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予防注射

 こんばんは、チェスです。

 1992年にウチにやってきた茶トラ猫のコバン師も、もう12年も家にいることになります。確か7月頃に、かかりつけの動物病院から「ワクチン接種の時期になりました。」と葉書をいただいていたのですが、何となくさぼっていて、そのうちに忘れてしまいました。
 が、一昨日の夜、珍しいことに、1月に死んだチェス犬が登場する夢を見ました。夢の中のチェス犬は若い時のままであって、そのあたりが夢の夢たるところでしょうが、別に何をしているわけでもなく、単に毛艶もピカピカの元気な時のチェス犬と遊んでいたというものでした。
 土曜日の朝、起きてみると、なんだか不思議な感じがして、考えたことは「やはりコバン師は、予防注射に連れていかねばなるまい」ということでした。

 以前には、コバン師を動物病院に連れていく時には、洗濯ネットにコバン師を放り込んで、更に買い物袋に入れて目隠しをして動物病院に持っていったものですが、いつだったかペットショップで小動物輸送用のかごを格安で見つけて買ってきて以来、そいつにコバン師を入れて連れていくことにしています。入れる時に多少抵抗されましたが、何とか押し込んで、中で文句を言っているコバン師を無視して愛車の後部座席にかごを乗せ、動物病院に行きます。

 パラパラと雨が降り出している天気であったためか、動物病院は空いていました。
 すぐに獣医師の先生に呼ばれて、診察室にかごごと運び込みます。かごからコバン師を出そうとしましたが、先生は慣れたもので、「いや、このままで大丈夫ですよ。」とおっしゃって、かごの中に片手に持った注射器を入れて、もう片手でコバン師の首筋を持ち上げ、あっさり注射を済ませてしまいました。
 さすがはプロの技だ、と感心して、かごのフタを閉めて、会計を済ませるべく待合室に戻ると、AHTさんに、「コバンちゃんは、何年になるでしょうか?」と聞かれました。で、92年にウチに来ましたから、12年になりますね、と答えると、「コバンちゃんはもうおじいさんと言って良い年ですから、注射はきちんとして下さいね。」とのご注意を受けてしまいました。数ヵ月間さぼっていたのがバレていた様です。
 コバン師は家に戻ると、また文句を言って寝てしまいましたが。

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目黒パーシモンホールにて

 こんばんは、チェスです。

 昨日は、友人からいただいた室内楽の切符がありましたので、目黒パーシモンホールというところに行きました。
 小職の会社は北区の王子の北の方にありますので、目黒区というと時間はかかりそうです。どうやっていけばいいのだろう、と思いましたが、「駅前探検倶楽部」という極めて強力な乗り換え案内サイトがありますので、これで調べると、駒込から山手線内回り電車で渋谷へ出るのが最も早いらしいです。ただ、東京メトロ-JR-東急東横線という乗り換えになるため、初乗り料金3回分が嵩み料金は高いルートです。ならば次善の案、というわけで、溜池山王で銀座線に乗り換えて渋谷へ、これだと少し時間はかかりますが、料金は安い、ということで、ケチなチェスはこれで行きました。しかし、夕方の銀座線というのは、輸送能力が小さいせいもあるのですが、混みますねぇ。
 東急東横線に渋谷から乗るというのは、非常に久しぶりです。大抵は日比谷線直通で中目黒経由ですから。渋谷のターミナルは風格を感じますね。
 しかし今回は、「東京急行」を語る巻ではないのでした。
 「都立大学」で降ります。駅名と違って、都立大は余所へ移転してしまって、今はないとのことですが。
 パーシモン、というのは「柿」のことです。コンサートホールの名前に「柿」とは、ハテ?と思いましたが、行ってみてわかりました。「柿の木坂」というところにあるんですね。ホールの前は綺麗に整備された公園のようなスペースで、ホール自体も手頃な大きさの響きの良さそうなホールです。
 感心したのは椅子の作りで、座面は程よいクッションで、背もたれは少しの角度ですが、リクライニングします。前後間隔が充分に取ってあるので、リクライニングが後ろの人に迷惑となりません。
 「目黒区、なかなかやるな。」と思いました。

 コンサートは、目黒ユニセフ協会の記念行事で、ウィーンからピアノ5重奏団がやってきて、室内楽を演奏します。ハイドン、フンメル、ブラームスというプログラムでした。フンメルというのは、初めて聞きましたが、ひょっとしてベートーヴェンあたりに影響を与えた(かもしれない)人?という感じがしました。(フンメルの方が後の人だったら、どうしよ)
 ブラームスのピアノ4重奏曲は、たぶん比較的若い頃の作品だと思うのですが、後の交響曲を思わせる曲想で、元々ブラームスが好きな小職は、非常に気に入りました。弱音器を付けて演奏された第2楽章は、何か不思議な雰囲気の世界でしたし、第3楽章はシンフォニーの1番を思わせる迫力で、正にブラームスの重厚さに溢れていました。第4楽章は「ジプシー風ロンド」になっており、後に「ハンガリー舞曲集」を作る彼は、既にこの頃からジプシー音楽に興味を寄せていたものと思います。

 楽しいアンコール2曲を含め、「音を楽しんだ夜」でした。

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いちばん最初

 こんばんは、チェスです。

 この頃のワープロソフトは、色々とまぁ、痒いところに手が届くというか、お節介にも程があるだろうというか、そんな機能が装備されています。会社同士で締結する契約文書などの案を作成するのも、小職の仕事のうちなのですが、そんな文書を作っている時に、「この表現はおかしいよ」ということをワープロソフトが判断して、該当箇所に波線を引いてくるのです。
 どんな箇所かというと、「互いに交換し」という一節に引かれています。一瞬、どうしてここに文句をつけてくるのかな、と思い、「ああ、これは重複表現ということなのだな」と気が付きました。
 交換という言葉自体は名詞ですが、「する」がくっついて「交換する」という動詞にして使っているわけです。で、「交換」という言葉を辞書で引いてみると、①とりかえること。(例えば「電池を~する。」)②とりかわすこと。(例えば「~留学生」)と出ています。契約文書においては②の意味で使っているのですが、とりかわすからには言外に「お互いに」という意味が隠れているから、「互いに交換し」は「互いに」の部分が重複するということになるのでしょう。ならば、「互いに取り交わし」という表現ならばどうなのかな、と思って、試しに打ち変えてみました。すると、問題の波線が消えましたから、「まぁよかろう」と許してくれたらしいです。
 このテの重複表現で、よく使ってしまうのが、「いちばん最初」同様の「いちばん最後」という奴です。「最」の字には「もっとも」という意味がありますから、表現としては「最初」「最後」で意味を尽くしているわけです。
 だから「最」の字を使っている熟語には要注意なんですね。他には「最高」「最低」「最良」「最悪」「最速」「最新」などたくさんあります。これらの熟語には「いちばん」などとはくっつけないで使いましょう。
 「いちばん最高の気持ちです。」「今まででいちばん最低の成績だ」「いちばん最新のヴァージョンのソフト」なんて、ついうっかり使っていそうな表現ではありませんか。

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布団交代

 こんばんは、チェスです。

 朝晩は結構冷える様になりましたね。夜寝るときには、真夏ですとタオルケット1枚、その前後の季節には薄っぺらな肌掛け布団をかけて寝ていましたが、さすがにその装備ではチト寒い。
 で、小職の場合、羽毛布団を引っ張り出して、掛け布団を交代させます。何年もの間愛用していますが、軽くて暖かく、この羽毛布団という奴は誠に重宝です。
 シーズン初めの使い出しの時には、布団の端っこを持って、バタバタと2、3回煽ってやりますと、中に空気が入って布団が膨らみます。こうなると羽毛内部の空気層が断熱層となって、暖かく寝ることができます。

 この布団のおかげを持って、寝るときに毛布が必要ということはなくなりました。シーツは冬用の奴にチェンジしますが、毛布までは要りません。

 もっとも、夏に比べると冬の厳しさはあまり感じなくなりました。地球温暖化という奴なのでしょうか。東京の場合ですと、「本当に寒い」という様な日は1年に何日もないと思います。雪もそれほど降らなくなったのではないでしょうか。
 ただ、「寒冷化する」ということだと、「大変なことになるな」と直感的に思いますが、「温暖化」というと、言葉の響きからして「暖かくなるのなら、少しぐらいはいいんじゃないの」という危機感がないので、問題かもしれませんね。世界的に二酸化炭素の総排出量を一定の数値目標以下に抑えよう、という「京都議定書」がありましたが、未だに発効していないそうです。原因は産業界から反対されている国が多いのでしょうが、「温暖化対策」という言葉も変えた方がいいかもしれませんね。
 二酸化炭素がドンドン増えていけば、地表の熱が二酸化炭素によってお布団を被せられた様になり、外へ逃げられなくなって、やがては現在の金星の様な灼熱地獄になってしまうのだそうです。ですから「温暖化対策」というヌルい表現ではなく、「金星化対策」としたらどうかと思います。

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緊急災害救助隊

 こんばんは、チェスです。

 新潟中越地震については、もうマスコミで色々報道されておりますが、今日も昼頃大きな余震があり、地震発生地域の皆さんにとっては心休まる状況ではないことと思います。1日も早く地震が終息することを願うばかりです。

 残念ながら、地震発生のメカニズムはある程度判明しつつも、「何時、どこで、どのくらいの規模の地震が起きるか」ということを予測(予知といってもいいかもしれませんが)するのは、現在の研究と観測態勢では「無理」と言い切ってよろしかろうと思います。
 地震防災対策強化地域に指定されている東海地域においてさえ、果たしてどの程度の海洋型大地震の前兆を捉えられるか、というレヴェルの話なのですから、日本全国において今回の規模の地震の前兆を捉えるというのは、どれだけ観測態勢の予算があっても足りません。

 ならば、どうすればよいか。
 一つの方向としては、「予測不可能な地震等の災害は、必ずあるもの」と考えて、それへの備えを万全にすることでしょう。
 しかし、これとても、やはり限界はあります。住居建築物の耐震化も野放図にやっていたらいくらお金があっても足りませんし、消防、救急隊の大幅増強にしたところで満遍なく行なうのは税金の無駄遣いと言われそうです。

