コーヒーショップにて
こんばんは、チェスです。
本日は、超短編小説風でいきます。
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ボクは、目の前の、たった今彼女が飲んで中身が半分ほどになった、カプチーノのカップの縁が、僅かにヴァーミリオンに染まっているのを見ながら、思い付いたことを口にしてみた。
あのね、怒らないで聞いてくれる。
ひょっとして、キミは○○なんじゃないの?
理由とか根拠とか、そんなものはまるでない。何となく、そう思っただけだけど、訊いてみた。
「ええーっ!」(あれ?この反応だと?)
「どうして?いつ、どこでそう思ったんですか?」(図星なのかあ)
うーん、いや、まぁ、何となく。
「どうしてわかっちゃったのかなぁ。あっ、こないだのクルマの中ですか?」
えっ?そんなことないですよ。
「何かそんな素振り見せちゃったかなぁ・・・そうです。実は○○です。」
気にしないで下さいよ。実はボクも結構○○です。そう悪いことじゃないですよ。
そう言い繕いながら、ビリー・ジョエルの名曲の最後の一節が頭の中を流れた。
I love you just the way you are
いつもこう、ありたいよね。
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ちょっとばかり気障な話でしたでしょうか。
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