ブーツ
こんばんは、チェスです。
会社帰りの電車で、読みかけの本からふと目を上げると、ブーツ姿の女性が目に付く、そういう季節になりました。
膝丈のスカートに、流行のデザインのブーツ。もっと寒くなると、ブランドもののマフラーと、おしゃれな女性のファッションを眺めるのも勉強になります。
今でこそ、ブーツは女性のものですが、元々は軍人が戦場で履いていた長靴でありましょう。ドイツ国防軍の将校がワーゲンやサイドカーから降りて歩き出す足元には、磨きこまれたブーツ。戦争映画の一場面で、ブーツが颯爽と登場していました。
堅牢で防寒にも役立つブーツは、陸軍将校が愛用していたところでありましょう。
ところが今ではブーツといえば女性用の防寒靴です。
しかし元々が戦場用の長靴ですから、着脱という機能を見るかぎり、ブーツはかなり不便そうに思います。膝下までをすっぽりと被う靴ですから、履くのも脱ぐのも一苦労でしょう。でも、日本でブーツが必要なほど寒いのは、北海道や日本海側の一部などで、東京あたりの寒さでは過剰装備なのではないかと、余計なことを考えてしまいます。
勿論、スカート、ブーツ姿のおしゃれな女性も素敵ですが、実は小職はジーンズやパンツルックも颯爽と見えて好きでして、特に長身でスリムな女性のパンツルックはもうクラッときてしまうほどカッコイイです。
ブーツに関して言えば、防寒ということよりも、ファッションの要素の方が遥かに大きいのが実態でありましょう。
男性用のブーツもあるのだと思いますが、残念ながらあまり見ませんなぁ。
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