 こうした激甚大災害が起こって、災害救助に活躍するのは、皆さんご存知の自衛隊です。自衛隊は、言うまでもありませんが国の組織ですが、災害出動要請は都道府県知事によっても行なえることになっています。国の組織ということで、地方行政の境を越えて重装備と訓練された隊員によって救助にきてくれる自衛隊は、こうした状況では本当に頼りになる存在です。
 これにヒントを得て、激甚大災害への救助専門部隊として、緊急災害救助隊を自衛隊の一部門として創設してはどうでしょうか。
 大火災、火山噴火、台風による水害、地震、こういった大災害への対応を普段から研究し、一朝大災害発生したら、遠方へは大型輸送機で、近くは大型の輸送ヘリコプターで緊急輸送、展開し、地元消防、警察組織と連携して消防や警察が手の出せない現場を中心に救助活動にあたるのです。

 勿論、国際貢献という観点から、国内で緊急対応の必要がない状況であれば、余力をもって海外にも部隊を派遣し、災害救助に協力するのがよろしいでしょう。(サンダーバードの見過ぎかもしれませんが)
 自衛隊の任務は、国民の生命財産を守ることにある筈。海外からの脅威への対応もさりながら、自然の脅威対応も、大きな任務であり、そのための専門緊急展開部隊があれば、これは本当に頼もしい組織になると思います。

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東武鉄道

 こんばんは、チェスです。

 名古屋出張から無事に帰ってまいりました。ですので、名鉄=名古屋鉄道のことを書こうと思ったのですが、書くほど色々知らないし。全席指定の小田急のロマンスカーみたいな特急を走らせていますが、特急券が不要なかわりに、指定席の「特別車」を連結させていたりというのが、ロマンスカーと違うところですね。
 名古屋に本社があり、名古屋中心の運営なのですが(新岐阜-新名古屋-豊橋の名古屋本線)実に木目細かく、あちこちにローカル支線を走らせている鉄道会社ですので、いつかこうした支線に乗りに行ってみたいと思います。と思っていたら、それら支線の廃止によって、営業キロ数で東武に抜かれてしまった、とか。

 だから今回は、東武鉄道です。(すごい強引)

 東武鉄道は、何と言っても馴染みが深いです。浅草の東武デパートから、伊勢崎線、日光線と北へ行く幹線2本が出発していて東武鉄道のターミナルになっています。浅草の比較的近所にて育ったチェスとしては、浅草駅を出発する日光行きの「けごん」鬼怒川温泉行きの「きぬ」などがそろそろと隅田川の鉄橋を渡っていくのを、わくわくして眺めたものでした。

 そんな個人的感慨は脇において、東武鉄道を概観致しますと、規模の大きな鉄道会社です。上記の2本の幹線に、池袋をターミナルとする東武東上線を入れて3本の幹線、更に何本もの支線を含めると、総営業キロ数は450km以上であり、関東の私鉄としては第1位です。東京から西南~西の方へは京急、東急、小田急、京王と各社でエリアを分担している感じがしますが、東京から東北方面へは東武が一手に引き受けています、という感じです。
 柏でスイッチバック運転の形になっている野田線は本当のローカル線、亀戸からひっそり出発する亀戸線などは、下町のローカル線の趣があります。

 東上線だけは、実はあまり乗る機会がないので、雰囲気がわかりかねるのですが、他の東武鉄道について言えば、「ともかく地味」という印象です。東京の私鉄にもかかわらず、田舎の香り漂う鉄道会社といったところでしょうか。電車の塗装も地味ですね。
 日光、鬼怒川という東北方面への観光地にお客を運ぶ「けごん」「きぬ」に代わり、「スペーシア」という瀟洒な特急列車を走らせておりますが、どうも営業成績は伸び悩んでいる様ではあります。やはりJRに全く無縁の(もうすぐ「つくばエキスプレス」が走りますが)浅草ターミナルが致命的なのでしょうか。
 ということで、東武鉄道は北千住からJR線への乗り入れを画策しているらしいです。これが実現すれば、益々浅草は地盤沈下してしまうでしょうが、最早仕方がないのかなぁ。

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急に出張

 こんばんは、チェスです。

 元々計画性がない、というか、気分がノッているときには、集中して仕事をこなすけれども、集中力が途切れているときには無為な時間を過ごしてしまう、その結果ポカをやらかす、というのが小職のミスのパターンです。
 だから、仕事に集中力を欠いている時ほど、時間をうまくつかわないといけません。いくつか平行して片付けなければいけない、しかもそれらが似たような優先度であって、悪い事に似たような期限を切られている、なんていう時には、予定表には自分なりに優先順位をつけて、上から項目を書いておきます。上からチェックがついていったら順調に行っている証拠なのですが、大抵は2つ目か3つ目で何か他の割り込みが入って、全部にチェックが入らずに一日終了ということも多いです。
 さて、この「急な割り込み」が、出張の要請を伴なうと、後の調整が大変になります。
 現在のところ小職の仕事は、一部署一名という「一人社長」みたいな状態ですから、「明日出なくてはいけなくなったから、悪いけどこれ頼む」と頼む人がいないのです。(7月に寿退社してしまった)

 できるビジネスマンは、出張にもサブノートパソコンというの?A4よりもっと小さなサイズのモバイルノートを持っていて、どこにいても仕事をしてしまうというウルトラマンみたいな仕事ぶりですが、あれは到底真似できません。仮に小職がノートパソコンを開いていたら、たぶん「フリーセル」でもやっているのがオチでしょう。

 でも、急なことだからスケジュールの都合がつきません、ではさすがにまずいので、どうにかこうにかして、新幹線の切符をもらってきて、明日朝一番で名古屋です。
 ちょっとややこしい話で、さてどうなることやら。

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結婚相談所

 こんばんは、チェスです。

 6月12日に「お見合い」の話を書きましたが、特にその後も良い話が転がり込んでくるわけもなく、「うーん、困った困った」と悶々としている訳ですが(そうでもないか)ちょっと思い出したことがあるので、その話題です。
 チェス家から歩いて5分ちょいの所に、区立図書館がありました。「ありました」というのは、建物が老朽化したからでしょうか、数年前に取り壊されて、新しい図書館ができることもなく、そのままになってしまったのです。で、図書館の入り口のところに「結婚相談所」という立て看板がありました。
 20代の頃は、さていったいどのような人が、ここに相談にくるのだろうか、などと考えたこともあり、30代の前半でも「まだまだオレは大丈夫」などと思っていたら、これがどうしたことか、こいつはいかん、金も大切だが、愛も大切だゾ、なんか区立ならば、民間の最新鋭コンピュータシステムとデータベースを駆使している大手業者がやっている奴よりは、格安で相談に乗ってくれることだろう、いやいや、相談ばかりではくて、良い話の2つや3つ、4つや5つは転がっているに違いない、と考えているところへ、いきなり図書館が無くなってしまって、呆然としたものです。
 では、現在も台東区は結婚相談所という組織を運営しているのだろうか、とホームページを見てみましたが、各種の相談窓口はあるものの、「結婚相談」というものはございません。まぁ、行政がこういうサーヴィスを格安でやる、ということは、「民業圧迫」となって、ダメなのでしょうかね。

 でも、他所の区はいざしらず、我が台東区は、23区で最も高齢化率が進んでいるのです。台東区としてもこの問題は深刻に受け止めていて、若年層の人口増加策をいくつか打ち出しています。
 例えば新婚家庭への家賃補助、あるいは、中学生までの子供の医療費無料化など、ただでさえ苦しい「区の財政」は、こんな大盤振る舞いをして大丈夫なの?と心配になるほどです。
 でも、お金がかかるこうした事業は評価するとして、別途地味でもいいですから、お見合い仲介業としての結婚相談所をもう一度運営してはもらえないでしょうかねぇ、吉住区長殿!

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おしぼり

 こんばんは、チェスです。

 今日は夕方、東京でも少し地震のゆれを感じたと思っていたら、新潟の中越地方では震度6強の大地震で、道路は段差ができるは、落下物で亡くなる方がでるは、新幹線は脱線するは、と大変な大騒ぎになっています。

 しかし、それはそれとして、小職は関係ないことを書きます。

 飲食店で、おしぼりのサーヴィスがありますよね。理髪店で使う「蒸しタオル」と同じ様な奴で、あれほどは熱くないけれど、まぁ十分に蒸されていて、「アッチッチ」なんて言い乍ら広げると、湯気が立ち上る奴です。
 夏の暑い日、顔にも汗が浮かぶような日中から漸く日が落ちて、冷房の効いた店内に入って、アレを貰うと、思わず眼鏡をとって顔をごしごしと拭きたくなります。ですが、おしぼりで顔を拭くのは、あれば「おやぢ」のやることであるから、真似をしてはならぬ、と言われた様な記憶があります。誰に言われたかも忘れてしまいましたが、たぶん小職が顔を拭いていたところを怒られたのだと思います。
 確かにおしぼりという奴、真っ白で清潔そうなハンドタオルが熱く加熱されて出てくるので、きちんとした業者がやっている貸しおしぼりだったら、別にどうということはないのではないかと気楽に考えてしまいますが、いやしかし、いかにきちんと洗濯され、消毒されたと言っても、使い回されている布切れであり、前にどこの誰が使ったかも定かではないもので、ごしごし顔を拭く、というのも、衛生観念に欠けた行動なのかもしれません。

 そういったことにあまり神経質にはならないタチなので、例えば洋式トイレの便座なども、気にせずどかっと座ってしまいますが、便座に敷いてつかうペーパーが用意されているトイレもありますね。(会社のトイレにもあります。)
 公衆衛生とか、自分の身は自分で守る、ということからは、もうちょっと気を使うべきなのかもしれませんけれども、あまりに過敏に、たとえば電車のつり革に掴まるにも殺菌液でぬぐってから掴まる、という人がいらっしゃったら、それはちょっとやりすぎではないでしょうか、と思います。
 おしぼりのサーヴィスを考えついた人は、偉いと思います。必要な処置は済んでいるものと考えて、ちょっとだけ顔を拭くのはいいんじゃない?

