やったぞ!「はやぶさ」タッチダウン・サンプル採取に成功!
こんばんは、チェスです。
小職がブログに書かなくても、本日(11月26日)のテレビニュースや夕刊紙に報道されておりますから、もはやご存知と思いますが、JAXAの小惑星探査機「はやぶさ」が、本日朝、小惑星ITOKAWAへの降下、着陸、サンプル採取に成功したとの事です。
昨日の記事にも書きました通り、はやぶさは昨日の夜から降下を開始、本日朝7時過ぎに、小惑星ITOKAWA表面への着陸を行ないました。
その時の、宇宙科学研究本部(相模原)の管制室の様子は、インターネットにより中継されておりましたので、小職はその様子を見ておりました。
残念ながら音声信号はなく、画像のみではあったのですが、管制室に非常にたくさんの科学者、エンジニアの方々が集まり、非常に緊迫した様子であることは見て取れました。そして、ある瞬間、何人かの方が拍手をして、ある科学者が(後で、この方は宇宙研の的川教授らしいと思われます)カメラに向かって笑いながらVサインを出しているのが見え、これはどうやら、良いデータがはやぶさから送られてきたらしいぞ、と思われました。
昼頃になると、はやぶさによるサンプル採取のための一連のシーケンスが実施されたことが発表され、これでいよいよ「はやぶさによるサンプル採取成功」が確信されたと言えます。
こいつは、本当に凄い快挙であり、日本が世界に誇りうる科学的成果と言って良いでしょう。もっとも、サンプルを地球に運んで来るまでは、まだ遠く長い「帰り道」が残っているのでありますが、ともあれJAXA/宇宙科学研究本部の「はやぶさ」プロジェクトチームの皆様、また、はやぶさに関わった全ての関係者の皆様に、「おめでとうございます。はやぶさはよく頑張りましたね」と言いたい気持ちです。
さぁ今度は、大切なサンプルの入ったカプセルを地球まで持って帰るという仕事が残っています。たぶん燃料はギリギリの所でしょう。
まだまだ頑張れ!はやぶさ!
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