都議会議員選挙
こんばんは、チェスです。
一時はカラ梅雨か?と騒がれ、事実西日本では雨が少なく、色々な所に影響がでそうだと心配されていたら、ここに来てどかっとまとまった雨が降り、水不足の心配からは一時的に解消された様ですが、その雨もあまりに集中的に降りますと、これはこれで災害が発生します。
うまくいかないものです。
東京も、数日猛暑が続きましたが、そこはやはり梅雨。それらしいお天気になってきました。
明日(7月3日)は、東京都議会の議員選挙です。小職が住んでいる台東区の場合には、定数は2議席で、これを自由民主党と民主党の現職2人と、日本共産党の新人1人の3人が争う、という形になっていますが、現職2人はさすがに強く、言ってみれば無風の選挙区であり、盛り上がらないことおびただしいです。
今、自由民主党と民主党、とあっさり書きましたが、自由民主党は通常「自民党」と略して書かれたり言われたりすることが多いですが、民主党の方は、これが正式の党名なんですよね。それで、他に小沢一郎党首が率いる自由党というのがあって、この自由党が民主党に合流する形で、今の民主党が形成されている訳です。
与党は、自由民主党、最大野党の民主党は、民主党と自由党の合併政党。うーん、英語で表記していったら、なんだか混乱しそうです。
選挙の投票率が、国政選挙においても、地方政治の場においても、年々低下していることが憂慮されていますよね。本来政治家となる方々は、それぞれの政策を持って有権者にアピールし、我々有権者は、自分の考えと出来るだけ近い人を、アピールしている政策において比較検討して、一票を投じるべきではないかと思います。
しかしながら、マスコミが行なう有権者の投票行動理由のアンケート結果などをみてみると、「自分の支持政党の候補者だから」などといった曖昧なものが多く、いわんや投票にいかないで棄権した人に至っては「投票したい候補者がいない」などといった、本気で選挙を考えているのか、と思えるような棄権理由があります。
現在日本政府は、深刻な財政赤字という状態です。
日本政府ばかりではなく、東京都においても、小職の住む台東区においても、財政状況が極めて逼迫していることに変わりはありません。
何とか、この財政赤字を少しでも減らして、健全な財務状況にしていけなければ、行政の行なう様々な事業が後退してしまうのです。なので、「行財政改革が必要である」なんていう話はもうかなり以前からあるのであって、多くの政治家は「そんなことは承知している」と口を揃えていいます。「総論賛成」なのです。
でも、それなら、そのために具体的にどんな政策を打っていくのか、となると、これは様々です。国の与党である自民党の中でも、様々な考えの議員がいるものですから、行財政改革と言ったって、さっぱり進まないのです。
明日ある東京都議会議員選挙の場合には、都政ということになるのですが、有権者たる我々は、各議員の「各論」である政策を見極めて、投票行動に出ないといけませんでしょう。
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» 「選挙カー」は規制・廃止すべきでしょうか? [「市民会議」〜日本と世界の未来をみんなでつくろう〜]
今日(7/3日)が「東京都議会選挙」の投票日ということで、昨日まで東京都内では、いわゆる「選挙カー」がまちの中を走り回っていました。
この「選挙カー」は、投票日や立候補者名を有権者に知らせる効果はあると思いますが、候補者名や政党名を連呼するばかりで経歴や政見はほとんど伝わらず、世論形成や投票の意思決定にはあまり役立っていないように感じられます。また、その大音響によって安眠や安息を妨害されてしまう「騒音公害」の要素もあるよう�... [続きを読む]
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