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こじゃれた○○

 こんばんは、チェスです。

 このネタは、確か「トリビアの泉」で取り上げられたかもしれないな、と思いつつも、ま、我がブログの方は圧倒的に狭い読者層(一日のアクセス数は100に届きません)ですから、なんだ、古いネタを使い回しやがって!とバカにされる読者も少なかろうと思います。

 よく、
 「駅の東口に新しいお店ができたよね~、こじゃれた感じのさぁ、今度行ってみない?」

 などという用法などで聞くと思いますが、この「こじゃれた」という言葉。
 「小洒落た」=少しおしゃれな、という肯定的なニュアンスと(前の用例はこれですね)洒落てはいるが、それほどでもない、2流である、というちょっと否定的なニュアンスの意味がある様です。
 どちらかというと、肯定的なニュアンスで使われることが多いでしょうか。

 どちらにしても、「洒落た」という形容詞に、「小」という接頭語がくっついてできた言葉ですね。
 ちょっと調べてみたところ、この言葉の歴史は意外に新しく、昭和の末か、平成になってからすぐの頃に流行し始めた言葉らしいです。そうすると、造語されてから20年も歴史はありません。

 ところが、同じ「こじゃれた」と発音するものの、全く異なる意味を持っており、こちらの歴史はずーっと古い言葉がございます。
 「こ戯れた」と書きます。意味は、「戯れ事」の形容詞形であり、「ふざけた」という意味で、おそらくあまりよろしい意味ではないでしょう。「あいつはどうも、こ戯れた奴で・・」と言えば、誠意がなくふざけた男で、あまり信用がおけない、とのニュアンスを感じます。

 もっとも、この様に文字にして、初めてその様に読めるのであって、口語で「あいつはこじゃれた奴」と言えば、現代では「小洒落た奴」の方が圧倒的に通りが良いですから、「お金をかけてお洒落はしていないけれど、こざっぱりしてそこそこセンスは良い」といったような、言わばほめ言葉になってしまうのかもしれません。

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コメント

ご無沙汰しております、れいあうとです。
私としては、「こ」が接頭語につくのは否定的なニュアンスの方がより多く感じられます。
「バカ」にされるより「小バカ」にされるほうが屈辱的ですし、「生意気」よりも「小生意気」のほうが憎らしい、「利口」よりも「小利口」のほうが要領よく立ち回っていそうな気がするし...が、しかし!
ここでハタと思いました「粋」と「小粋」はどうなんでしょうか?
私、どちらにも縁がありませんが、どちらかでも言われたら相好崩すこと間違いありません、理想です。

投稿: れいあうと | 2006.06.03 23:36

 れいあうとさん、おはようございます。
「こ」が接頭語として出来上がる言葉のニュアンス、面白い研究かもしれませんね。たくさん集めてみると、何か傾向が見えてくるかもしれませぬ。

 「粋」と「小粋」かぁ、これは「小粋」もいい感じに聞こえますね。小生も無縁の世界ですけれども。

投稿: チェス | 2006.06.04 06:29

わたしは、何度か
「フリッパーさんって、いつも小奇麗にしているよね」
と言われた事があります。
女性としては(それがお世辞であっても)「小」を付けずに
「キレイにしてるよね」と言われたいのが本音なので、チョット複雑な
気持ちもしましたが、改めて辞書で調べてみると
『整っていて、さっぱりとした快さの感じられるさま。』
と載っています。

今回のチェスさんの記事を読んで、改めて辞書で調べ
「あ、なんだ、フツーに誉められていたんだ?」と嬉しくなった
単純なワタクシであります~。

投稿: フリッパー | 2006.06.05 02:29

 フリッパーさん、おはようございます。

 「小奇麗」か・・・これは、ネガな印象はあまりなくて、私としては良い感じに聞こえますねぇ。「小」という接頭語をつけた言葉が、ニュアンスとしてどうなるか、なんだか様々なケースがあって、益々面白いのであります。

投稿: チェス | 2006.06.05 07:29

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