ピーナッツ
こんばんは、チェスです。
少し前に残念ながら亡くなられてしまいましたが、チャールス・M・シュルツさんという偉大なマンガ家が描かれていた「ピーナツ」というマンガ、皆さんはご存知ですよね。おそらく世界で最も有名なビーグル犬、スヌーピーを始め、チャーリーブラウン、妹のサリー、シュレーダー、毛布のライナス、猛烈姉さんのルーシーといった個性的な面々で構成されている野球チーム「ピーナツ」のマンガです。
ルードリッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの狂信的な崇拝者であり、おもちゃのピアノから顔を上げないシュレーダーはピーナツチームの沈着冷静なキャッチャーでありますが(キャッチャーというのは、沈着冷静でないと、務まらないポジションですからね)彼の吹く口笛も、きちんとベートーヴェンのソナタだったりすると、全く感心してしまいます。
それはいいとして、基本的には甘党であるチェスも、ピーナッツという奴が好きで、本当は調味料を入れておくようなガッチリしたフタのついた入れ物に、ピーナッツ入りの柿の種=柿ピーであるとか、いくつかの種類の混じったミックスドナッツなどを入れておいて、時折ポリポリと齧っています。
ピーナッツは、これまた皆さんご存知の様に、千葉県あたりが産地の「落花生」の実です。落花生の実を割ってみると、小豆色とでもいうか、薄い皮をまとった豆が出てきますが、この状態は「南京豆」として売られています。その薄皮を取り除いて、ようやくピーナッツ、バターで炒めるとバターピーナッツというわけですな。
ピーナッツ自身では、それほど強い主張をする訳ではないので、お菓子、おつまみとしても、柿の種だとか、おせんべい系のあられとコンビを組まされて、ボケに回らされているのです。しかしこれは偉大なボケであって、色々アクの強いツッコミが来ても、いかようにも合わせてしまう懐の深さを持っています。チョコレートみたいな奴でさえ、ピーナッツは合わせてしまいます。
塩やバターといった基礎も押さえられていて、あらゆる相棒の良さも引き出す力を持つピーナッツ、なかなか凄い奴と言わざるを得ません。
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