枇杷
こんばんは、チェスです。
関東地方ではあと1と月もいたしますと、梅雨に突入しますが、この時期は枇杷が出回りますね。
枇杷は植物としては比較的低温に弱く、関東地方でも枇杷の栽培が盛んなのは千葉県の南房総といった温暖なところです。
後は静岡県の伊豆の方でしょうか。
無論西日本の温かい地方でも栽培されていると思います。
枇杷は果物としては少々高価で、ですから手軽に買ってオヤツやデザートにいただく、ということは貧乏なチェス家ではあまりございませんでした。
あと、果実の大きさの割に、種がデカい。これは貧乏人の家としては、「コストパフォーマンスが悪い」ということになり、子供の頃はあまり食べた記憶がございません。
祖父母がまだ健在だった頃ですから、高校生の頃かな。上記の様な訳で、家でお金を出して枇杷を買うということはほとんどありませんでしたので、おそらくいただきものかなにかで枇杷を食べました。
上等な枇杷で、結構美味しかった様に覚えています。ただ、枇杷の味というのは上品というか淡白というか、あまり主張がないですね。
しかし、やはり種がでかいのは、なんともうらめしい。せめて、あの枇杷の種が半分の大きさだったら、枇杷の需要はもうちょっとあるのではないか、と下らぬことを考えました。
で、その大きな種を植木鉢に埋めてみました。
芽が出てきて、次第に大きくなりました。
大きくなったので、お味噌が入っていた大きなプラスチック製の樽状の入れ物に植え替え、更に大きくなりました。
その状態で、20年は経過したでしょうか。
数年前に、いくらなんでも、と思って、一回り大きな植木鉢を買ってきて、20年振りに植え替えました。
それから数年・・・
今年、枇杷の花を初めて確認致しました。小さな目立たない花で、何色というんでしょうか?クリーム色?より褐色がかかっているかな?
ふーん、枇杷の花っていうのは、こんなだったんだ、と思いました。
そうしましたら、4月の終わり頃かな、小さな枇杷の実が3つ成っているのが見られました。
本日見てみましたら、まだ残っていたので、ホワイトバランスを屋外に直して撮影したのが、この写真です。
一つでいいから、枇杷の色にならないもんかなぁ。
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