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スターバックス

 こんばんは、チェスです。

 ここ4、5年の間に急速に店舗数を増やしたコーヒーチェーン店、スターバックスについて考察してみます。

 元々、セルフサービス形式で、ブレンドコーヒー1杯を100円台で飲めるコーヒー店は、ドトールコーヒーだとか、ヴェローチェだとか、夕方からはアルコールも出すプロントだとか、それなりに覇を競い合っておりました。コーヒー党の党員であるチェスは、都内のちょっとした出張で、半端な時間をつぶすのに、これらの店のいずれかによくお世話になっています。勿論旧来の喫茶店の持つ雰囲気というものも捨て難いのではありますが、喫煙者が近くに座られると、絶え間なく煙の猛攻を受ける場合もあり、そのデメリットとお店の雰囲気というものを秤にかけると、近くにチェーン店があればその方がいいかな、と行ってしまいます。

 そうした勢力地図の中に、外資が威風堂々と乗り込んで、あっという間に勢力を大きく拡大してしまったのですから、その秘密はいずれにあるのか、色々な人が分析してみせていることでしょうが、「スタバ」のあまりファンとは言えないチェスが、敢えてその秘密を探ってみようと思います。こういうことは、「岡目八目」ということもあるのではないかしらん。

 まずお断りしておきますが、チェスはそれほどたくさんの店舗のスターバックスに入って実地調査をしている訳ではありません。ですから最大公約数を取っているつもりでも、随分バイアスがかかってしまっているかもしれないと予防線を張っておきます.
 スターバックスの店舗というのは、広くてゆったりした空間です。間接照明を上手に使って、モダンな中にも落ち着いた雰囲気を出そうとしている様子が見て取れます。大抵お店の外にもオープンエアの椅子とテーブルを用意して、喫煙者への配慮をしている様です。
 旧勢力のチェーン店にも、勿論広々とした店舗はありますが、旧勢力の場合には店舗の面積より、時間当たりの人通り、といった立地条件を重視して店舗展開が図られているように思います。多少狭苦しいお店でも、人通りが多ければ出店OKになるのではないかと思わせます。

 スターバックスの内装では、ファミリーレストランでよく見るような、ビニールレザーのソファータイプのシートはお目にかかれません。カウンター席の椅子は、座り心地を無視しているのか、と思うような、チビの小職には座りにくい椅子ですし、テーブル席にしても無味乾燥な堅い椅子です。このあたりは、旧勢力は、昔からの喫茶店の雰囲気を残した内装作りと言えるでしょう。良くも悪くも日本的なコーヒーチェーンです。

 さて、もっとも違うのがメニューの単価です。スターバックスはさすがに外資だけあって、カップのサイズからして3サイズから選べる(コールドドリンクだと特大もある)様なシステムです。また、自前のマグカップを持参した場合には、20円を引いてくれるサービスもありますが・・果たしてどのくらいのお客さんが、「マイカップ」を持って訪れているのでしょうか。レギュラーサイズのブレンドのコーヒーは、旧勢力のそれに比較して、1.5倍は高いです。味の方も比例して美味しいかと言われれば、小職は「ドトールコーヒーでも左程遜色はない」と判断しています。(旧勢力の中ではドトールが好きなのです。)
 あと、独特のシステムとしては、カップサイズの他に、細かい注文に応じてくれること。やれ、熱いのがいいとか、少し薄めに入れてくれとか、フレーバーを混ぜてくれとか、ホイップクリームをのせてくれとか、(割増料金を取ることもありますが)何しろ細かい注文に応じることにより、「私だけの一杯」を出してくれるというのが大きな特色でありましょう。
 サイドメニューについては、あまり研究していないので、語る資格はありません。

 スタバの勢いをみて、旧勢力の経営者も、この店作りを真似た新しいチェーン店を出す様になりました。スタバと似たようなお店で、名前が違うの、ほら、ありませんか?結局、目下のところは「目新しさがウケた」ということだと思うのですが、サラリーマンは案外スタバは支持していないように思うのですね。あと5年して、どうなっているか、小職としては旧勢力が押し返していることを予想いたします。

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傘が無い!

 こんばんは、チェスです。

 台風23号のことなんか書かない、と昨日書いておきながら、さっそく書いてしまう節操の無さに我ながらアキレてしまうのですが、しかし書かずにはいられないので、勘弁してください。

 小職が日常使用している傘は、「無印良品」のお店で千円ほどで購入に及んだ傘でありました。傘部分により覆う面積が広くて、本降りの雨でも濡れにくく、何より柄がアルミニウムでできているらしく、このため大きな傘にもかかわらず、大変軽いという優れものでした。
 昨晩は台風23号が関東地方へ接近中に帰宅しなくてはならなかったのですが、それほど濡れずに済んだのは、この優れもののおかげです。帰宅すると、たっぷり水分を含んでいる傘は玄関の中に持ち込まずに、玄関ドアの外の脇にある傘立てに差し込んでおきました。
 で、本日の朝、朝刊を取りに出た母親が「傘はどうしたの?」の聞いてくるので、ヘンなことを聞くものだ、あの雨だから傘は当然さして帰ってきた。玄関の脇に差しておいた。と答えたら、「私の傘はあるが、オマエの傘が無い」というのです。
 はぁ?そんなバカなことがあるかいな、と思いました。確かに傘を差した傘立てがあるのは玄関の外なので、屋外には違いないのですが、チェス家の1階はガレージを兼ねているので、道路からは駐車してある愛車の脇を通って玄関ドアを開ける構造であり、自転車などを置いているスペースになっています。実質的に屋根の下の敷地内なのです。
 昨晩は台風の通過で、風が強かったものの、屋根の下にある傘立ての傘だけが吹き飛ばされる、という事態はどう考えても想定しにくいものです。母親の傘はそのままだったのですし、第一そういう風が吹き込んだのなら傘立てそのものがひっくり返るでしょう。
 ならば、人為的に我が傘だけが持ち去られた、百歩譲って、手持ちの傘が強風で壊れてしまい、傘を拝借していったとしたとしても、黙って持っていくのは、そいつは泥棒と同じであろうというものです。
 傘に覆われる面積が大きい割には軽量で扱い易いこいつは、大変気に入っていたので、持っていかれてしまったのは大変ショックです。無断拝借であるならば、用が済んだら速やかに返して欲しいですが、これはもう返ってこないほうに単勝1万円を賭けても取れると思います。

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京成電鉄

 こんばんは、チェスです。

 台風23号が関東地方に向けて接近中でありますが、今更どうすることもできぬため、台風のことなぞは書きません。
 このヘンが天邪鬼なところです。

 関東の私鉄を巡るシリーズ、第3回目は京成電鉄です。
 京成は、地味で、しかも不運な鉄道会社です。関東の私鉄の中でも、経営状態、サービス共に最低という評価さえあります。京王電鉄は府中競馬正門前という東京競馬場の玄関にくっつける支線を引いてくれましたが、京成電鉄は東中山からの200円のバスです。このバスは、行きはいいですが、帰りは乗れたものではありません。歩いた方が早いのですから。中山競馬場へ乗り入れる支線を作れなかった悲しさ、これが京成電鉄の現状を暗示していましたでしょう。

 主な路線は上野と成田を結んでいる京成上野線です。京成の「成」は、成田の「成」です。成田には、成田山新勝寺があり、関東一円からの信仰を集めておりました。「成田山のお不動様」ということで、不動明王をおまつりしている大本山です。ここにお参りにいくお客さんのための鉄道、それが京成電鉄の始まりです。

 京成のターミナルは、上野駅です。上野駅ではあるのですが、JRの上野駅と乗り換えできるか?というと、少々離れているために、「京成上野」という駅名になっています。JRの駅からですと、不忍口が近く、それでも歩いて3分少々くらいかな。連絡はよろしくありません。京成上野ターミナルは地下駅なのですが、地下鉄とも連絡していません。JRから乗り換えようとするなら、寧ろ日暮里駅の方が近くて便利であるという関係にあります。

 こういう不便なターミナルを持っているせいか、京成は伸び悩んでいました。が、チャンスは意外に早く来ました。都営地下鉄として最初に開通した1号線(現在の浅草線)が京成と接続し、更に地下鉄経由で京浜急行とも相互乗り入れできる計画が持ち上がったのです。
 しかしこの計画には、大きなネックがありました。京成と京浜急行とでは、軌道幅が違うのです。どちらかが軌道幅を変えないと、相互乗り入れは出来ません。
 決断したのは、京成電鉄の方でした。それまでの1372mmを、1435mmに変更したのです。
 簡単に言いましたが、これは大変な事です。レールとレールの間隔を変えるだけでなく、車両限界が大きくなるのですから、鉄道の運用に伴うあらゆる設備を変えなくてはいけません。小さな鉄道会社にとって、膨大な設備投資となりました。
 そして、京成本線から青戸で分かれて押上に至る押上線により、京浜急行-都営地下鉄1号線-京成電鉄の相互乗り入れが実現したのです。
 実現はしましたが、都営1号線=浅草線は、中央通りの下を行く銀座線と違い、昭和通りの下を通るこれまた地味な路線です。まぁ三浦半島に行く京浜急行が強い味方ではありましたが・・
 そして、京成にとってありがたいことに、羽田空港の代わりとなる新しい国際空港が成田にできることになりました。新空港ができれば、一挙に東京と空港のお客さんが増えます。が、不運なことに、この空港は例の「成田闘争」のために開港が大きく遅れ、京成電鉄も過激派に電車を焼かれるなどといった被害を受けました。
 空港直通の指定席特急「スカイライナー」も、ターミナルが不便な京成上野では、利用客も伸びてくれません。
 上野のターミナルが、あと300m東北に寄せることができたら、あるいはお客さんの流れも違いましょうが、うーん、なんとも不運な鉄道会社です。

