店舗統廃合
こんばんは、チェスです。
金融界の再編成によって起きた、大銀行の様々なアライアンス、合従連衡と言ってもいいのでしょうかね。旧財閥系同士が合併して三井住友銀行が出来たなんて時は、随分びっくりさせられたものですが、一連のアライアンスも、東京三菱銀行とUFJ銀行の合併をもって、ひとまず終息ということになるのでしょうかね。
この、東京三菱UFJ銀行と、みずほ銀行、それに先に挙げた三井住友銀行で、3大メガバンクということで進んでいくのでありましょう。
一時期は、不良債権の処理が進まずに、銀行を救済するために税金が投入されるという事態にまで行きましたが、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」とでもいう国民性のせいか、目下各銀行は今や不良債権の処理も目処がつき、結構な儲けを計上しているそうであります。
税金まで投入して、立て直しを計ったのですから、各銀行は預金者にきちんと儲けを還元してもらいたいものですね。
でも、上記の様に合併が進みますと、避けて通れないのが店舗の統廃合。
大都市圏においては、どうしたって合併によって同じ銀行の支店が同じエリアで競合してしまう、という事態が発生致します。
合併による効果を考えるならば、店舗の統廃合によって業務の効率化や人を減らせると考えるのは、経営者としては当然のことなのでしょうが、利用者側からすれば、どうもあまりメリットは見出せません。
どころか、小職の住む下町の町会に、唯一存在していたメガバンク、みずほ銀行の支店が、統廃合によって無くなってしまう、というニュースが入って来ました。
まぁ、最近はコンビニやスーパーにATMが設置されていますから、通常の振り込みや預金の出入金については、確かにさほど不便は無いのです。
しかし、「窓口業務」というものも確かに存在していて、店舗の統廃合によって、この窓口の混雑はかなり激しくなっています。
20分とか、平気で待たせるのですよね。
店舗を統廃合して、利用者を遠くの支店にまで来させるのであれば、窓口業務は迅速に待たせず、是非お願いしたいところです。
ところで、小職の勤務先への途上でも、みずほ銀行の支店が一つ、統廃合によって消えました。まぁこの支店は、歩いて3分位の所にもう一つ駅前支店がありましたから、無くなるのは時間の問題かな、と思っていました。で、みずほ銀行の支店が無くなって、暫く板が張られて中が工事されている様子だったのですが、最近ガラス張りの内部が見える様になりました。内装工事が急ピッチで進められている様であります。何のお店になるのだろう、と興味を持って毎日前を通っていましたが、「スタッフ大募集」の張り紙を見て、判明しました。小職が何かとお世話になっている、紳士服のK社のお店ができるみたいなのです。
今までは、浅草橋のお店が無くなってからは、地下鉄で途中下車をして、文京区春日のお店に行くなど、不便を感じていましたが、これからは会社帰りに気軽に寄ることができる様になり、こいつは便利になるぞ、と思っています。
« 続 自転車買い替え | トップページ | 「はやぶさ」大ピンチ! »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- ポイント還元の件(2019.10.20)
- いよいよアメリカ中間選挙(2018.11.05)
- 中間選挙(2018.10.23)
- 現状肯定?(2014.12.09)
- 盛り上がるかな?(2014.01.15)
コメント