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おでん

 こんばんは、チェスです。

 ここ1週間、雨ばかりの東京でしたが、その間にすっかり気温が下がって、晩御飯のおかずにも鍋物が似つかわしくなってきました。

 鍋といっても色々とありますが、小職が好きな鍋に「おでん」があります。これは関東での言い方であって、おでんのことを関西方面では「関東炊き」とか「関東煮」というそうですが、本当でしょうか。辞書にも載っていますから、たぶん本当でしょうね。もっとも東京の「おでん」と大阪の「関東炊き」が、同じものであるかどうか、これはわかりませんけどね。

 おでんの具には、練り物が多いです。ちくわ、はんぺん、さつまあげ、ちくわぶなどですね。さつまあげのバリエーションで、中にうずらの卵、ごぼう、げそなどを入れたものも人気です。そうそう、シューマイやウインナーソーセージが入っている奴もありました。このへんはおでんダネの一大派閥を形成しているといってもいいですね。
 一方で、素材派という派閥もあります。ゆで卵、大根、じゃがいも、こんにゃくなどで、これらは練り物派に比べると素材そのものであって、出汁がたっぷりで美味しいおでんの汁に充分煮込まれることによって、持ち味を発揮するグループであると言えます。
 和食の煮物といえば、これら素材派の出番であったのが、なぜかおでん鍋に舞台を移すと練り物一派に追いやられて反主流派になってしまった面々と言えましょう。

 これら主流派、反主流派にはそれぞれ持ち味があって、いずれも捨て難いですが、チェスが最も肩入れしているのはいずれの派閥でもありません。
 一番肩入れしているのは、「豆腐変身派」であります。この派閥のボスである豆腐は、おでん鍋には姿を現しません。影のゴッド・ファーザーというところです。しかし彼の部下は厚揚げ、がんもどき、色々を包む油揚げとなって、おでん鍋に登場しています。
 元々、ゴッド・ファーザー豆腐は、様々な料理の味付けに巧みに調和してしまう、変わり身の早さを身上としています。ですが、おでんの汁に煮込まれてしまうと、全くアイデンティティを失ってしまうことを恐れてか、様々な衣をまとって変身し、この一派の主張とともにおでん鍋の世界への調和を図っています。このバランス感覚は見事と言うべきでしょう。
 小職が、おでん鍋において常に豆腐変身派を贔屓にするのは、こうした訳があるからです。

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コメント

けろちゃんです。

読んでいるうちに、お腹がすいてきました。

ところで、おでんは鍋物なんですかね?ちょっと疑問に思うのですが・・・。おでんのネタでシュウマイというのは初耳ですね。ロールキャベツは見かけますが。そういえば関東ではスジ肉はあまり見ないですよね?(私が知らないだけ?!)

投稿: けろちゃん | 2004.10.14 23:20

 チェスです。けろちゃん、コメントありがとうございます。

 おでんは鍋物か?と正面切って言われると、「違うかもしれませんねぇ」水炊きとか寄せ鍋とかと違って「煮込み料理」に分類されるものかもしれないですねぇ。
 チェス家で食べる時は、上記の所謂鍋物と同じ様に(使う鍋は違いますが)おでんを煮込んだ鍋をテーブルにそのまま持ち込み、各自が好き勝手におでんダネを取り出して食べています。その様子が寄せ鍋などの食べ方と同じだったもので、つい鍋物の同類にしてしまいましたが、鍋物に入れるのは問題かもしれないですねぇ。

 まぁ、チェス家限定鍋物ということで、ご勘弁を。

投稿: チェス | 2004.10.15 07:37

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