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東京急行電鉄

 こんばんは、チェスです。

 東京の私鉄をめぐるシリーズも、ついに東京急行電鉄=通称「東急」に来てしまいました。

 東急は東京の私鉄の中でも老舗です。渋谷に本社を持ち、渋谷ターミナルは頭端式(複数のプラットフォームの端っこが繋がって、その先に大きな改札口がある形式、上野駅地上ホームなどがこの形)であって歴史と伝統を感じさせ、東急の本家というべき東横線は、沿線に自由が丘などおしゃれな街、高級住宅地の代名詞となった田園調布を持ち、乗客も東武や京成に比較すると、どこと無く上品で垢抜けている印象があります。他に目黒線(かつての目蒲線・多摩川-蒲田は現在多摩川線)、池上線等があります。
 不肖チェスは、幼少時代、池上線長原駅の近所に育ちました。といっても4歳だか5歳までですから、特に記憶はないのですが、緑色の池上線の電車は、子供心にもオンボロであると思ったものです。何かの用事で母親と一緒にこの電車で蒲田か五反田へ出た時、母親がもたもたして、電車から降りる前にドアが閉まってしまいました。一瞬、置き去りにされるのかと思いましたが、車掌さんがもう一度ドアを開けてくれて、事無きを得ました。つまらぬことを覚えているものです。
 東急の沿線は、田園調布に代表されるように、早くからの宅地開発が行なわれたため、現在となっては発展という面では頭打ちになっている様にみられます。「老舗」の印象があるのはこのためでしょう。
 ところが大井町からの大井町線が、渋谷からの新玉川線と二子玉川で合流する田園都市線(現在は渋谷から田園都市線という名前になりました。)がどんどん西へ延びるようになると、事情は一変しました。田園都市線の各駅周辺の開発余地は充分にあり、田園都市線自体が渋谷から半蔵門線で都心へ直結することになると、本家である東横線を凌ぐ活況を呈する様になりました。再び鉄道会社らしいところを見せる様になったのです。
 東急は、現在田園都市線がドル箱路線と言えるでしょう。

 現在、池袋-渋谷を結ぶ東京メトロ13号線が建設中です。これが完成すると、常連コメンテーターの水泳中毒患者様によれば、今の渋谷ターミナルは廃止され、地下の渋谷駅で東横線と接続・相互乗り入れが始まるそうです。そうなると、かつての敵同志の西武鉄道と東急電鉄の電車が相手の線路を走るという「呉越同舟」が実現するかもしれません。

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コメント

田園都市線は、一昔前の「金妻・・路線」ということで、オシャレで人気の路線でしたが、今はそうでもないです。混雑度も東京メトロを除いて私鉄では一番だし、車内でのケンカも多いし、客層も普通だし・・・。10年この路線で通勤していると、変化がよくわかります。

私鉄シリーズ面白かったです。次は「百貨店シリーズ」などは如何でしょうか?

投稿: 水泳中毒患者 | 2004.12.18 03:09

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