« ナンじゃ~こりゃ~ | トップページ | もうすぐ車検 »

言いがかり

 こんばんは、チェスです。

 小生は活字中毒とでもいうのか、未読の書籍が手元に無くなってしまうと、これはちょっと不安になってしまいます。以前に読んで面白かった本や、「これは!」という本を読み返せばいいのですが、たまたま現在の様に会社が夏休みになって、これといって予定も立っていない(時間だけは無闇とある)状況になると、全く新しい本を開きたくなる。

 で、暑い中を、上野のスポーツクラブお出かけ用のリュックサックを背負って、ママチャリをこいで手近な「BOOK OFF」へと向かいました。
 何と言っても「105円均一コーナー」がいいですよね。

 しかも、立ち読みOKの本屋さんですから、涼むのにも好適。

 105円だから、普段はまず手を出さないであろう本も、ちょっと見てみようかという気になります。
 「恋愛道」(北川悦吏子) パラパラ拾い読みをして、少し面白かったので買ってみました。この人はかつて人気のトレンディードラマの脚本を書いている脚本家なのですが、エッセイも出していたんですね。
 で、読み始めたばかりで、いきなり言いがかりをつけるのはナンですが、大変に気になったので、やっぱり付けてしまうのです。
 「バンドエイド1枚の恋」という話があるのですが、問題の箇所を引用します。

『葱を切っていた私は、一緒に指まで切った。
 彼は、薬箱からバンドエイドを出して、私に渡してくれた。
 渡してくれたが、右手を切ってしまった私は左手しか空いてない。
 左手のみでぶざまにバンドエイドと格闘していたら、見かねた彼が、はってくれた。』

 如何でしょうか?皆さん、すんなり素直に読むことができましたか?

 私は、ここんところは明らかに矛盾している表現だと思いました。
 まず、「右手」を切るためには包丁を左手に持たないといけません。
 葱を切っていて、一緒に指を切ったのだから、葱を右手に持っていて、左手に包丁だ。
 すると、切った人(北川さん?)は左利きでないとおかしい、ということになる。
 マジョリティーの右利きだとすると、右手に包丁、左手に葱であるから、指を切るとなれば、普通は左手の指であろう。右手に包丁を持つと、右手の指はグーの形に近いから、右手に包丁を持ちつつ、右手の指を切るのはかなり困難と言わねばならないでしょう。(包丁によっては不可能ではない)

 従って、指を切った方は「左利き」であるという推測が自然である。
 が、すると、「左手のみでぶざまにバンドエイドと格闘」してうまく貼れないというのがおかしくなりますよね。左利きならば、左手で細かい作業は得意な筈で、簡単にバンドエイドを貼るであろう。
 どうして、もたもたした結果、彼に貼ってもらわないといけないのか?

 やはり指を切った方は「右利き」ということになるが、その場合には上記の問題が再び浮上する。

 北川さん、エッセイと称してフィクションをこしらえているのではないか?との疑念が沸いてきたのでありますね。
 もうこれは「言いがかり」としか言いようがないのでしょうけれども。

|

« ナンじゃ~こりゃ~ | トップページ | もうすぐ車検 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 言いがかり:

« ナンじゃ~こりゃ~ | トップページ | もうすぐ車検 »