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医療事故

 こんばんは、チェスです。

 本日の東京新聞の夕刊に、昨年7月、横浜市磯子区にある、横浜市脳血管医療センターで発生した医療事故のことが報じられていました。
 脳内出血で運ばれた患者に、それまで実施した経験の無かった内視鏡手術を行ない、止血に手間取ったために開頭手術に切り換えたものの、患者の容態は回復せず、現在も呼びかけに応える程度の寝たきり状態なのだそうです。
 ここで問題なのは、勿論手術中のミスもあるのですが、神様ではない人間が、完全ではない機械を使って手術という医療行為を行なうのですから、何らかのミスがあることはリスクとして当然ではあり、実はそれ以外のことを問題にしています。
 そいつは、担当の医師から患者(とその家族)への説明、つまり「インフォームド・コンセント」が適切に行なわれていなかったのではないか、という点であります。
 脳神経外科の医師は、「内視鏡手術は、開頭手術に比べてリハビリなどの点において楽である」などと利点のみを強調して説明し、開頭手術と比較してのメリット、デメリットの説明がきちんとされていなかった様なのです。そこへもってきて、手術を行なうスタッフに、内視鏡手術の経験が全く無かったことなどは説明されていなかったとあっては、患者の家族としては「なんのためのインフォームド・コンセントだったのか」という気持でしょう。

 この記事を読んで思い出すのは、慈恵医科大付属青戸病院での腹腔鏡手術によるミスです。こちらも、手術経験がないにもかかわらず、適切な処置が行なわれずに患者が死亡してしまいました。

 最近、マスコミでこうした医療事故が報道されるたびに、現在の日本の医療従事者、特に医師の教育、育成システムはどうなっているのか、と疑問符のついた社説が載るわけですが、別に日本の医師の育成システムなどは、ずーっと昔から同じシステムで運用されていた筈で(勿論細かな改訂などはあったでしょうが)、ここ数年で医師が急に粗製濫造されはじめた、などということはないと思います。
 ひょっとすると、医療事故などというものは、相当の昔から、相当数あったにもかかわらず、「医師と患者との絶対的な力関係」から表沙汰にはならなかっただけなのではないでしょうか。
 最近うるさく言われるようになった、インフォームド・コンセントのおかげで、患者側も否応なく勉強せざるを得なくなり、「これはちょっとおかしいんじゃないの」と気がつく事例が増えてきただけなのではないか、と思われるのです。

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忠臣蔵

 こんばんは、チェスです。

 帰宅すると、テレビ朝日が開局45周年記念企画と称して、ドラマ「忠臣蔵」を放送していました。(もう浅野の殿様が切腹したので、今日はお仕舞の方でしたけど) それにしても、開局45周年記念企画というのに、何を今更忠臣蔵なのでしょうか。テレビが無かった頃からお芝居で大人気だった忠臣蔵。映画の時代になり、テレビ全盛の時代になって、平成の世の中でも未だ忠臣蔵なのです。

 冷静に考えれば、浅野株式会社の若い社長は、いくら色々と吉良上野介にいびられたからと言って、短気をおこしたばっかりに、会社は倒産、社員は全員路頭に迷うということになったのですから、ちょっと本当は困った社長だったのです。
 それも、吉良商会の会長は、理由無く浅野の社長をいびったということではなくて、ちゃんと訳があったのですな。

 吉良商会も、浅野株式会社も、塩を生産品としていたのです。
 吉良商会は、老舗ではあったけれども、塩の生産方法があまり近代的ではなかったので、どうも歩留まりが良くなかった。難しい言葉でいえば、収率が悪かった。
 浅野株式会社は、どうも新しい方式を開発したらしく、同じ塩を生産するにしても、歩留まり、収率が良かった。
 吉良商会には老舗としての誇りがあったでしょうが、背に腹は変えられない。プライドを捨てて、浅野株式会社に、「新方式の塩の生産方法を、教えてくだされ。」と頼んだのです。
 今であれば、それほど画期的な塩の生産方式であるなら、特許を取得しておいて、どうしても教えて欲しい、という会社には、「それならライセンスを供与しましょう。そのかわりロイヤルティーを頂戴いたしますよ。」ということになったかもしれません。
 しかし、当時の日本には特許制度というものは影も形も存在していませんでした。残念なことでした。塩の生産方式を教える、ということは、即、企業秘密が洩れて、ライヴァルをただ利する結果になる、結局我が社がピンチになる、と思われたのでしょう。当然というべきか、浅野株式会社の回答は「企業秘密なので、教えるわけにはいきませんな。」ということで、両社の間に遺恨だけが残ってしまったのです。

 してみると、特許制度というのは新しい発明を促進させて、産業の発展に寄与する、実に偉大な制度である、ということができます。
 徳川幕府が特許制度さえ始めていれば、浅野株式会社の若く短気な社長は、あたら会社を潰すことなく、ライセンス契約なりを吉良商会と締結して、円満解決ができたはずなのです。

 まぁそのかわり、平成の世の中のテレビ局は、記念企画のネタが一つ無くなって困るわけですが。

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ファイル

 こんばんは、チェスです。

 パソコン関係の用語で、ファイルというのがありますよね。テキストやイメージなどのデータでも、実行プログラムでもいいですが、1つひとつの最小単位をファイルと呼んでいます。ひょっとするとこいつはWindows系の用語であって、Macとか、UNIXシステムだと別の言葉があるのかもしれませんが、Macは足抜けしてしまって既に久しく、UNIXなど使ったこともありませんから、そちらのほうは知りませんです。

 ところが、パソコン世界ではなくて、実際の生活において「ファイル」というと、パラパラの書類を、ある用途とかテーマ毎にまとめておくための用紙挟み、というか用紙綴りのことを指しますよね。パンチで紙の左側の中央付近に2つの穴を開けて、プラスチックの綴じ具に通して綴じる奴が一般的かと思いますが、レバーファイルというのか、バネ式のレバーがついていて、穴を開けなくてもレバーで押さえれば書類を綴じられる奴などがあります。
 だから、パソコン世界の方で、「ファイルをコピーする」とか、「ファイルを削除する」という文章に出くわすと、書類綴じを連想してしまって、たくさんまとまった書類などを一遍にどうかするのか、と思ってしまいます。

 しかし、Windowsの世界では、たくさんのデータを種類別とか扱うソフト別にまとめておく、実際世界のファイルに相当するものが別にあり、こいつを「ホルダー」(「フォルダー」という表記が正解なのでしょうか)と言っています。
 実際世界のファイルの方は、類似テーマの何冊ものファイルは、箱型になっているファイルケースか、あるいは引き出し型のファイルキャビネットに収納して整理しますので、これらがホルダーに相当する、ということになりましょうか。
 Windowsの方のホルダーは、入れ子状態で何層にわたってもホルダーを作れますので、細かく分類して整理するようなときには、こちらの方が優れているかもしれないですね。でも経験から言いますと、ホルダーの階層は、せいぜい3階層くらい、できれば2階層に止めておいた方が、あまり記憶力が良くない小職が「あの時の文書ファイルはどこへやったっけ?」と探すときに、探しやすいです。
 勿論「検索」という機能を使えば、どこにしまったか忘れたファイルを探すのに役に立ちますが、しかしまぁ「検索」を使わなければいけないほど、すぐに必要なファイルを引っ張り出せない、というのは、ちょっと分類整理に問題がある状態、と言われそうではありますね。

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居眠り

 こんばんは、チェスです。

 適度に空いている電車の車内というのは、居眠りをするのに良い環境ですね。
 特にこれから段々と寒くなってきますと、電車のシートはヒーターによって暖かくなりますから、腰から下がぬくぬくとして誠に居眠りに好環境です。本を読んでいても、前日に夜更かしをしていると、寝不足に弱い小職としてはつい本を取り落としそうになることもあります。

 先日、所用で昼下がりの地下鉄に乗りました。時間が時間でしたので、都心を過ぎると車内は適度に空いた状況になりました。そこへ乗ってきた若い女性は、シートにちょこっと、という感じで浅く腰掛けて、頭を後の窓に持たせかけると、忽ち寝てしまいました。
 位置が小職の斜め前ですので、本を読んでいましたが、その様子が誠に良く見えます。本当に寝込んでしまっているらしく、口が半開きになっていて、どうみてもチャーミングな表情とは言い難いです。10分ほど経った頃、ある駅で停車した時に、突然起きて駅名を確認している様子でしたが、まだ下車駅でなかったらしく、中腰になった姿勢が元に戻り、直ぐに寝てしまいました。ただ、さすがに今度は口半開きにはなりませんでした。

 やがて下車駅に到着して、さっと立ち上がって降りていきましたが、あんなに良く寝ていて、下車駅を乗り過ごしてしまうということはないのでしょうかね。体内時計が居眠り時間を管理しているのでしょうか。

 考えてみると、電車の居眠りで乗り過ごしたという経験は一度もありません。乗り過ごしたことは実は2、3回あるのですが、それは夢中になって本を読んでいた時で、はっと気がつくと降りるべき駅で、既にドアが閉まりかけるというタイミングでした。そうした時、どうも見栄が働くのか、慌てて飛び降りようとしないで、内心の動揺を周囲に気づかれない様に努めて平然として、何事もなかったかのように次の駅で降りて、降りた後で「バカじゃねぇか、オレは」と自分を罵るという事になります。

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ミルクティー

 こんばんは、チェスです。

 5月8日の記事で、小職はコーヒー党である旨、表明しておりますが、さりながら英国かぶれのシャーロッキアンとしては紅茶も好むところでありまして、高級なダージリン葉を身分不相応に買ってきては紅茶の香りを楽しんだものです。

 紅茶にも、色々な飲み方があるようです。日本ではレモンのスライスを添えて出される「レモンティー」が人気がありますが、似たような柑橘系の果物は果たしてどうなのでしょう。果物の持つ爽やかな酸味が紅茶の湯気に微粒子となって漂い、悪く無さそうに思いますが。
 寒さ厳しいロシアでは、紅茶にジャムを入れるそうです。「ロシアンティー」というそうですが、本当のロシアンティーは飲んだことがありません。

 何もいれない、お砂糖さえ入れないストレートティーも、当然美味しいですね。この場合、日本茶にも同じ様なことが言えますが、何かちょっとつまむお茶請けが欲しくなります。

