新千歳空港
こんばんは、チェスです。
小職が愛してやまないパソコンゲーム「ぼくは航空管制官 2」シリーズの最新版の発売案内のメールが、開発元のテクノブレインから来ました。小職はシリーズ全て購入しておりますので、この初回限定版も早速申し込みました。次回の舞台は、北海道の表玄関、新千歳空港です。
札幌から南に行った千歳市に、元々空港はありましたが、ターミナルビルを新しく立て替えて、平行に走る4本もの滑走路を有する、国内最大規模の国際空港として生まれ変わり「新千歳空港」という名称になりました。半円形の優美なデザインのターミナルビルは、アメリカのダラス・フォートワース空港をモデルにデザインされたそうです。(いや、そんなこと言われてもダラスになんて行った事ないけど)北海道の日高地方に、サラブレッドを訪ねていくことが多い小職としては、この空港は本当に馴染み深いです。この空港のレンタカーのカウンターから、北海道の旅が始まるのですから。
なお、「新千歳空港」は民間空港の名称であり、ここには第2航空団などが駐屯する航空自衛隊千歳基地もあります。
ターミナルビルを中央に、民間航空機が2本、航空自衛隊が2本の滑走路を使っています。
国内の航空路線としては、羽田-新千歳が利用客が最も多く、言わば国内線のドル箱路線でありますので、この北の空の玄関は大きく立派なターミナルビルを持っております。更に、北海道は広大ですから、道東の釧路、女満別、道北の稚内など、道内各地を結ぶ近距離航空路の要ともなっています。
航空自衛隊第2航空団は、F-15Jイーグルを装備する北の空を守る強力な部隊であり、かつてロシアが「ソ連」であったころには、しばしば領空侵犯してくるソ連機に対してスクランブルがかかる、文字通りの最前線基地でした。
現在の千歳基地には、特別航空輸送隊もおかれています。特別航空輸送隊とは、天皇陛下や総理が海外へ出掛けて行く時に使う、政府専用機-ボーイング747-400を運行している部隊です。この部隊は、皇族や政府要人の輸送の他、例えば外国でクーデターやら内戦が勃発して、緊急に邦人を国外に脱出させなくてはならない、といった時に使われることもあります。
航空自衛隊が持っている他の輸送機、例えばC-130などは、航続距離が短くて、いざという時の緊急輸送には間に合いませんから、海外在留邦人の緊急救出に、政府がすぐに使える機体としては、これしかない、といってもよいでしょう。(もちろん民間航空会社の旅客機をチャーターするということもあるでしょうが)
さて、このドル箱路線を抱える新千歳空港にとって、冬は大敵。冬期、滑走路に積雪してしまえば、空港は閉鎖ということになってしまいます。このため、新千歳空港には強力な除雪車が配備されています。しかし滑走路の除雪中は、滑走路を使うことはできませんから、その間は航空機の運用はできません。「北のゲートウェイ」は、中々大変です。
きっと面白いゲームに仕上がっていると思います。今からワクワクします。
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