徒歩で帰宅演習 その2
こんばんは、チェスです。
昨日実施した、大地震に備えての徒歩帰宅演習の後半部分です。
上富士の交差点あたりまでに1時間くらいで行ければ、家まで2時間あれば帰れるのではないかと考えていたので、前半は順調でした。
しかし、そいつは少々甘かったのでした。
豊島区をほんの少しかすめ、文京区に入った頃から、足がだんだんツラくなってきました。全行程2時間と見ており、半分を歩いたら休憩しようと考えていたのですが、そう思うと、道は寂しくなって、スタバもドトールコーヒーも見当りません。
南北線の駅は、駒込の次が本駒込。このあたりはお寺がたくさんあり、ということは静かで暗い町並みです。
休憩しようにも、コーヒー屋がありません。
文京区の向丘2丁目、というあたりにさしかかります。どうもこのあたりから、歩くペースがめっきり落ちてきました。
当初の目論見では、上富士交差点を半分と見て、残り1時間のうち、蔵前橋通りへの分岐点まで30分、残りの行程は下る一方だから、30分で歩ききる、というものでしたが、どう考えても7時25分までに蔵前橋通りの分岐まで行くのは無理、という感じになってきました。
それに、どこかで休憩してしまったら、今の感じだと30分くらいは留まってしまいそうです。
ならばいっそ、休憩無しで頑張った方がいいのではないか、と思いなおしました。
やがて前方に東京大学の森が見えてきました。地下鉄南北線「東大前」の駅も過ぎました。王子神谷からは5つ目の駅になります。
なんと無く元気が出て、少しペースを取り戻しました。ところが、東京大学のキャンパスは広大で、行けども行けども尽きません。
やっと本郷3丁目の交差点に着きました。この時既に7時25分になっていました。
蔵前橋通りの分岐は、未だ先になります。
更に5分程で、やっと本郷通りから蔵前橋通りに入ります。考えていたより5分以上遅れています。
中央通りとの交差点、末広町まではずっと下り坂です。しかし最早足は思う様に動きません。下り坂が辛いです。
やっとの思いで、JRの高架をくぐり、右手にヨドバシAKIBAをちらりと眺め、昭和通り、首都高速をくぐり、台東区に入ります。あと少し。
最後の1kmは、ヨタヨタという按配で、何とか帰宅致しました。時計を見ると、8時を3分過ぎていました。つまり、会社を出て2時間8分。
2時間で帰れるか、と考えていましたが、8分オーヴァーしました。
でも、本当に大地震が来たとしたら、こんなものでは帰れないでしょう。この倍の時間は覚悟しないといけないと思いますし、水や携帯食料くらいはあったほうがいいと思います。
ま、疲れました。
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