 で、小職の好きなミルクティーであります。こいつは、ちょっと入れ方にコツがあるようで、うまく入れた時とそうでないときの味の差が、他の紅茶の飲み方に比べて大きい様に思います。その入れ方ですが、牛乳沸かしの様な小さな鍋を使って、濃く紅茶を入れます。茶漉しを使用して紅茶を漉して、適度に温めた牛乳を、これに加え入れていきます。牛乳は、沸騰させてしまうとたちまち膜を作ってしまうので、ごく弱火で文字通り「温める」程度で抑えておきます。牛乳を入れる時には静かに少しずつ、という感じで入れます。紅茶と牛乳の割合は、お好みでいいと思いますが、小職は牛乳たっぷり目が好きなので、紅茶6~7に対して牛乳3~4位の割合で混ぜます。

 PETボトル入りの紅茶に、「ロイヤルミルクティー」というのがあって、同じメーカーの従来からのミルクティーと比べて、売り値で10円程高いです。僅か10円の追加投資で、「ロイヤル」とくれば英国王室のミルクティーという贅沢なお茶になるのですから、これは安いもんだ、と飲んでみましたが、さすがにPETボトル入りの冷たい飲み物では、ロイヤルの文字も大した事はなかったみたいです。
 ただ、紅茶専門のティーサロンでは、確かに「ロイヤルミルクティー」なるものがメニューにありますので、ただのミルクティーと、どこがどの様に「ロイヤル」なものなのか、識者に聞いてみたい気がします。
 尤も、高級ダージリン葉はとうの昔に無くなり、牛乳もスーパーの紙パック入りしかない現状では、ロイヤルミルクティーのレシピがわかったところで、そいつを再現するのはちょっとシンドイかもしれません。

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おでん

 こんばんは、チェスです。

 ここ1週間、雨ばかりの東京でしたが、その間にすっかり気温が下がって、晩御飯のおかずにも鍋物が似つかわしくなってきました。

 鍋といっても色々とありますが、小職が好きな鍋に「おでん」があります。これは関東での言い方であって、おでんのことを関西方面では「関東炊き」とか「関東煮」というそうですが、本当でしょうか。辞書にも載っていますから、たぶん本当でしょうね。もっとも東京の「おでん」と大阪の「関東炊き」が、同じものであるかどうか、これはわかりませんけどね。

 おでんの具には、練り物が多いです。ちくわ、はんぺん、さつまあげ、ちくわぶなどですね。さつまあげのバリエーションで、中にうずらの卵、ごぼう、げそなどを入れたものも人気です。そうそう、シューマイやウインナーソーセージが入っている奴もありました。このへんはおでんダネの一大派閥を形成しているといってもいいですね。
 一方で、素材派という派閥もあります。ゆで卵、大根、じゃがいも、こんにゃくなどで、これらは練り物派に比べると素材そのものであって、出汁がたっぷりで美味しいおでんの汁に充分煮込まれることによって、持ち味を発揮するグループであると言えます。
 和食の煮物といえば、これら素材派の出番であったのが、なぜかおでん鍋に舞台を移すと練り物一派に追いやられて反主流派になってしまった面々と言えましょう。

 これら主流派、反主流派にはそれぞれ持ち味があって、いずれも捨て難いですが、チェスが最も肩入れしているのはいずれの派閥でもありません。
 一番肩入れしているのは、「豆腐変身派」であります。この派閥のボスである豆腐は、おでん鍋には姿を現しません。影のゴッド・ファーザーというところです。しかし彼の部下は厚揚げ、がんもどき、色々を包む油揚げとなって、おでん鍋に登場しています。
 元々、ゴッド・ファーザー豆腐は、様々な料理の味付けに巧みに調和してしまう、変わり身の早さを身上としています。ですが、おでんの汁に煮込まれてしまうと、全くアイデンティティを失ってしまうことを恐れてか、様々な衣をまとって変身し、この一派の主張とともにおでん鍋の世界への調和を図っています。このバランス感覚は見事と言うべきでしょう。
 小職が、おでん鍋において常に豆腐変身派を贔屓にするのは、こうした訳があるからです。

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職務発明

 こんばんは、チェスです。

 たまには、仕事絡みの真面目な話を書きます。

 最近は、マスコミで企業内の知的財産関係の問題が時々報道されるようになりました。アメリカの大学の教授に迎えられた中村修二さんなどは、かつての勤務先の日亜化学を訴えたということで話題になりましたが、その問題の大きな原因の一つが、「職務発明」です。
 この職務発明を定めた条項を含め、特許法が今年改正されましたが、特許庁としては職務発明の取り扱いについて、改正特許法に従って適切に運用されるように、各地で説明会を開催しています。今日は東京の説明会があるというので、昼一番に出掛けたのですが、既に午前中の部で入れない人達のための整理券の分で満員になってしまい、会場には入れず、テキストだけを貰って帰ってきました。

 この職務発明の問題は、中村修二さんの裁判をみてもわかるように、大変難しい問題です。

 会社で、仕事上発生した発明を、職務発明とわざわざ言って、他と区別しているのですが、日本で生まれる発明の殆どは職務発明と言っても間違いありません。
 ですから、職務発明をきちんと適切に処理しませんと、発明者にも会社にもお互いに色々とまずいことになってしまうのです。

 これまで日本の会社は、個人の優れた着想による発明というものを、適切に評価してこなかったきらいがあることは確かでしょう。
 発明者からみれば、特許を取り、会社が大きな利益をあげているのに、その元になっている自分の発明は、せいぜい数十万円の特別ボーナスに過ぎない、というのでは、不満もたまろうというものです。
 会社からみれば、研究開発投資はしているし、それまでの技術の蓄積あってこそ、という思いもあるでしょうし、発明を製品という形にして、実際に発売するためには、社内の多くの部署の協力、努力があってこそ実現したものだ、ということがありますから、社内全体のバランスを考えれば、一人の成果のみ、過大に報いるというのは却って全体のモチベーションを下げる、という危惧ももっともだと思います。

 法律の改正によって、きちんと運用しなさい、という説明があったのだと思いますが、聞けなかったのは残念です。

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カセットで遊んだ

 こんばんは、チェスです。

 本題に入る前に、ちょっと訂正というか、補足をさせていただきます。
 「こんな競技をオリンピックでやったらどうだ」といったことを、8月14日の記事で書いているのですが、その中で小職は「綱引き」を挙げて、「何故ないのか不思議なくらい。きっと盛り上がる」と書いているのですが、これは実際にオリンピックにあったのだそうです。(「クイズママだす」で問題に出ていました。)どうして無くなってしまったのか、というと、国毎にあまりにもルールが違うので、それを調整するのが大変だったとか。
 綱引きのルールって、そんなにたくさんあるんですかねぇ。例えば1チームを編成する人数だとか、チームを構成するメンバーの体重制限だとか、綱の太さや長さとか、勝敗を決定するための真ん中の目印の移動量とか、そんなものが違うんですかねぇ。「国際綱引き競技連盟」みたいな組織で国際ルールを決めていけば(これだって実際にありそうなものだが)再びオリンピックに登場する日もあるのではないでしょうか。

 さて、チェスが中学生の頃の話ですから、かれこれ30年近く昔です。
 当時は、「ラジカセ」というものが出始めた頃でした。中学に上がる前、小学生の時に、お年玉付き年賀葉書の1等賞品が、このラジカセで、クラスに「ウチに来た年賀葉書で1等が当たった」という奴がいて、全員の羨望の眼差しを集めたことを、今でも覚えています。

 まぁ、中学2年かそのくらいかな、小職もやっとラジカセを買って貰いました。
 そのラジカセ仲間でなにをやったかというと、カセットテープに自分のおしゃべりを録音して、これをメンバーに聞かせる、という校外サークルみたいなことをやっていたのです。当時ラジオでは「ディスクジョッキー」という言葉が流行っていまして、今なら「パーソナリティー」でしょうが、2時間くらいを延々1人でお喋りする番組が人気でした。お喋りばかりではツライですから、時々リスナーからのリクエストに応えて、レコードをかけるので、ディスクジョッキーなのでしょうね。
 これの真似事を、カセットテープでやったのです。
 しゃべることは何でもOKで、別にルールはありませんでした。DJと同じ様に、時々音楽をかけて繋ぐのもアリでしたが、ルールとしては「必ず自分のお喋りを入れること」というのがありました。単に延々と音楽だけ聞かせるのは、反則でした。
 1人でしゃべるのは、間が持たない、という人間は、ゲスト、つまり友達を家に呼んで、2人あるいは3人で掛け合いをしても、それはOKでした。
 かける音楽には、各人の趣味がよく表れていて、面白かったです。当時カセットテープからカセットテープのダビングというのはラジカセが2台ないと出来ませんでしたから、その意味でも機械持ち込みでのゲストというのは、ありがたかった訳です。
 そんなことをして、著作権法違反にならないのか、と心配する向きもありましょうが、テープを聞かせるのはほんの数人のシンジケートに限られていましたから、今判断しても「個人利用」の範疇に含まれるであろうと思います。
 今して思えば、小職のおしゃべり好きは、この頃から醸造されていましたね。当時のテープは面白いので大半が取っておいてあります。恥ずかしくて聞く気にはなれませんけどね。

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蔵前駅

 こんばんは、チェスです。

 どちらも都営地下鉄の駅ですから、乗り換え可能と思われる方が多いでしょう。東京の地下鉄としては老舗に属する都営浅草線の「蔵前」駅、東京の地下鉄としては最新鋭と言っても良い都営大江戸線の「蔵前」駅。都営地下鉄の路線図を見れば、この両駅は同じ駅名ですし、乗換駅として書かれています。それぞれの電車に乗れば、乗り換え路線として相手先路線名を案内しています。

 が、こいつは看板に偽りありなのです。

 大江戸線の蔵前駅から、浅草線の蔵前駅まで、地下の連絡通路などというものは存在していません。地上へ出て、たっぷり100mは歩かないと、同じ「蔵前」駅には到着致しません。

