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2005.10.12

フライング

 こんばんは、チェスです。

 先日の日曜日、小職が会員となっているクラブ法人の、一口シェアしている馬がデビュー戦を迎えましたので、府中競馬場に行ってきました。その結果は、「ラフィアン鳥越支部」をご覧下さい。
 毎週の土曜日、日曜日には、中央競馬の準メイン競走、メイン競走は、地上波テレビでも中継放送されますので、余程のファンでない方はご覧にはならないでしょうが、日本ダービーや有馬記念といった、「普段は競馬には興味も関心もない」方であっても、ちょっと馬券を買ってみようか、という大レースについては、テレビ中継をご覧になったことはあると思います。

 その中継で、レースの模様を見るとわかりますが、競馬のスタートは、「スターティング・ゲート」というものを使っています。前と後ろに扉のついた、狭い箱の中に騎手の乗った馬を入れて、スターターの操作によってゲートの前扉を開くことで、スタートします。
 ただ、レースのタイムは、ゲートの前扉が開いた時ではなくて、ゲートから少し前方に位置している計時係りが、目の前を馬が通過すると同時に振り下ろす旗と同時に計時を始めています。ですから競馬のスタートは、「助走つき」と考えると良いと思います。

 「助走つき」で思い出しましたが、競馬ではなくて、我々人間の陸上競技とか水泳の競技のスタート、普通は助走はなくて、静止状態からのスタートですよね。
 スターターのピストルの合図で、一斉スタートなんですが、仮に合図より先に飛び出してしまうと、当然これは反則で、競技によっては一発失格ということになってしまいます。
 我々は、この「合図より先に飛び出してしまうスタート」を、フライングスタートとか、略してフライングと言っていますけれど、英語で「flying start 」と言うと、こいつは「助走つきのスタート」の意味になるので、ちと注意が必要です。言ってみれば、競馬のスタートは、タイム計時的にはフライングスタートということになります。
 ならば、合図より先に飛び出してしまったスタートは、と言えば「a false start」が正解です。

 競馬のスタートで、失敗してしまったスタートと言えば、通常「出遅れ」です。
 ゲートの前扉が開いたのに、馬がタイミング良く飛び出していかないケースで、これは2、3レースに1頭くらいはいます。
 先に飛び出してしまう奴はなかろう、と思われますが、実は時たま、発生いたします。

 馬の力は強いので、閉まっているゲートの前扉を強引に押し開けて出ていまう場合や、ゲートの前扉の下をくぐってしまう場合などですね。

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