« 中島美嘉さんライヴ 感想の続き | トップページ | 都議会議員選挙 »

JAXAの宇宙研は忙しい

 こんばんは、チェスです。

 今日から7月です。ということは、今年も半分終わってしまったということです。
 毎年、どんどん時間の経過が早く感じられる様になりますねぇ。人間誰しも、持ち時間というものは決まっているのでしょうから、時間は大切に、あまりぼーっと過ごさない様に致しましょう。
 などといいつつ、そう大した毎日を送っている訳でもないのですが。

 ところで、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の中の、宇宙科学研究本部(組織統合前の「宇宙科学研究所」ですね)は、たぶん大忙しの7月を迎えていると思います。

 先ずは、いつぞやもご紹介致しましたが、ASTRO-E衛星のやり直し衛星であるASTRO-EII衛星の打ち上げが7月6日に迫っています。本来の予定では6月中に打ち上げということでしたが、前の打ち上げの失敗が、ロケットのノズルの破損により、所定の軌道に乗せられなかったことから、3段目のノズルを改良型のものに交換するという作業が入ったため、打ち上げが延期されたのでした。
 前の記事でも書きましたが、本来日本のX線天文学は、世界のフロントランナーとして数々の成果を上げてきました。ところが、前回の衛星の打ち上げ失敗などでもたもたしているうちに、アメリカと欧州とからそれぞれ新鋭のX線天文衛星が打ち上げられ、日本の「あすか」衛星はすっかり性能的に遅れをとってしまう事になりました。ここは一つ、改良なったM-V型ロケットによって、見事にASTRO-EII衛星を軌道に乗せて、日本のX線天文学を再び世界のトップへ持って行ってもらいたいものです。


 そして、この夏の宇宙研は、もう一つのビッグイヴェントが控えています。小惑星探査機「はやぶさ」が、目的地の小惑星「ITOKAWA」に到着するのです。
 はやぶさは毎日刻々とITOKAWAに接近しつつあり、7月1日現在、その距離は16万kmと少しにまで来ています。(宇宙研のホームページより)同じページに、参考となる距離が載っておりますが、月と地球との距離が、概ね38万kmだそうですから、現在では月-地球間の距離の半分にも満たないところまで接近している、ということになります。
 でも、地球から見ると、ITOKAWAの現在位置は、太陽を挟んで向こう側の方であり、こちらは相当に遠い。ということは、探査機「はやぶさ」に何か指令を送ろうとしても、はやぶさに届くまでにはかなり時間がかかってしまう、ということです。肝心な時に、指令が遅れては、これまでの苦労が水泡に帰してしまいます。
 それではやぶさには、自分で判断して小惑星ITOKAWAにうまいこと接近する、自律航行システムが搭載されているそうです。万一のことがあっても、危険を自分で回避するようになっているのだとか。

 はやぶさは、上手く行けば小惑星の岩などのサンプルを地球に持ち帰るという大仕事をすることになっています。本当に上手く行けば、無論世界で初めてです。宇宙研のスタッフにとっては、暑いというより、「熱い熱い夏」になることでしょう。

|

« 中島美嘉さんライヴ 感想の続き | トップページ | 都議会議員選挙 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: JAXAの宇宙研は忙しい:

« 中島美嘉さんライヴ 感想の続き | トップページ | 都議会議員選挙 »