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「すざく」ファーストライト

 こんばんは、チェスです。

 X線天文衛星「すざく」のX線マイクロカロリーメーターが機能しなくなってしまい、どえらい衝撃を受けたJAXAでございましたが、しかし、気を取り直して、他の生き残っている2基の観測装置のうちの1つX線CCDカメラを使った、ファーストライト(望遠鏡の最初の観測画像)が公開されました。

 我々の銀河系の2つの伴星雲(という言い方は現代天文学ではしないのかな、伴銀河?)のうちの1つ、小マゼラン雲にある超新星の残骸に向けられた、すざくのX線CCDカメラは、見事にこの超新星の残骸から発生しているX線を捉えておりました。
 もう1台の観測装置も、これから立ち上げに入り、X線の目をもって、全く新しい宇宙の姿を捉えてくれると思います。

 JAXAは、「ペンシルロケット水平発射イヴェント」というものを企画・実施致しました。
 ペンシルロケットとは、戦後の日本が宇宙開発をスタートするにあたって、最初に作ったロケットでありまして、文字通りの「鉛筆のような」小さなロケットでした。そして最初の飛翔実験は、何と大空へ向けてではなくて、地面と水平に発射する実験であったのです。
 今回のイヴェントは、これを再現することだったのですね。
 ペンシルロケットから始まった日本の宇宙開発を企画指揮したのは、東京大学の糸川英夫博士。
 この東京大学からの宇宙科学系のロケットは、着実な歩みで進歩、発展を続け、現在はM-V(ミューファイブ)型ロケットになっており、固体燃料ロケットとしては世界でもトップレヴェルの性能のロケットになっています。
 そのM-Vで打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」は、目的地の小惑星「ITOKAWA」にあと1万数千kmのところまで迫り、到着は目前です。

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