されている奴が流れています。小生、何せ愚図で着替えに時間がかかりますし、お風呂から上がってきてからの仕度にも時間がかかるという、愚図オトコであるため、ロッカールームに流れる音楽は結構じっくり鑑賞?しているのです。
クリスマス・イヴは12月24日ですから、丁度1ヵ月先。
1ヵ月も先のイヴェントのために、もうスポーツクラブのBGMからして、そういう態勢になっているんですね。
無論、このイヴェントを最大限に活用しようとするのは各界多方面にわたっていて、銀座などを歩けば大きなクリスマス・ツリーの点灯イヴェントなんかをやっているし、街角のイルミネーションはすっかりクリスマス・ヴァージョンです。商業主義は、このチャンスを捉えて売り上げ増に結びつけようと利用しまくりです。
で、ここらで例年の小生であれば、例年の如く『だいたい、キリスト教国でもない我が国が、クリスマスばかりにこんなに浮かれてそれでどうする?菓子屋が儲かるだけではないか?一体何人の人が、クリスマス・イヴに教会のミサなどに出向くというのだ!』との持論を展開して、そのうちに段々一人で興奮してくる、という事になるのでありますが、今年限りにおいては事情が少し違いまして、ええ、申し訳ありません。商業主義に毒されている方に変節してしまっているので、
「早く予約しないと、いいレストランは埋まってしまうけど、クリスマスどうする?」
ってな相談を「将来のウチのカミサン」と相談していたのでございます。
でも、いい加減いい歳になってしまっている我々は、相談内容が老成していて、
「クリスマスって、不当に高いのよね~」
-そうそう!
「別に若い人のマネする必要はないんじゃない?」
-そりゃ、勿論そうだ!なら、1週間前に美味しいもの食べに行こうか!
「おじさんおばさんなんだから、地味にいこうね~」
と相成ったのでございます。一応商業主義に加担はしつつも、何のことは無いクリスマスに名を借りた、単なる晩御飯デートです。
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