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オーケストラの並び方

 こんばんは、チェスです。

 小職はクラシック音楽がわりと好きでして、現在はなかなか機会がなく、そうそう聴きに行くことはできなくなってしまいましたが、オーケストラの演奏会を聴きに行くことはかなりの楽しみです。
 いつぞやの記事でも書きましたが、小職はあのオーケストラの指揮者という職業に憧れておりまして、死ぬまでに1度でいいから、あのフルオーケストラの前に立ってタクトを振ってみたいのです。ナマのオーケストラの演奏会を聴くことは、そうした妄想にふけるのになかなか良い環境ですからね。

 ところで、皆様はオーケストラに並び方があるというのをご存知でしょうか?

 古くは見た目、シンメトリー優先で、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンとが指揮者の左右に分かれて座り、その間にヴィオラとチェロが、後方にコントラバスが並ぶ、といったスタイルでありました。
 そのうちに、ヴァイオリンはやはり固まって座る方が合理的、と考えたのかどうか、指揮者の左側のステージ前の方(ということは客席寄り)に第1ヴァイオリン、その後方に第2ヴァイオリンがくる、という具合になりました。
 で、かつて第2ヴァイオリンが座っていた、指揮者の右手側にヴィオラが来るのがウィーン・スタイル(又はヨーロッパ・スタイル)、チェロが来るのがフィラデルフィア・スタイル(又はアメリカン・スタイル)と言う様です。コントラバスの位置は、概ね指揮者の右手後方に並ぶというのが定位置になりました。

 この弦楽器群は、扇状に並んでいるのですが、管楽器の方は客席に正対する=つまり指揮者の正面を向く=格好で座ります。
 弦楽器の後に、まずフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットといった木管楽器群(これらの楽器のうち、いくつかは現在は金属製ですが、昔はみな木製でしたので、これらの楽器は今でも木管楽器と分類されています。)が並びます。これらの管楽器が何人ずついるかで、オーケストラの大きな編成が決まります。各パートが2人づつであれば2管編成、3人づつであれば3管編成、4人づつであれば4管編成と言います。
 木管楽器の後に、ホルン、トロンボーン、トランペット、チューバといった金管楽器群が並び、一番後に、ティンパニー、大太鼓、小太鼓、シンバルといった打楽器が並びます。
 この、指揮者に対して正対して並ぶ、木管楽器、金管楽器、打楽器の並び順は、概ねみんな同じの様です。
 つまり、○○スタイル、というのは、弦楽器群をどのように並べるかの形式なんですね。

 日本のオーケストラでも、ウィーン・スタイルで並ぶか、フィラデルフィア・スタイルで並ぶか、両方のオーケストラがあったみたいでした。
 ところが昨今、再び昔の第1、第2ヴァイオリンを左右に振り分ける並び方が復活してきたというのです。
 どうしてなんでしょうね?

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