マイクロバス
こんばんは、チェスです。
先日の、クリスマスイヴの日、月例の「水夢王国の練習会」がありました。
水泳の練習会ですから、内容的には「コースロープはいらない?」に書くべきであり、その内容は本論ではございません。でも、「どんな練習をしているの?」と興味のある方は、上記リンクを貼りました水夢王国のサイトの「掲示板」をご覧下さい。熱心なメンバーにより、第31回練習会のレッスン内容がアップされておりますゆえ。
練習会の会場として借りているのは、東京の江東区夢の島にある、東京スポーツ文化館~通称「BumB」~の温水プールです。このプールへは、新木場の駅から歩いて15分ほどかかります。
先日は、練習会が終了後に参加者の面々といっしょにワイワイと建物の外に出てきましたら、建物の車寄せにマイクロバスがドアを開けて止まっていました。
このバスは、BumBと、新木場の駅、それに辰巳国際水泳場とを結んでいる、無料のシャトルバスである、ということが判明しました。乗ったことが無かったのですが、どうせ全員が新木場駅から帰るわけですから、乗ってみることにしました。
この日は他の利用者が乗ってこなかったので、練習会のメンバーの貸切バスの如きで、僅か5分の「貸切バス」でしたが、会社の社員旅行を思わせる雰囲気で面白かったです。
ところで、その時にも話題として出ましたが、マイクロバスというのは、かつては普通自動車免許で運転できる車両だったのです。これは、小生が自動車運転免許を取るために自動車学校に通っていた時も、教官から
「むかしは普通免許でマイクロバスが運転できたので、レンタカーでマイクロバスを借りて仲間でスキーに行ったものだ」
などという話を聞いて、覚えていました。
これは、普通自動車免許には乗車定員に関する制限規定が無かったから、という、言わば法の隙間をついた車両であったのですが、1970年に道路交通法令が改正されたことによって、乗車定員11名以上の車両を運転するには、大型自動車免許(又は二種大型自動車免許)が必要になったため、現在では普通自動車免許ではマイクロバスは運転できません。
その改正の時に、普通自動車免許でマイクロバスを運転していた人のために、「マイクロバス限定大型自動車免許」の試験が6ヵ月だけ行なわれたそうです。ということは、今でも「マイクロバス限定」という運転免許が存在することになりますね。
更にところが、来年2007年のいつか、道路交通法令の改正により、このマイクロバスは「中型自動車」ということになりますので、マイクロバスを運転するには中型あるいは大型自動車免許が要る、ということになります。でも、上記の「マイクロバス限定大型免許」は中型自動車免許になるのではなくて、引き続きこのまま存続するのだそうです。(以上、出典「Wikipedia」より)
小生が住んでいる台東区にも、一方向循環運転のコミュニティバス「めぐりん」が走っていますが、全国の自治体で走らせているコミュニティバスは、マイクロバスが使われていることが多いのではないでしょうかね。車体が小さいですから、既存のバス路線より、細い道を運行させることができますからね。その他、ホテルとか葬祭場、自動車教習所なんかの送迎用に使われていることが目立ちますね。
BumBも、辰巳国際水泳場も、公共交通機関の最寄り駅(それぞれ新木場と辰巳)から歩いて15分程度は離れていて、しかも民家の無い様な道ですから、夜間女性が1人で帰るにはちょっと心細いでしょう。そのためにも、このシャトルバスは良いアイディアであると思います。
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