 現在の大江戸線は、チェス家の近所の路線に限りますと、西の方からやってきて春日という駅で東京メトロ丸ノ内線と南北線の後楽園に接続し、本郷を経由して上野御徒町という不思議な駅名で日比谷線、JRと接続し、そのまま春日通りを東に向かって新御徒町、蔵前を経由して隅田川をくぐり、大きく南へ向きを変えて両国、森下と行きます。
 ですが、このあたりの路線は、実は春日通りではなくて、蔵前橋通りを使うプランもあったのです。本郷から北へ行かずに南に折れれば、妻恋坂の下あたりで銀座線の末広町と接続し、ここは秋葉原電気街の北の端に位置しますから、秋葉原へ行くのにはまずまず便利。そして更に南へ行けば、我が鳥越、その1丁目あたりに駅を作ってもらって、江戸通り(国道6号線)との交差点あたりに「蔵前」駅を作れば浅草線の蔵前駅とは間違いなく本当に乗換駅として連絡通路もできたことでしょう。
 いやまぁ、ここまで書いてしまうと、「我田引鉄」そのままですから、地元の都議会議員は何をしていたのか、となってしまいますので、マズイ話なんですが、大江戸線引き込みに破れた蔵前橋通りは、筑波エクスプレスでも負けて、秋葉原から春日通りの下を通って、浅草へ抜けてしまうことになったのでした。

 でも、蔵前駅の「乗り換え」はかなりヒドい。仮に傘を持っていない人がこの両駅を乗り換える時に、運悪く雨が本降りだったとしたら、一張羅は間違いなく即時クリーニング屋行きという距離なのです。その雨にうたれて風邪を引き込み、こじらせて肺炎にしてしまい、亡くなってしまったとしたら、東京都交通局はどう責任を取るつもりでしょうか。(って、これは自己責任でしょうな。)

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京王電鉄

 こんばんは、チェスです。

 関東地方の私鉄シリーズ(そんなものがあったの?)の第2弾、今回は京王帝都です。

 と、うっかり書いてしまいましたが、「京王帝都電鉄」は、今から6年ほど前に、社名を「京王電鉄」に変更しておりました。「帝都」が取れてしまったのですね。
 なんだか名前のグレードが下がったみたいで、ちょっと残念です。

 小田急と同じ、新宿をターミナル駅としている京王電鉄は、都営地下鉄新宿線と相互乗り入れをしています。してはいるのですが、ちょっとだけ変則的な相互乗り入れでございまして、京王側からみますと、新宿線へ乗り入れる電車は、ターミナル駅の「新宿」には止まりません。笹塚から分岐してしまい、新宿は新宿でも「新線新宿」の方に止まります。新宿駅とそうは離れてはいませんが、まぁ注意しておいた方がよろしいでしょう。
 ここらあたり、小田急-東京メトロ千代田線の相互乗り入れと事情が少し似ています。千代田線は、新宿の少し西の「代々木上原」から分岐して新宿を通っていないのです。しかし京王の「新線新宿」は、まず「新宿」と強弁しても大丈夫なほど京王ターミナル新宿駅に近いですから、京王の方が便利であると思います。(まぁ、乗り入れているのが都営「新宿線」だから、当たり前か)

 競馬の一口会員であるチェスにとっては、京王帝都、もとい京王電鉄は、無くてはならない電車です。新宿から京王に乗って「府中競馬正門前」という長たらしい名前の駅まで、何遍乗りましたでしょうか。まずもって日本一の競馬場であろうと思われる、東京競馬場の表玄関まん前に着けてくれているのが、この電車なのです。競馬開催日には、通常は特急、準特急が通過してしまう「東府中」に、これらの電車が臨時停車して、府中競馬正門前行きに連絡してくれます。もっとも両駅間はほんの僅かで、東府中から歩いても東京競馬場には簡単に着いてしまいますが。

 京王は、東京のベッドタウンのひとつ、八王子と新宿を結ぶ大動脈であります。
 たぶん社名の由来は、八王子とを結ぶ電車だから、王の字を取って京王としたのだと思うのですが・・違いますでしょうか?
 どうして、八王子なら、「京八電鉄」にならないのか?とかいう突っ込みもありそうですが、「ケイハチ」ではいかにも語呂が悪いですし、次の字は「王」ですから「都の王様の電気鉄道」というのにすれば、気宇壮大ですよね。ちょっとアナクロな感じも否めないではありますけど。

 ただ、線路は八王子の少し手前から分岐しておりまして、東京都民の手軽なハイキングコースとして有名な高尾山の登山口「高尾山口」まで行っています。
 今となっては、こちらがメインルートという電車の構成でありましょうか。

 支線として、調布から、JRの横浜線、相模線の橋本へいく電車があります。

 それから、京王電鉄としては忘れてはならないのが、渋谷-吉祥寺という、若者の2大流行発信地を結んでいる「井の頭線」ですね。
 東京の西部地区を主な客先地区としている点、小田急と似ているのですが、あちらは観光地に向けてたくさんのロマンスカーと称する特別料金の特急を走らせているのに比較すると、京王電鉄の方は府中競馬に向かうオヤヂ相手のいかにも地味な感じです。しかしその「地味」を救っているのが、「渋谷」-「吉祥寺」を結んでいる井の頭線ということができるでしょうね。(電車は地味ですけどね。)

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ブックカバー

 こんばんは、チェスです。

 2004年の我が日本への台風上陸は、本日の22号をもって9コとなり、最多個数の記録更新ということになったそうです。大事なハイビスカスの鉢がひっくり返りましたが、小職の家では大した被害はありませんでした。

 さて、本屋で雑誌以外の本を買いますと、「カバーをかけますか?」と聞かれ(本屋によっては黙って)頷くか、肯定の返事をすると、その多くは何とも粗悪な紙質の、またそのデザインもあったものじゃないブックカバーがかけられます。

 本作りに携わっておられる方に伺いますと、本の装丁というものは中身と同様に大事なもので、表紙は、裏表紙は、背表紙は、これらのデザインや題字、絵や写真を使う場合にはどのようなものを、これらの紙はどのようなものを使うか、とそれこそ本の中身をうまく表現し、読者に手に取ってもらうために、最大限の努力を傾注するものだそうです。
 そうであるならば、せっかくの縁で我が本棚に並ぶことになった書物、これに無粋なカバーをかけてしまうのは如何なものかとの疑問を呈するのは、当然というべきでありましょう。

 といいつつも、我が本棚を眺めると、ざっと見てその6~7割くらいの本に「無粋な」紙のカバーがかかったままになっております。

 そんなエラそうなことを言うなら、本屋で本を買う時に、「カバーは要らない」と言えばいいではないか?と言われるでありましょう。
 ごもっともであります。
 どうして「カバーは要らない」と言えないのか。
 1つには、小職は非常にケチなので、本を古本屋に売り飛ばす時に、少しでも外傷が少ない、美麗な状態で売ることで、1円でも高く売りたい、という意識が働いているだろうということ。
 2つには、通勤の行き帰りにおいて電車で広げる本の中身を、周囲の人間に知られたくない、とか考えている(のではないか)ということ。
 3つには、これはめったにないのですが、時々デザイン、センス、紙質の良いカバーをかけてくれる書店があって、だから初めて入った書店では、「どんなカバーをかけてくれるかな?」と期待してしまうこと。

 自分で自分が挙げた理由に、みんな反論してしまうのですが、1番目は、本を丁寧に扱えば、そんなに痛むものではありません。
 2番目は、周囲の人に見られて恥ずかしい様な本は、こっそり読めばいいでしょう。
 3番目は、1回入ってカバーがわかれば、2度目からは要らない書店がほとんどですよね。

 ということで、些か説得力の薄い「ブックカバー必要論」でしたので、極力「カバーは要らない」と言うようにしたいものです。省資源にもなるしね。

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餃子の王将

 こんばんは、チェスです。

 なんか、エラく安い食べ物屋さんのタイトルですが、餃子を売り物にしているチェーン店ですね。
 1週間程前の、お昼の時間帯のバラエティ番組にゲストで出ていた、女優の熊谷真美さんが、「餃子の王将に行ってみたいのだけど、一人では入れない」とか言っていたら、餃子の王将の店長がスタジオに登場してケータリングをした、というのがありました。
 そりゃまぁさすがに女優さんが一人で入るお店ではないですけど、そう大したことはないですよ。

 会社の同僚に、この餃子の王将に詳しい人がいて、「餃子の王将には2種類あって、色々なメニューのある普通のお店と、もう本当に餃子しかない王将とがある。」などと言っていました。本当なのでしょうか。

 浅草橋にも「餃子の王将」がありまして、時間的に立ち回りが悪くて、晩御飯を食べ損ねちゃったなぁ、などと言う時は、度々お世話になっています。
 「餃子の」とタイトルに付いているだけありまして、メニューは餃子が主役です。ラーメンだの、中華丼だのという普通の中華屋さんにある一品料理も、勿論メニューにあるのですが、人気の各種セットメニューには、全て餃子が一皿付いています。
 小職が、ここに行けば3回に2回は食べていた、「天津飯セット」は一品ものの天津飯(天津丼)に餃子一皿、結構大きな鉢のサラダ、シューマイ2個、スープがついておりました。このかに玉がご飯の上に載っている「天津丼」は、実は好物のひとつでして、それと餃子が一挙に食べられて、お手頃価格なので、大変重宝していたのですが、残念なことにセットメニューから姿を消してしまいました。

 他にも色々とあるセットメニューの中で、最もお安いのが、なんと「餃子定食」なのです。
 確か、680円だったと思います。
 餃子定食の場合には、餃子が他の倍、2皿分の12個付いてきます。他に、サラダとスープとご飯です。
 2回程、餃子定食のお世話になりましたが、餃子が好きな小職でも、2皿分というのはさすがにちょっと飽きてしまいます。後半になると、餃子の猛攻に遭っている、という感じです。

