道路幅員
こんばんは、チェスです。
小生は東京の下町に住んでおりますが、家から歩いて3分程の所に「新堀通り」という名前の道路がございます。結構な幅員があるのですが、おそらく東京都が管理する「都道」でもなく、区が管理している「区道」なんだろうと推測しています。
結構な幅員というのはどのくらいか?というと、両方向において楽に2車線が取れる程度の幅員なんですね。でも、両方向1車線づつしか取っていないという、贅沢な区切り方をしています。
ま、車線の取り方に余裕がある、ということは、こういった道の場合には大抵歩道の脇にパーキングメーターが設置されていて、つまりは決して無駄に余裕のある車線のとり方ではないのですけどね。
東京では、時々こうした「不思議に道路幅員があるのに、双方向1車線しか取っていない」という道路がございます。どんな道でも道路渋滞に悩まされている東京の幹線道路にあって、そうした道路の存在というのはどうなんでしょう。
これは、全くの私見ですので、厳しい突っ込みはご勘弁願いたいのですが、ひょっとするとこういった「余裕の車線取りをしている復員のある道路」は、ある経歴があるのではないか、と考えています。
その経歴とは何か?
「かつて『都電』が走っていた道路」
ではないか、というものです。
ま、あまりにサンプルが少なくて申し訳ないのですが、最初に書きました「新堀通り」は、小生の記憶では都電が走っていたのです。
皆様ご承知の通り、現在、東京都の路面電車である「都電」は、「荒川線」を除いて全て廃止されてしまいました。廃止された理由は単純明快、道路交通の主役自動車が多くなり、路面電車が邪魔になってしまったのです。路面電車の軌道を撤去すれば、それだけ自動車の走るスペースが増えますからね。
荒川線がどうして生き残れたかと言えば、この路線は殆どが専用軌道を持っていて、道路の自動車交通に干渉しなくて済んだからなんですね。
とすると、元々は電車の軌道が走っていて、その軌道が主役の道路だったとすると、軌道が撤去された後は幅員は余裕があるのではないかな~と考えた次第なのです。
勿論、国道、都道にも電車が通っていたのですから、そうした道路は軌道が撤去されたとしても、元々相当な自動車交通があったでしょうから、そうそう余裕の車線構成を取ることはできないでしょうけどね。
| 固定リンク
コメント