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2005.04.03

サマータイム

 こんばんは、チェスです。

 超党派の国会議員が検討しているのか、よくは知りませんが、毎年の様に法案提出が噂されては消えていくのが、「サマータイム」です。
 「サマータイム」とは、何ぞや、とご存知ない方はあまりいらっしゃらないと思いますが、念の為に簡単にご説明致しましょう。
 簡単に言えば、「昼の時間が長い夏の間は、時計の針を1時間進めましょう、というものです。例えば、6月1日からサマータイムに突入、と致します。
 この日から、1時間時計が早くなりますから、それまで6時30分に起きていた小職は、前の日の時間でいうと5時30分に起きないといけないわけです。
 当然、眠くて仕方ありませんが、我慢して起きないといけません。日本全体が1時間早くなっているのですから。
 12時の昼休みは、前の日の11時です。未だお腹は空いていないかもしれませんが、ここでお昼ご飯です。
 さて、当たり前ですが、終業のチャイムも、前の日より1時間早く鳴ります。日の長い季節の事ですから、未だ昼間と言ってもよい明るさです。いつも会社の帰りに縄のれんに寄る皆さんは、ちょっと勝手が違うことでしょうが、実はサマータイムの効果というか、狙い目はここにあって、まだ明るい昼間の時間を使って、スポーツやなにやらを楽しみましょう、という事なのであります。

 確かに、昼の時間の長い5月~7月の3ヵ月あたりは、こうすれば「長い昼間」をより有効に使えそうな気がします。ですが、毎度検討に上がるたびに結局見送られるのは何故か。

 どうも、日本の社会には、サマータイムは馴染まない、という反対意見が強いのです。
 だって、終業のチャイムが鳴ったからといって、回りはまだ夕方にもなっていない明るさで、「それでは失礼します」とさっさと会社を出られないよ、というわけです。中小零細企業であればなおのこと、「まだ明るいのだから、仕事していけ」ということになって、ヘタをすればサービス残業ということになりかねません。
 そんなことになるくらいなら、従来通りで、きちんと残業手当をいただいた方がマシです。

 それから、明るい昼間を使って楽しむ、という習慣が、我々日本人にはありません。従来の4時過ぎに会社を出たからと言って、そんな半端な時間からいったい何をせよ、というところでしょう。野球が好きな方なら、せいぜい早朝野球の代わりに、薄暮野球をやるか、ぐらいのことでしょうか。

 それに、時計を1時間進める、と簡単に言いますが、日本全体で一斉に進めるというのは、これは経済的にみてもかなりの負担になるでしょう。
 現在はあらゆるところでコンピュータが活躍していますが、それらは内部で時計を持っていて、様々な場所で活躍していますから、コンピュータの時計も一斉に1時間進めないといけません。
 俗に「腹時計」などと言いますが、我々の身体にはたぶん体内時計というのか、日常生活のリズムが刻まれているのだと思います。そいつがサマータイムに慣れるのに、果たしてどのくらいかかるのでしょうかね。

 色々考えると、どうもそれほどメリットはなさそうです。

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