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ゴルフ場経営

 こんばんは、チェスです。

 丁度1週間前の先週の金曜日、勤務先の顧問弁護士の先生が主宰されている研究会がありまして、参加してきました。研究会の会員が持ち回りで色々なテーマについてお話をするのですが、勉強になることも、単純に面白く興味のあることもあり、半年の1回の研究会を楽しみにしています。

 今回のテーマは、「あるカントリークラブ(ゴルフ場)の財務分析」というものでした。
 元々この研究会の会員には、公認会計士、税理士、保険代理業といった、「数字に強くないとやっていけない」お仕事の方が多いので、財務分析などはお手のものなのでしょうが、小職の如く学生時代に数学の単位を落としまくって卒業できるかと思われた人間にとっては、結構ハードルの高いテーマです。

 財務分析を行う時の基本は、「損益計算書」というのと「貸借対照表」という2つのデータを使います。損益計算書は、ある一定期間における企業のお金の出入りを示したもの、貸借対照表は、ある時点での企業の収支のバランスを示したものです。このため損益計算書はP/L(プロフィット/ロス)、貸借対照表はB/S(バランスシート)などと略記されることも多いです。但し正式な英語では別の言い方になるそうです。最近ではこの2つに加えて、「キャッシュフロー計算書」というのも重視されるようになりました。これはまだ勉強していないので、知りたい方は本でも読んでください。解説書がたくさんございます。

 研究会では、実在する実際の2つのカントリークラブの数字を使って、色々な分析が行われました。差し障りがあるといけないので、クラブの名前は出しませんが、この時に私が感じたのは「ゴルフ場経営というのは、存外本業ではほとんど儲かってはいないのだな」ということです。それでも経常利益(本業以外の部分の収益と費用を計算に入れたもの)にすると、儲けが出ているのは、本業とは言えない部分で儲けている割合が大きいということなんですね。勿論、研究会で使用したサンプルがたまたまそういう傾向であったというだけで、実際は普通に本業部分で儲けているゴルフ場も多いのだ、ということかもしれませんが。

 小職はゴルフというものをやったことがありませんので、ゴルフ場にも縁がありませんが、たまにテレビでちらっと流れるプロゴルファーの試合の中継を見ると、ゴルフ場というのは非常に維持にお金のかかりそうな人工庭園のようだ、と思われます。競馬場の芝コースは、オーバーシードと言いまして、野芝の上から洋芝の種を撒き、一年中緑の芝コースになるように馬場造園課の方々が努力されているのですが、ゴルフ場のグリーンというところ、あそこの芝はまさか人工芝ではないですよね。あのグリーンの維持だけでも相当に大変だろうなと思われます。
 一方で、ゴルフは確かに大衆化が進み、会社勤めのサラリーマンでもゴルフをやっておられる方が多いですから、ゴルフ場の需要はそれなりにあるのでしょうが、それらの人たちの多くは週末しかゴルフはできませんから、たぶん平日のゴルフ場というのは会社を引退した裕福な年金層とか、恵まれた奥様方といった方が利用するくらいで、空いているのではないかと想像します。
 バブル期には、ゴルフ会員権が資産としてもてはやされましたが、今やそんなことはなく、そうなるとゴルフ場経営のうまみはどんなところにあるのでしょうね。

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