カスタマーコーヒーマスター
こんばんは、チェスです。
既に報道されていると思いますが、「きく8号」の打ち上げは、種子島宇宙センターの射場付近に氷結層を伴う雲が観測されたということで、18日に延期になりました。
ところで、2週連続して「ゲートシティ大崎」のスターバックスに通って、コーヒーセミナーに参加していたのですが、この勢いで上級編にも申し込み、本日参加してきました。3週連続で土曜日は大崎通いでございます。
コーヒーの基礎的な知識とテイスティングのやりかた、美味しいコーヒーを淹れるための4つの基本、フードペアリングなどなどを勉強した後、上級編は如何に?とわくわくしながら出かけました。
上級編においては、これまでの一般的な「ドリップコーヒー」ではなくて、スターバックスが売り物にしている「エスプレッソ」に焦点を当ててのセミナーでした。
エスプレッソ=これはイタリア語で、英語に相当するのはエキスプレスです。つまり急行ですね。
じわじわと、重力を利用してコーヒーを抽出する方法がドリップ式であるならば、圧力をかけて短時間に急速に抽出する方法がエスプレッソです。抽出方法が違いますから、当然ドリップ式とはコーヒー豆の焙煎度合いも、挽き具合も異なります。焙煎は、更に深くなり、挽き具合もうんと細かい粉末状になります。
そして、エスプレッソマシンで出来てくるエスプレッソは、小さなデミタスカップにちょこっとなので、なんだか損をしたような、というか、「こんなちっとなの?」と言いたくなるような少しの量です。たぶん、スターバックスファンであっても、エスプレッソをベースにした「ラテ」や「カプチーノ」を注文する人が多く、その元となるエスプレッソを飲まれる方はマイノリティなのではないでしょうか?
そして、のんびり時間をかけて飲む普通のドリップコーヒー(スターバックスでは「本日のコーヒー」と言います。)と違って、エスプレッソはマシンから抽出される(これをプロは「ショットを落とす」と言います。)やいなや、即間髪を入れずに味わう、これが正しい味わい方なのであります。
急速抽出方法なので、味わい方も速攻でないといけないのですね。
この話を聞いて「本当かよ~」と内心思ったのですが、お店の方でも参加者に納得させるために、一人ひとりにエスプレッソのマシンを使って、エスプレッソを作らせます。
出来たばかりのエスプレッソは、綺麗に3層に分かれています。クレマ、ボディ、ハートというそうですが、この3層の命は短くて、10秒も経過すると、どんどんと酸化が進行して、全体が黒っぽくなってしまいます。全体が黒っぽくなってもエスプレッソには違いないのですが、エスプレッソそのものを味わうには、抽出したて、出来たてであり、これをベースにフォームミルクなどを入れたカプチーノ(泡が多い)やラテ(泡が少ない)などのドリンクは、できたばかりのエスプレッソを使って大急ぎで作らなくてはなりません。
小生も、作ってみました。ナルホド、出来立ては綺麗な3層に分かれています。そこで、速攻で飲んでみました。香りが良くて凄く美味しいです。酸化が進んで真っ黒になったのは、勿論コーヒーの味はしますが、肝心の香りが出来たてに比べると些か落ちます。
自分で作った「ラテ」(泡が少なかったから)も、格別な味わいで感動でした。
そして、3回のスターバックスコーヒーセミナーに参加した人は、スターバックスから「カスタマーコーヒーマスター」の認定を受け(つまり3回受ければ誰でも認定されると)認定証をいただきました。
今回のお土産は、マグカップにエスプレッソローストの豆、おやつのお菓子が入っていました。
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