アイスヴァイン 味わいました
こんばんは、チェスです。
昨日書きました様に、念願のアイスヴァイン、本日味わいました。
が、その前に。
どうして、ワインのコルク栓というのは、あんなに頑強に、開けられる事を拒むのか。
前に購入した2本は、さほど苦労せずに、開ける事ができました。それも特別な道具ではなくて、昔どこかからかいただいたワインの詰め合わせに入っていた、単なるコルク抜きを使って、エイヤッと抜く事ができたのです。
24時間冷やしたアイスヴァインを、いよいよ味わう時がきたぞ、と、いざコルク栓を抜こうとすると、どうしたことか、ビクともしないのです。
コルク抜きが、ナナメに入ってしまったので、力が均等にかからずに、真っ直ぐ抜こうとしてもうまく力がかからないのかな、と思って、一度コルク抜きを抜いて、改めて差し直してみました。
ビクともしません。
左手に持ち替え、両足でビンを支え、また右手に持ち替え、(中略)苦闘すること約10分、コルクの栓が3mm程浮きました。
更に左手に持ち替え、コルク抜きを差し直し(中略)苦闘すること更に10分、コルクの栓が約8mm程浮きました。
身体は、アルコールも飲んでいないのに、暑くなってきます。腕がくたびれます。
で、とうとう、スポン!という音と共に栓が抜けました。
ワイン工業組合というものがあったら、是非申し上げたい。非力な女性の一人暮らしであっても、ワインを楽しめる様にしたらどうか、と。全く自慢になりませんが、小職は「気は優しくて力も無し」なのです。アイスヴァインを開けるのは、大変だったのです。
さて、愛用のグラスに注いでみます。
これまでの白ワインより、色が強いです。ゴールド、と言うべきでしょうか。
そして、ちょろっと口に含んでみます。
これまでのワインの概念と全く異なる、強烈な甘みの主張です。しかし、甘党におなじみの「お砂糖の甘さ」ではありません。
ぶどうの、果物による糖分、果糖というのでしょうか、その甘さの主張です。大袈裟に言えば、脳天に響くような甘さの主張です。
ドイツ白ワインの酸味は、ほとんど感じません。
ぶどうを使って、糖分を目一杯抽出しました、と自慢されているようです。
このワインが、デザートワインと言われている訳は、一口飲んでわかりました。これはお料理に合わせて飲むワインではありません。
食後に甘味を楽しむワインなんですね。
ともかく、ちびっと飲んでは、ぼーっと時間の経過を楽しむ、そんなワインでありますなぁ。これよりさらに強烈な「貴腐ワイン」という高価なワインがあるそうですが、小職はこれで充分、美味しくいただきました。
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コメント
ワインを楽しむ方は段々と道具にもこだわりたくなるようで、こういうワインは「リーデル社」のこういうカタチのグラスで飲むとより美味く味わえるとか、ワインのコルクを開けるにも、そこにも味わいと喜びがあり、ライヨール社のソムリエナイフで開けるのが一番・・・とか、よく耳にします。
が、ワインオープナーはやはり開けやすいのが一番。チカラをいれなくても簡単に失敗なく開けられるワインオープナーは、スーパーなどのキッチン用品売り場で購入することができますよ。
酒屋さんと親しくなると、メーカーがノベルティで出している可愛いワイン栓などをサービスとして貰うこともできます。
ワインをたくさん扱っている酒屋のご主人というのは、とにかくウンチクを喋りたくてしょうがないので、何でも遠慮なく質問するのがオススメです。にわかワイン通になれるし、ノベルティグッズなどを貰えるのでオトクですよ!
そして、アイスヴァイン、美味しかったようで良かったです!(ホッと一安心)
それにしてもチェスさんのワインの感想!ショージ君並の素晴らしい表現力&文章力に驚きです!誰でも絶対に「アイスヴァイン」を一度飲みたくなってしまいますよ!甘口のお酒が得意ではないわたしでさえ、「アイスヴァインの白(ゴールド色の)!買ってみようかな?!」と本気で思っていますもん!
投稿: あっち | 2005.02.04 01:22
チェスです。過分なお言葉、ありがとうございました>あっち様。
ワインのことなど知らないですから、本当は「とっても甘くて美味しかった」で終わってしまうのです。味覚の感じ方も人それぞれでしょうから、こいつを伝えるのはホントに難しいです。でも本当に美味しかったです。ロゼはこれよか、さらに芳醇な甘さになるのかな?
ええ、それで、チカラを必要とせずにワインのコルク栓を抜く事ができるワインオープナー、買う事に致します。えらく疲れましたので。
投稿: チェス | 2005.02.04 07:42