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入社試験

 こんばんは、チェスです。

 小職が勤務する会社では、既に来年卒業の学生さんを対象とした会社説明会や、その後の入社試験は、何回となく行なわれているのですが、せっかく内定を出しても、学生さんに逃げられてしまったり、社内で「どうしても人が足りないから、来年是非とも補充してくれ」という声があがったりすれば、採用計画も見直しをして、採用予定の人数に達するまでは募集をかけないといけません。
 そんなわけで、来年卒業見込みの学生さんを対象とした募集としては、いささか遅い時期ではありますが、本日も会社説明会と入社試験が行なわれておりました。

 小職のデスクは、人事部のすぐ背中にありますので、試験の準備で人事部が出払っておりますと、人事部への電話は取らないといけません。

 取ると、果たして今日試験を受ける学生さんです。道に迷ってしまったので、遅れます、という連絡でした。これは人事部の方に伝えます。

 それにしても、今も昔も、人生の進路を決める入社試験という奴は大変なことです。

 もう20年近く前になるわけですが、小職はまるで就職活動というのを真面目に考えていませんでした。
 4年生になると、理系の学生でしたから、「卒業研究」と言って、自分が選んだ研究室の先生の元で、適当な研究テーマを貰って1年掛りで実験やら試験を繰り返して論文を書き、卒業させて貰う訳ですが、小職の場合には「外研」と称する外部の企業に出向のような形で出してもらい、企業の製品開発の真似事みたいなことをさせてもらいました。その企業からは「研究生」という待遇で、自宅から企業までの交通費や昼食代(お弁当の現物支給)が出る、という他に、「研修費」と称してバイト代まで貰えたのですから、こんなにありがたい待遇はありませんでした。

 そんな居心地の良い企業に月曜日から金曜日まで通って(当時としては先進的な完全週休2日制の企業でした)ごくたまに大学の研究室に顔を出す、という4年生の生活でしたので、就職活動といっても、全く切迫感が無かったのです。
 いざとなれば、この会社が拾ってくれるのでは、と考えていたのです。

 大学の先生から小職を任されていた、その会社の課長さん(研究室のOBでした)が、さすがに見るに見かねて、「ウチの会社を受けてみる?」と聞いてくれました。5月の終わりか6月の始めか、そんな頃だったと思います。で、受かったら、そのまま入社させてもらえばいいや、と入社試験を受けました。
 今思えば、随分世の中を舐めている、というか、大甘ちゃんの学生でした。
 さすがに、この会社の役員さんは、きちんと見るべきところを見ていました。小職は、最初の入社試験を見事に落ちました。

 ようやく、「これはマズイ」と考えが改まって、研究室に求人票を貰いに行き(当時は、研究室に直接求人票が来ていました)何社も説明会、入社試験と受けて回りました。はっきり内定を出してくれる会社が無い中、既に8月に入っていて、さすがに少々焦り出していました。
 そんな中、個別に(説明会なぞ開催していなかったので)人事部に電話をして面会に応じてもらい、何人かの学生と一緒に試験を受けて、暫くして人事部長から内定の電話を貰ったのが、今働いている会社です。よくぞ拾って下さった、助かった、と思いました。

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