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古本屋

 こんばんは、チェスです。

 昨日古本屋で買ってきた、お古のコミック、面白いのでどんどん読んでしまっています。
 ところで、この「古本屋」というシステム、現在の社会にはピッタリの良いシステムですよね。

 「3つのR」というのをご存知ですか?

 Reuse Reduce Recycle の3つの言葉の頭文字です。
 リユース、リデュース、リサイクル。最近は「循環型社会を目指して!」と、テレビコマーシャルにも登場しますから、これらの言葉もかなり広まってきましたね。
 リデュースは本来は「減少させる、減らす」という意味の言葉ですが、そこから「廃棄物を減らす」→使えるものはとことん使おう→形を変えて再利用、という意味で使われています。
 リサイクルは、「再生」の意味ですね。それまでは単なる廃棄物だったものを、原料として使うことによって、新しい製品に蘇らせるので、「再生」なのです。
 リユースは最も簡単。再使用、つまり一度読んだ本やコミックを古本屋へ売りに出し、これを読みたい人は新刊書店よりだいぶ安い値段で、古本屋から買うことができます。その代わり、本やコミックの状態は、勿論くたびれていますし、人によっては(前にどんな人が触っていたか分からない本は、ちょっと気持ち悪い)と思うかもしれませんね。ま、確かに本、新聞、雑誌というものは、これらは全部紙でできていますから、きちんと分別することによって再生紙原料として立派に蘇るので、リサイクルとしても容易であると言えるかもしれません。

 ただ、本やコミックを、単に再生紙原料として捉えてしまうのはもったいない。
 そこに存在する活字やマンガは、それ自身が文化と言って良いものなのですから、それからなるたけ多くの人に文化を伝播させたいじゃないですか。
 もっと大きく言えば、価値観の共有とでもいうか。
 新刊書店で買ってきて、自分だけが読んで、他の本と同じ様に縛って資源ゴミの日に出してしまえば、その本によって伝播されたのは自分だけなんですが、古本屋を媒体として何人かの人の手を経たとすれば、それだけの人たちに同じ世界が共有されたってことですからね。

 勿論、Book offなどが商売として成り立っているのはビジネスモデルとして単に優秀なのかも知れませんが、それだけではなくて古本屋は文化のリユースというのも担っていると思うんですよね。かなり大袈裟かもしれませんけれど。

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コメント

私の住んでいる近辺には古本屋さんが無いのですが、ミステリーに登場する古本屋が魅力的で好きです、レジナルド・ヒル、ローレンス・ブラック、などなど

投稿: テオ | 2007.05.04 20:37

テオさん、こんばんは♪

 小生は残念ながら挙げていただいたミステリーは未読なのですが、最近ハマっている人気作家の宮部みゆきさんの作品の中で、連作短編集とでもいう「寂しい狩人」の通しの主人公が古本屋の主人とその孫です。
 ミステリーと古本屋ってのは相性がいいのかもしれませんねぇ。

投稿: チェス | 2007.05.04 21:10

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