 それにしても、度々お世話になるのは、やはり「安い」というのが大きいですね。ご飯を食べ損ねたから、といって、コンビニに寄ると、何かお弁当を買ってさっさとレジに行けば良いものを、ついデザートの棚などを眺めて、クリームの乗っている新製品のプリンなどを手にとる、と甘党の小職は余計な物をついつい買って、結局1,000円近くの出費になってしまいます。ならば「餃子の王将」の方が結果的に安かったということになります。

 それにしても「天津飯セット」復活して欲しいなぁ。

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地形模型

 こんばんは、チェスです。

 天体望遠鏡のことを書きましたら、高校のクラブ活動での一コマを思い出しました。

 何かの折に書いた事があるかと思いますが、小職は高校生時代、「物理化学部・地学班」というクラブに入っておりました。
 高校の理科の教科というのは、小職の頃は4つありました。物理、化学、生物、それから地学です。
 その、おしまいに出てくる「地学」は大変に地味な教科でした。「チガク」と音で聞いても、何のことかさっぱりわかりませんよね。「地球科学」の略で「地学」なのだそうです。地球科学ではあるけれども、天文学のさわりのところもやりますし、気象、地質、火山、地震、海洋、何しろ地球に関する諸々の科学を高校の教科としてまとめたのが地学なのです。
 たぶん2年生の時だと思いますが、クラブのメンバーの中に、岩石やら地層やらが好きな五月女という男がおりまして(流星観測の時に寝た奴)彼と2人で、文化祭に展示する地形の模型を作ろう、と相談しました。
 どんな模型がいいだろうか、と色々考えました。例えば大西洋の海底模型などは面白いのではないか、とか壮大なことを考えたりしましたが、結局のところ我々が住んでいる地域、関東地方と、南の海上を含めた地形模型を作ろうじゃないか、ということに落ち着きました。
 関東地方からは少し外れるのですが、華になるからやっぱり外せないよな、という事で意見の一致を見て、少し地図を西に伸ばして、富士山も入る様に調整しました。そうなると、海底の様子が面白い駿河湾=駿河トラフを外すわけにはいかなくなり、西の方は御前崎まで入れることになりました。

 さて、適当なサイズのベニヤ板を切り、台にしますが、ベニヤ板そのままですと、剛性が足りなくてベロベロと曲がってしまうので、何枚か重ねたかどうかしたかと思います。こいつに、20万分の1くらいの地形図を貼り付けて、これが基礎になります。うーん、そうかな?200kmが200,000mだから、20万分の1の地図で1mか、そんなに大きいのを作ったかな?20万分の1の地形図を使ったとすると、大雑把ですけれども、縦1m×横1.5mくらいの大きさのを作った感じですね。

 次は、透明なビニールに等高線を写して、こいつをたくさん集めたダンボールに乗せて、カッターナイフで切っていきます。切ったダンボールを順番に地図に貼り付けていけば、高低差が平面地図にダンボールの山となって表現されていきます。我々は、海底の方も表現しましたので、海岸線を決定したら、陸地全体は、海底の分だけ嵩上げをしました。そうしないと海底のマイナス部分が作れないからです。

 一応等高線の貼り付けが終わった段階で、糊を少し乾かして、紙粘土を使ってダンボールの凹凸を埋めて、地形を表現していきます。このあたりになると、五月女のセンスがものを言いますので、小職はもっぱら易しいところをやっていました。富士山の綺麗な稜線を造形していくのは、難しくも楽しい仕事でした

 全体の造形が終わると、仕上げとして着色をしていきました。平野部は緑に、海や陸水部は水色に、山は茶色にと塗っていきます。
 どうやら、文化祭に間に合う様に仕上がりましたが、土曜の午後も日曜日も、全部模型に費やした様に思います。
 しかし、完成した模型を見ると、何とも言えない満足感がありました。

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天体望遠鏡

 こんばんは、チェスです。

 小学生の頃、欲しくてたまらなかったのが、天体望遠鏡でした。
 いっぱしの天文少年でありましたので、是非生で月や土星の輪、金星の欠けた様子、オリオンの大星雲などを見てみたいと思っていました。
 幸いにも父親が、当時メガネの商売をしておりましたので、光学機器メーカーにも出入りしており、やがてレンズの口径4cmという最もビギナー向けの天体望遠鏡を買ってくれました。(今して思うと、展示品かなにかを安く手に入れたのかもしれません。)

 非常に喜んだ小職は、早速望遠鏡を家の物干し台に上げて、月や星を見ようとしました。

 しかし天体望遠鏡というものが、とにかく扱いにくい代物である、ということが、まるで判っていませんでした。
 地上の、数10m~数100m離れた景色などを眺めるオペラグラスや双眼鏡と違って、滅茶苦茶遠い物を見ようとするのが目的ですから、1度にレンズの中に見ることができる範囲は、物凄く狭いのです。
 このため、ちゃんとした天体望遠鏡には、ファインダーという広い視野を持つ補助望遠鏡が付いています。例えば土星を見ようと思えば、まずはこのファインダーで土星を探して、十字線の交差した中心に土星が入る様にして、望遠鏡を固定します。しかして後に望遠鏡の倍率を少しづつ上げて、慎重にピントを合わせます。

 我が4cm望遠鏡には、ファインダーなどというものはありませんでした。ですから、概ねこの辺だろうと思う方向へ望遠鏡を向けて、後は接眼レンズに目をあてながら目標を探す、というやり方になります。ですが、視野が狭いことから、やっとのことで一瞬視野の隅を過ったと思い、慌てて止めても手遅れ、という事の繰り返しで、望遠鏡の視野に見たいものを入れるのが一苦労です。

 やっと、覗いているレンズの中に月を入れることに成功しました。が、ぼうっとしている電球の様に見えるばかりで、図鑑の写真の様な月面は全く見えません。暫く考えて、これはどうも、ピントが合っていないのだ、と気が付いて、接眼レンズが入っている筒をスライドさせてピントを合わせてみました。ようやくピントが合い、迫力のある月面を見ることができました。
 ところで、望遠鏡を据え付けた物干し台は、木造古屋に鉄のフレームを組んで乗っけたものですから、望遠鏡を覗いている本人が歩いただけでも、望遠鏡の視野はグラグラと大きく動きます。更に地球の自転によって、せっかく望遠鏡の視野に収めた月が、そのうちにどんどんと逃げていきます。これはいかん、と望遠鏡を固定しているネジを緩めたとたんに、望遠鏡がグラっとバランスを崩して筒先がおおきく向きを変えてしまい、前の苦労が水の泡です。
 設置場所の悪さと安物望遠鏡の悲哀を思い切り味わいました。

 もし、小学生のお子さんに天体望遠鏡をねだられている親御さんがいらっしゃったら、小学生が使うのだから、と安い望遠鏡を買い与えるのは止めて下さい。そうした望遠鏡は中途半端で扱いにくく、却って天文への興味を失ってしまうでしょう。そして、天体望遠鏡が欲しくば、高校生になるまで待て、と言ってあげてください。
 その頃まで天文への興味が無くなっていなければ、彼は(彼女でもいいが)アルバイトをしてでもお金を貯めて、輸送が可能で、赤道儀の付いた、従って天体写真が撮影できる高級な奴を自分で買うことでしょう。それを背負って、空が暗く空気が綺麗な所へ星を見に行くお子さんを応援してあげて下さい。

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ウォシュレットがいかれた

 こんばんは、チェスです。

 約1ヵ月前に、トイレのことを書きました。その時には真面目に「温水洗浄便座」などと書きましたが、世間一般にわかり易い書き方をすれば、「ウォシュレット」という奴です。(無論、これは東陶機器株式会社=TOTOさんの登録商標です)
 昭和63年に前の家を壊して、現在の家に引っ越してまもなく昭和天皇が崩御されたので、いつからこの家に住んでいるかというのはよく覚えているのであります。

 概ね平成の年数と一致しているのです。

 で、それからの使用ですから、約15年と9ヵ月、このウォシュレットはまず温風のヒーターが壊れて、温風ではなくてただの風しか送ってこなくなりました。まぁこいつは、紙でぬぐう方がはるかにはやいですから、よしとしましょう。
 数年前に、洗浄用の水の出が悪くなりました。調節用のツマミがあるのですが、これを目一杯回しても、ちょろちょろなのです。これでは用をなさん、とサービスに見てもらったら、なにやらちょいちょいと調節して、簡単に直ったそうです。(小職は現場を見ていないので、何をどうやったのかは不明)

 で、今回です。1ヵ月くらい前から、その兆候はあり、洗浄水が出るまでに随分と手間を取る様になっていました。暫く待って、やっと出てきたと思ったら、随分と頼りないシャワーです。これじゃやっぱり用をなさんぞ、と、会社から家に電話して、家からTOTOさんに修理を頼むことにしました。

 が、

 さすがに、15年以上前の製品では、部品を在庫していないので、修理ができない、という回答がきたそうです。

 考えてみれば、15年も乗り続けている自動車にはそうそうお目にかかることはできません。良く頑張って乗っている方で、半分の7年、もうちょい頑張って10年というところでしょうか。
 温水洗浄便座が15年前にいくらしたか、さすがに忘れてしまいましたが、充分にモトは取った、と言えるでしょう。
 ここはもう、引導を渡してやるのが、武士の情けというものでしょう。(なんのこっちゃ)。

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入社試験

 こんばんは、チェスです。

 小職が勤務する会社では、既に来年卒業の学生さんを対象とした会社説明会や、その後の入社試験は、何回となく行なわれているのですが、せっかく内定を出しても、学生さんに逃げられてしまったり、社内で「どうしても人が足りないから、来年是非とも補充してくれ」という声があがったりすれば、採用計画も見直しをして、採用予定の人数に達するまでは募集をかけないといけません。
 そんなわけで、来年卒業見込みの学生さんを対象とした募集としては、いささか遅い時期ではありますが、本日も会社説明会と入社試験が行なわれておりました。

