疲れた?
こんばんは、チェスです。
ごく一部で、楽しんで読んでくださっているという、奇特な読者がいらっしゃるので、そうしたご期待に応えるためにも時折ではありますが、続きを書かせていただきます。
気が向くと書いている、超短編小説風です。
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10月後半に開催されるマラソン大会、その5kmレースに彼女が出ることになった。
「シューズは、普通のスニーカーじゃ、ダメかなぁ?」
珍しくボクは、これに関しては強く主張した。
うーん、できれば、いや、絶対、専用のランニングシューズを調達すべき!
確かに安くはないけれど、足、特に膝への負担が、普通のスニーカーに比べて全く違う。
「そうなんだ~。」
最新モデルを買う必要はなし。去年のモデルで、サイズの合う奴を見つければお買い得。
で、かなり強引な手段で専用ランニングシューズを買わせてしまった。
・・・
ところで、彼女にあげた我がスポーツクラブの施設利用券の利用期日が迫ってきたので、日曜日に来るという。
例のランニングシューズは、まだ下ろしていないそうなので、それなら内履き状態。
内履き状態なら、スポーツクラブのトレッドミルで足慣らしをしてもよかろうと思う。
というか、ぶっつけ本番でニューシューズは危ない。少しでも足に慣らしておかないと。
日曜日、ボクがステップのレッスンを終えた頃に、彼女がやってきた。
ストレッチを行って、二人並んでトレッドミルで走る。走る。
時折彼女の様子を伺うも、中々快調に走っている。訊けばシューズは足にフィットして、バッチリとの由。
良かった~。
無事に、ニューシューズの試運転は完了!
後は、少々マシンを動かして、マッサージチェアを体験してもらって、ゆっくりめの出る時間を決めて、お風呂に入って出てきた。
既に待ち合わせの椅子に座っていた彼女は寝てしまっていた。
ほんのちょっとだけど寝顔を眺めてから、膝をつついた。
疲れた?
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うーん、今回も出来はイマイチ。
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