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パッシング・ライト

 こんばんは、チェスです。

 本日のお昼少し前に、北関東宇都宮方面に出張に行きました。
 出張のお仕事そのものは、それほど厳しい内容ではなく、準備も事前に済んでおりました。出張のパートナーは小職より一回り以上若い技術屋さんで、彼が運転するクルマの助手席に同乗させてもらう事ができましたので、気分的にはかなりお気楽な出張です。
 首都高速~東北自動車道~新しく出来た北関東自動車道と経由して、道中渋滞などのトラブルも無かったので、予定より早く着きそうだ、とわかったところで昼食。運転してもらっている立場なので、小職が昼食をおごります。

 さて、出張のお仕事も無事に済んで、帰途に着きました。帰りは夕方の渋滞が予想されたため、行きよりは時間がかかるでしょう、とドライバー席の彼。
 東北自動車道に入って暫くすると、少し彼が慌てた感じで追い越し車線から走行車線に戻りました。後方から、凄い勢いで迫ってくるクルマがあった様です。
 凄いスピードで我々を追い抜いていったのは、メルツェデス・ベンツでした。たぶんCクラスだろうと思います。まぁ、高速道路の追い越し車線だけを使って猛然と走ってくるのは、ベンツの様な大排気量で余りある馬力と高速安定性を誇るドイツ車に相違ありません。
 何せ、本国では速度無制限のアウトバーンを走るクルマですから、日本の高速道路なぞメではないのでしょう。

 ベンツが追い越していったので、また彼は追い越し車線に入って、遅いクルマを何台か追い越していたところ、また、ちょっと慌てて走行車線に戻りました。
 今度我々を追い抜いていったのは、同じドイツのクルマ、BMWでした。こちらもドイツを代表する大馬力、高速を誇る高級車です。
 彼によれば、このBMWはパッシングをしてきたそうです。

 クルマを運転する方であれば説明は不要ですが、このパッシング・ライトというのは、色々な場面で使われます。ドライバー同士のコミュニケーションを取る上で重宝なものですが、しかし名前の通り、肝心な使い方は追い越しの際に自車の前方を塞いでいるクルマに、追い越したいという意志を伝える時にピラッと光らせるものでしょう。不思議なもので、たまたまバックミラーをみていない時でも、後方から迫るクルマがピラッとパッシングした時は、昼間であっても気がつくものです。
 人によっては、パッシング・ライトを光らされると無用に感情的になり、追い越されまいとスピードアップしたりなどして、危ないことになりますが、幸い本日のドライバーはそんなこともなく、冷静沈着に追い越し車線を譲りました。
 ところで、自動車教習所では、パッシング・ライトの使い方を教えていないと思います。(高速教習を受ければ教えるのかもしれません。)それで、運転キャリアがそこそこある人でも、パッシング・ライトを使い方を知らなかった、という方がいても不思議ではありません。
 ある女性が、「他のクルマが、瞬時にライトを点けるのを見て、随分器用にライトを点灯させるものだ、と思っていた」そうです。この女性は、通常のライトのスイッチでパッシング・ライトを点けていたと思っていたのですね。自分でやるときは、ライトのスイッチを点けて消してとやったそうです。
 普通はパッシング・ライトは、ライトコントロールのレバーをちょいと引くだけで点けることができます。

 さて・・・
 やっぱりドイツ車は速いですねぇ、などと話しているうちに、やがて何台かのクルマが固まって走っている集団に追い付きました。するとどうしたことか、さっきのBMWがその集団の中ほどの走行車線を走っています。
 あの勢いで追い抜いていったのに、何でこんなところを走っているのかねぇ、おかしな走り方をする人だ、などと話していますと、そのうちにまた、例のBMWが追い抜いていきます。
「ははぁ、あの人は、自分ではガンガン飛ばすことができなくて、コバンザメみたいに、適当な速いクルマの後にくっついて走るタイプの人ですね。」
とドライバーの彼が分析してみせます。なるほどねぇ。なら、パッシング・ライトなぞ使わなければいいのにねぇ。

 本日、ドイツワールドカップへの最終予選第一戦の行なわれる埼玉スタジアムの横を無事通過していきました。帰途も渋滞に捕まらずに済みました。

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