 小職のデスクは、人事部のすぐ背中にありますので、試験の準備で人事部が出払っておりますと、人事部への電話は取らないといけません。

 取ると、果たして今日試験を受ける学生さんです。道に迷ってしまったので、遅れます、という連絡でした。これは人事部の方に伝えます。

 それにしても、今も昔も、人生の進路を決める入社試験という奴は大変なことです。

 もう20年近く前になるわけですが、小職はまるで就職活動というのを真面目に考えていませんでした。
 4年生になると、理系の学生でしたから、「卒業研究」と言って、自分が選んだ研究室の先生の元で、適当な研究テーマを貰って1年掛りで実験やら試験を繰り返して論文を書き、卒業させて貰う訳ですが、小職の場合には「外研」と称する外部の企業に出向のような形で出してもらい、企業の製品開発の真似事みたいなことをさせてもらいました。その企業からは「研究生」という待遇で、自宅から企業までの交通費や昼食代(お弁当の現物支給)が出る、という他に、「研修費」と称してバイト代まで貰えたのですから、こんなにありがたい待遇はありませんでした。

 そんな居心地の良い企業に月曜日から金曜日まで通って(当時としては先進的な完全週休2日制の企業でした)ごくたまに大学の研究室に顔を出す、という4年生の生活でしたので、就職活動といっても、全く切迫感が無かったのです。
 いざとなれば、この会社が拾ってくれるのでは、と考えていたのです。

 大学の先生から小職を任されていた、その会社の課長さん(研究室のOBでした)が、さすがに見るに見かねて、「ウチの会社を受けてみる?」と聞いてくれました。5月の終わりか6月の始めか、そんな頃だったと思います。で、受かったら、そのまま入社させてもらえばいいや、と入社試験を受けました。
 今思えば、随分世の中を舐めている、というか、大甘ちゃんの学生でした。
 さすがに、この会社の役員さんは、きちんと見るべきところを見ていました。小職は、最初の入社試験を見事に落ちました。

 ようやく、「これはマズイ」と考えが改まって、研究室に求人票を貰いに行き(当時は、研究室に直接求人票が来ていました)何社も説明会、入社試験と受けて回りました。はっきり内定を出してくれる会社が無い中、既に8月に入っていて、さすがに少々焦り出していました。
 そんな中、個別に(説明会なぞ開催していなかったので)人事部に電話をして面会に応じてもらい、何人かの学生と一緒に試験を受けて、暫くして人事部長から内定の電話を貰ったのが、今働いている会社です。よくぞ拾って下さった、助かった、と思いました。

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カーナビ その後

 こんばんは、チェスです。

 8月に買って取り付けたカーナビですが、安からぬ値段がしたわりには、どうにも色々と不満と言うか、疑念が残っていました。

 その1 いつまで経っても「パルス学習中」。
 その2 自車位置がしょっちゅうズレる。
 その3 音声案内をほとんどしない。

 そこで、製品のことはまずはメーカーに、という訳で、ケンウッドのサイトから問い合わせメールを出してみました。非常に対応が良く、その日の内に、回答がありました。この対応の迅速さは、誉められていいことでしょう。素晴らしいです。
 対応は素晴らしいのですが、回答によれば、いくらなんでもパルス学習はとっくの昔に終わっている筈、という事が判明しました。
 2、3の事もあり、回答のアドヴァイスに従って、購入取り付け店に行って、接続を確認してもらうことにしました。

 で、昨日土曜日の午前中、晴海に行き、これこれと説明すると、早速調整をしてくれることになりました。

 晴海の埠頭には、海上自衛隊の「うらが」と、韓国海軍の艦船が3隻程停泊していましたので、そいつを間近に見て時間を潰してから、お店に戻ると、既に作業は終了していました。
 やはり、車速パルスはうまく取れていなかったみたいです。学習を始めて暫くすると、なぜか強制的にリセットがかかってしまって、いつまで経っても学習が終わらないという状態だったらしいです。
 で、車速パルス信号を別の場所から取り直しました、ということで、乗ってみますと、これが本来の性能だったのか、という自車位置の正確な測位と反応、それに親切な音声案内です。
 どうやら、高いお金を出してつけたカーカビ、やっと本来の性能を発揮してくれるようになったみたいです。

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京浜急行

 こんばんは、チェスです。

 秋晴れの爽やかな土曜日の午後、横浜そごう百貨店に行って来ました。

 勝谷誠彦さんの「電脳血風録」の出版記念トークショー&サイン会がある、というので、サイン会というものに一度行ってみたかったからなのです。

 勝谷さんは、最近テレビやラジオなどでも活躍されているので、ご存知の方も多いでしょうが(「さるさる日記」における勝谷さんの日記はトップのヒット数なのだそうです。)「闘うコメンテーター」としての辛口コメントが各方面で人気を博しているようです。ですが、小職における勝谷さんは、定期購読している「日経パソコン」に連載中の「電脳血風録」の著者であり写真家という認識です。

 その連載コラムが単行本になり、トークショーと本にサインを貰えるという訳で、これは行かねば、と思ったのでした。(何せ、「日経パソコン」が配達されると、いかなる特集記事より最初に、「電脳血風録」を読むファンなのですから。

 面白い本ですので、お近くの書店でお求めになってくださいね。

 さて、主題の「京浜急行」略して京急です。
 横浜へ行くには、JRで東京から東海道線、これがメインルートで、京浜東北線でゆったり行っても、運賃は変わりません。浅草橋から行きますと540円かかります。
 が、浅草橋より、更に最寄駅がありまして、都営地下鉄浅草線の蔵前から、泉岳寺を経由して京浜急行で行きますと、運賃はJRより安く510円です。
 往復乗れば、60円安い。
 運賃的には安いとは言えない、都営地下鉄に、泉岳寺まで乗っての結果ですから、京急ははっきり言って安いと思います。

 地下鉄で待っていれば、乗り換え無しで横浜まで行ってくれる「特急 久里浜行き・三崎口行き」などが来ますが、品川まで取り敢えず行ってしまって、「快速特急」に乗り換えれば、京急鎌田、京急川崎、そして横浜と僅か停車駅3つ目です。
 帰りも当然、京急に乗って帰りました。
 京急は、羽田空港への路線も持っていますので、羽田行きの電車を途中で切り離すという芸の細かい運行をしているのですが、それでも速い。
 横浜を出ると、短い間ですが、JRと並走する区間があります。窓の外を眺めていると、東海道線の東京行き上り電車が走っていましたが、ダッシュ鋭い我が京急快特は、忽ちにして追いつき、一気に差し切ってしまったのであります。
 車両は、ドア2つでJRの特急電車の様な快適な奴。この最新型の電車は、シーメンスのVVVFインバータを使っているそうで、出発するときにドレミファ調の音を出してくれます。初めて聞いた時には結構びっくりしました。
 平行して走るJRに負けじとダッシュ鋭く懸命に飛ばす京急は、関東の私鉄の中にあって、競争の激しい関西私鉄に通じるものがあり、「頑張れ京急」と応援せずにはいられません。

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入力装置

 こんばんは、チェスです。

 ちょっと前に本欄で、「日本語変換」のことを書きました。日本語に変換してくれるディヴァイス「MS-IME」のことをこき下ろした記事です。
 しかし、我々はそんなものではない、もっと不便を強いられているのではないか、とつらつら考えています。

 こんだけパソコン内部の演算装置や記憶装置が高速化、大容量化した、というのに、入力装置の方は、いつまで経っても旧態依然とした「キーボード」なるものに全面的に頼りっきりだ。いったいこれはどうしたことなのだ!責任者出て来い。

 富士通が開発した、日本語入力に関しては画期的と言われている親指シフトキーボード、これはそれまで「カナ」のキーが4段に割り振られていたのに対して、3段に割り振っており、入力に際しては左右の親指にそれぞれシフトを受け持たせることによって、3段に割り振ったカナキーを使い、1ストロークで全てのカナ入力を可能にした、という点において、確かに画期的なものです。
 そいつは確かにいい、と思うのですが、慣れ親しんだキーボードのアルファベットの配列から、親指シフトのキーの配列を再び1から覚え直すというのは・・これはまた何とも、ということで、2の足を踏ませるのです。

 何気なしに「慣れ親しんだアルファベットの配列」と書きましたが、これは言うまでも無く、「英文タイプライター」のキー配列をそのまま持ってきているもので、「QWERTY(クワーティー)」配列、と呼ばれています。なんじゃ、そのクワーテーとは?とお尋ねの貴兄には、じっくりアルファベットの並んだキーボードを眺めなおしていただきたく候。主要な3列の並びの上段、一番左は、「Q」でござろう。そこから右に文字を並べていけば、上の様になるだけじゃ。

 そうかそうか、と感心して帰ってはいけません。この配列、なんでこんな不思議な並びになったのでしょうね。英語でもっとも登場頻度の高い文字は、「E」だそうですが、それをわざわざ左手中指の受け持ちにさせています。まぁ、英語であればそうそう使うことが無いであろう「Z」が左手の小指の受け持ちなのはわかる。「Q」だってそんなには使わないだろうから、左手小指の辺境の地に追いやって正解でしょう。でも、右手人差し指という、ここに「E」が欲しいナ、というべき位置には、なんと「J」がいます。英語で「J」はそんなに使うかいな、と考えてしまいます。相当頻度が高いだろう「A」にしたところで、左手の小指です。こんな配置なので、小職なんぞはしばしば「A」が抜けてしまうのは、以前に書いた通りです。

 この疑問に対しては、こんな説明がありました。タイプライターの開発初期のものは、キーボードの打ち込みを紙に印字する原理が、機械式であった。これは、全くのメカニズムに頼っていたので、あまり使い易い配列のキーボードにして、早打ちをされてしまうと、機械が追いつかずに、印字がうまくいかなくなる。よってわざわざ使い難い配列にしているのだ、という話です。別に裏付けを取ってはいませんが、なる程ありそうな話だが、うまく出来すぎている、とも思いました。
 現在のタイプライターは、機械式の印字ではなくて、電気式です。ですから、相当の早さで打っても、印字に影響がでる、ということは無いでしょう。ましてやパソコンにおいては関係無し。
 ならば、アルファベットの配列にしてからが、使用頻度の高い文字を右手中央段に、ついで左手中段に並べて、あと右手上段、左手上段、右手下段、左手下段、という風に追い込んでいけばよろしいでしょうに。この不自然な並びが、なんで延々と続いているのでしょうね。

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