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家庭でしっかり取り組むべき

 こんばんは、チェスです。

 毎朝、通勤駅で下車したあと、南北に走る国道を北に向かって進むため、暫くお日様をしょって歩くことになります。陽光が背中にあたって、じんわり暖かさを感じるのは、何とも言えずに気持ちが良いものです。


 さて、学校でのいじめ問題に端を発する小中学生の自殺。どうも連鎖的に続いている様で、憂慮すべき事態です。
 それにしても、マスコミからの質問に対して、校長の回答がころころ変わるのはいかなるわけか、まぁ自殺してしまう校長もでてしまう始末で、こちらはこちらで、教育委員会という大きな権限を持った教育行政の構造というものに、なにやら問題が潜んでいる様に思われてなりません。

 さて、小中学生の自殺は、只でさえ少子化で子供たちが少なくなっているところにもってきて、どんどん有為な子たちが死んでしまったら、日本は滅びてしまいます。どうにかしなくてはなりません。

 原因は、これは火を見るより明らかで、陰湿ないじめにあるのです。
 自殺予告の手紙を書く子供にばかり社会の目が向き、「決して死ぬんじゃない」と止めて、カウンセリングなどで立ち直らせるのは、ともかく対症療法として必要なことでしょう。

 しかし、加害者、といって悪ければ、いじめに加担している方の子供はどうなのか。対策は必要ないのか?上記の対症療法と平行して、こちらを考えていかなければ、現在の問題は決して良くはなりません。
 なぜかやたらと、今の問題の責任を学校に取らせる流れがありますが、子供の教育というのは学校だけに押し付けるわけにはいかないでしょう。学校の先生は、最早サラリーマンです。そんなに多くのことが期待できるわけはありません。

 家庭でこそ、まずいじめの問題を掘り起こしていかなくてはならんと思います。
 ご両親は、小中学校に通っているお子さんと、いったいどれほど学校での出来事に関してお話をしているでしょうか。家庭におけるコミュニケーションの欠如は、両親から子供たちの行動に関するコントロールを失います。いじめに加担している側というのは、家庭においてはそんなそぶりを微塵にも見せない、普通の子なのです。子供はしばしば、「安全保障のため」といえばオーバーなら、「保身のため」にマジョリティーに回ります。一たびマイノリティーになってしまうと、いじめにあう恐れがあるからです。このあたりは、実に微妙で恐ろしいものがあります。親が考えるより、はるかに子供の社会はデリケートなバランス社会です。

 もっとも、子供社会というのは、我々大人の社会の縮図と捉えることができるのかもしれません。
 勝ち組と負け組の二極化、成果主義、子供たちは、かなり我々大人の社会をシニカルに眺めています。どうもこうも、あまり夢のないつまらない社会が、子供社会へも反映しているのかもしれないですね。

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子どもが死ぬのは 大人の責任だよ。 親に心配をかけたくないと思っていたこと。普段 [続きを読む]

受信: 2006.11.16 12:13

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