« ねぎま | トップページ | パッシング・ライト »

静電気

 こんばんは、チェスです。

 本日の東京は、久しぶりに少々の降雨がありまして、乾燥しきっていた空気に湿度を加えてくれました。
 冬の日本の太平洋側地方は、雨が少なく乾燥した晴天が続くために、静電気が発生しやすい環境が出来てしまいます。
 現在の我々の衣服の殆どは、石油化学によって合成される化学繊維から成っている、と言っても言い過ぎではなく、冬場はこれらを何枚も重ねて着るものですから、どんどん静電気が蓄積されてしまいます。例えば寝ている時に着ていたパジャマを脱いで、下着、シャツ、セーターと着ていく過程においてすら、どんどん静電気を蓄積してしまうものであり、更には日常的な動作でも静電気が発生しますから、これらも次々に身体に蓄電されてしまいます。

 たっぷりと電気を貯め込んだとも知らずに、クルマに乗り込もうと指先をドアに近づけたその刹那、身体に貯め込んだ静電気がクルマに放電されて、指先にバチッと衝撃を食らうのは、これはもう何回やられても慣れるというものではなく、不快極まりないものです。

 無論、この季節に静電気の放電ショックにやられるのは日常的でありますから、次の瞬間くるかもしれぬ、と思う警戒心があれば、ショックはマシになるか?と言えば、あまりマシにはなりません。おそるおそる手を出して、バチッとくれば、これはやはりショックを受けるものです。

 とんでもない造形の宇宙生物が人間を襲う映画がありますよね。こいつらに襲われて、人間側に何人も犠牲者が出ると、さすがに人間もバカではないから、宇宙生物に対して警戒するわけです。宇宙生物を探知することができるセンサーを用意して、いざ出てきたら、やっつけられるように強力な武器を持って待ち構えます。果たしてセンサーに反応があり、どうやら近くに来ている様だ、さぁ、出てくるぞ、今か今かというときに、ワッと正面に出現すると、やっぱり画面を見つめていた我々も驚くわけです。これはもう、警戒していなくて、不意を衝かれておどかされた時よりも、びっくりするんですね。

 静電気の放電に対して、警戒するあまりに、おそるおそる手を出すのは、つまりはあまり意味がないわけです。
 来るぞ来るぞと思ってそおっと手を出して、やっぱりバチッとくれば、ショックを受けるのです。

 ならばどうすればいいか。
 
 同じ放電させるのでも、人間の指先は神経が集まっていますから、できれば避ける、というのが1つ。指先を近づけるより先に、手のひらを接触させてしまう。やはり放電は避けられませんが、ショックは違う筈です。
 それから、これはテレビの番組で見た方法ですが、同じ指先でも、爪の方で接触して放電させれば、やはりショックは少ない、ということでした。
 また、静電気を身体に貯め込まない様に、常に少しづつ放電させておけばいいだろう、という静電気対策グッズも売られていたと思いますが、あれは果たして効果があるのか、使った事がないのでわかりません。

|

« ねぎま | トップページ | パッシング・ライト »

コメント

実は私も静電気には悩まされています。

夜ですと、スパークしているのが見えますからね。先に絶縁物?(ゴム等)に触れながら金属部に触ると良いみたいです。

チェスさん、頭の良い所で何か考えてもらえませんかね?あのエネルギーを有効利用するとか・・・。

投稿: けろちゃん | 2005.02.08 23:55

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 静電気:

« ねぎま | トップページ | パッシング・ライト »