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Dr.Strangelove Or:How I learned To Stop Worrying And Love The Bomb

 こんばんは、チェスです。

 今日の記事のタイトルは、映画のタイトルです。
 中学生の時、何故か戦争映画大好きな悪友2人と、この映画がかかっているという小さな映画館に、この映画を見に行ったことを覚えております。
 邦題は、
 「博士の異常な愛情 または、私は如何に心配するのを止めて、水爆を愛するようになったか」
 となっています。うーん、でもこの邦題、または・・以下はいいとしても、「博士の異常な愛情」はどうも誤訳なのではないの?という気がして、仕方ありませぬ。

 かなり昔の映画で、白黒フィルムです。鬼才・スタンリー・キューブリック監督による、確か1964年の作品です。小職が生まれて2年後か・・

 強烈なブラック・コメディーといっていい、キューブリックの傑作だと思います。米ソが核兵器をお互い相手方に突き付けて睨み合っている、所謂「米ソ冷戦時代」でありますね。
 ソ連による不意打ちを防ぎ、万一の核攻撃に対しては報復攻撃を行なうために、当時アメリカ戦略空軍は、ソ連領内から一定距離の所を、水爆を搭載した戦略爆撃機=B52を、昼夜分かたず飛ばしておりました。


 その戦略空軍の基地司令官の一人が、気が狂ったのか、なんとソ連への水爆による攻撃命令「R作戦」を、自分の指揮下にある爆撃機隊に発令してしまうのです。
 とんでもないことになりました。R作戦を中止させる暗号は、その司令官しか知らないのですが、空軍基地を同じ米軍に包囲され戦闘となったあげくに、司令官は自殺してしまいます。
 一方、米国大統領はソ連の首相にホットラインで緊急事態を連絡。その結果、さらにとんでもないことがわかりました。ソ連は、アメリカからの核攻撃があった場合には、自動的に発動する「皆殺し兵器」を開発していたというのです。
 どうでも、B52は引き返させなくてはなりません。奇蹟的なことに、自殺した司令官の副官が、作戦中止暗号を解くことに成功しました。
 世界は破滅から救われたかに思われました。
 が、ただ1機だけ、ソ連の地対空ミサイルに損傷を受けた、コング少佐率いるB52だけが、通信機の損傷で中止命令が受信されず、燃料漏れで当初の目標を変更し、なにも知らずに作戦遂行を続けていたのです・・・B52が飛ぶバックには「アメリカ賛歌」が延々と流れます。

 何しろ面白いです。映画の古さをほとんど感じません。面白いのに、笑えないという、不思議な映画です。
 ピーター・セラーズが何と1人3役を演じています。(本当は4役演じる筈だったらしいです。)

 DVDでご覧になれます。お勧めの1本です。

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