阪急電鉄
こんばんは、チェスです。
昨日、携帯電話からちょこちょこと記事を投稿いたしましたように、阪神競馬場に行って来ました。
愛馬の成績の方はちと残念でしたが、そちらは「ラフィアン鳥越支部」に回顧したいと思います。
小生が今回書くのは、二十数年振りに乗車しました、阪急電鉄についてです。(今年の4月から、阪急電鉄グループは純粋持株会社「阪急ホールディングス」に移行しましたので、株式の銘柄としては阪急電鉄というのは無くなりました。)
新大阪で、地震だ雪だでかなり遅延した新幹線を降りて、やはり遅延運転している在来線に乗り換えて、大阪へ。
JR大阪駅の目の前には「ヨドバシカメラ」の巨大なビルがございました。
阪急のターミナル駅名は「梅田」であり、「大阪」ではありません。そのせいでしょうか、乗り換えには駅連絡通路というものはなく、一旦駅の外に出て、ほんの僅かですが歩く必要があります。
阪急電鉄はこの梅田ターミナルを中心に、京都の河原町、宝塚、神戸の三宮を結んでいるのが幹線で、他今津線などがあります。
さて、梅田ターミナル駅。
実に堂々とした建物で、頭端式のプラットフォームが並んでいます。そして、小生が高校生の時に京都嵐山で乗った、あの「マルーン」色の電車が健在です。
午後1時30分、三宮行きの特急電車が発車しました。
と、真ん中のプラットフォームからも、小生の電車からは向こう側のフォームからも、ほぼ同時刻に電車が発車しました。それぞれ、宝塚行き、京都の河原町行きなのではないかと思います。
関東の私鉄では、同方向同時刻に3本の電車が発車する、という光景は、中々お目にかかれませんので、大いに驚いてしまいました。
特急電車の最初の停車駅である「十三」(じゅうそう、と読む)まで、3本の電車は併走しました。
「歴史と伝統ある、阪急電鉄ここにあり」という感じがします。
つまり、梅田-十三間は、複々線どころか三複線になっているんですね。
これは、関東の私鉄各社に大いに見習って欲しいところです。
阪急というと、古くからのファンは「阪急ブレーブス」(現在のオリックス)、あるいは、宝塚歌劇団と連想する方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、本業の鉄道会社としても、うーん、地味な車両であるけれど、地道にきっちり仕事しているぞ、という好ましい感じがします。
聞き馴染んだ「○番線」というのではなくて、阪急の場合は「○号線」という、国道の呼び方みたいな言い方をします。何か理由があるのでしょうが、面白かったです。
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コメント
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チェスさま、こんにちは。
日帰りで行って来られたのですね。名古屋~米原あたり、特に途中の関ヶ原は凄い雪だったと思います。それと、11時の地震。わたしの京都の自宅では、ほんのちょっと揺れましたが、新幹線では停電してたのですね~。
阪急の梅田駅、なかなか壮観ですよね。駅を取り巻く「阪急○×番街」だけでも、もう立派な「一地域」を形成してます。(わたしもたまに迷います。)淀川の鉄橋を 阪急電車ばかり3台 同方向に併走するさまは、威厳を示すかの様で 圧巻です。あの豪勢さ、たしかによそではお目にかかりませんね。まぁ、他路線と共用しないお陰で、一路線でトラブルがあっても、他路線への影響がないのですが。
投稿: かつしこ | 2005.12.25 15:19
かつしこさま、コメントありがとうございました。
電車のデザインの色がずーっと変わっていないというのは、一面地味な印象なんですが、しかしそんなことはほんの枝葉のことじゃないか、と思えるのが阪急電鉄の走りっぷりでした。
投稿: チェス | 2005.12.25 23:43