同窓会やっと終わる
こんばんは、チェスです。
4月27日の記事に、大学の同窓会の実行委員を引き受けた話を書きました。
昨日の3日に、大学の建学祭(一般にいう「学園祭」です。)に合わせて同窓会のパーティーを開催し、その時の仕事を終えて、漸く本年度はお役御免ということになりました。
午前中は「メインゲスト」担当の受付(の手伝い)をしておりました。同窓会組織としては、単なる案内を出すだけではなかなか同窓会に来てくれないだろうと考えて、「当たり年」という概念を持ち込み、卒業して翌年、10年後、20年後、30年後の卒業生は、特に「メインゲスト=特別なお客様」という位置付けにして、「せっかくだから行ってみようか」という動機付けにしていたようです。
効果があるのか、というと、さすがに卒業して翌年、というか、今年の3月に卒業したばかりの新社会人は、大学(の友人)との繋がりも、まだ太いでしょうから、それなりに来てくれていた様です。
が、10年後というと、会社ではそろそろヴェテラン扱い、早い人なら管理職になってもおかしくなく、仕事は責任を持たされて忙しい時期でしょう。大学に遊びに行くヒマなどないでしょう。
20年後、これは、小職が該当するのですが、大過なく過ごしていれば中間管理職になっています、という人も多く、更に大学は忘れられた存在となりそうです。
30年後となると、大学は大きく姿を変えていることでしょう。たぶん学生時代の先生は一人も大学にはいない筈。
要するに、この「当たり年作戦」というのは、あまり意味を持たないのではないか、と思いました。
小職は化学科という学科を卒業しましたが、確か同期卒業生は100名を少し切るくらいの人数だったと思います。それだけいるのだから、受付(の手伝い)をしていれば懐かしい顔の2、3人には合えるかな、と思っていましたが、実際に見つけることができたのは只1名。
なかなか、学生時代の旧交を暖めに、という程甘くはないのだな、と同窓会組織の現状に厳しいものを見た気がいたしました。
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