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新型雨具

 こんばんは、チェスです。

 全く以って、今年は台風の当たり年でして、日本の南の海上で発生する台風が次々と南西諸島を手始めに襲い、やおら進路を北から北北東、北東と変えつつ九州から四国にかけて上陸してくるというパターンが続いています。今日も台風21号が鹿児島県に上陸したあと、四国の南から大阪あたりに再上陸という進路で、各地に被害をもらたしております。
 会社で、昼食を食べながらニュースを見ていると、これも台風中継のお決まりとでもいいますか、台風接近中の街の様子が映し出されているのですが、必ずといって良いほど、傘を必死で支えているにもかかわらず、忽ち「お猪口」の状態になってしまうOLだとか、コンビニで売っている様な安物ビニール傘を学生さんがさしたとたんに、あっという間にビニールだけが吹き飛んで、哀れ傘が骨だけになってしまう様子だとかが捉えられているわけです。
 勿論それらの絵は、台風の猛烈な風雨にどうにもならない人達を笑い物にするために撮られているのではなくて、激しい風を描写するための演出ということができるわけですが、つまりは、我々が日常使っているこうもり傘などの雨具が、台風などの嵐には、いかに頼りにならないかがわかるということでもあります。

 それにしても、江戸時代には何日間もかけて歩くしかなかった東京-大阪間が、片道3時間もかからずに行くことができる、という現代になっても、雨が降った場合には、江戸時代と原理的には大して変わらない傘や合羽を使っている、というのは、どうしたことなのでしょうか。
 シャツの胸ポケットに収まるくらいの小さな箱が電話であって、デジタルカメラでもあって、音楽を聞くプレーヤーでもあって、ニュースを読む情報端末でもあって、あまつさえ通話相手の様子さえ見ることができるテレビ電話にもなる、というとてつもない機械を、学生でも持っている、と、こういう時代であっても、我々は雨が降れば、布を主体とする仮の屋根を頭上に展開して、これを片手で保持しつつ、粛々と移動する、という原始的なことをやっているわけです。

 昨日のニュースでは、理化学研究所が、人工的に新しい元素、113番目といったかな、の元素を発見した、と報じていました。周期律表に、日本の研究機関が命名した元素名が載る、これはこれで、本当に素晴らしいし、慶賀すべきことなのですが、傘などよりも、もっと手軽で、もっとパーフェクトな、台風にも有効な、新型の雨具を発明、開発してくれる人はいないのでしょうか。

 例えば、外は雨が降っているから、自分の頭の上からシューッと10秒程スプレーをかける。そうすると、透明な皮膜が全身をすっぽりと覆ってくれる。この皮膜は、空気は通すが、水は全く通さないから、完全防水だ。片手で支える必要はないから両手が空くし、荷物を持っているなら、荷物にもスプレーすれば良い。透明なので視界が良く歩くにも安全だし、全身をピッタリ覆っているだけなので、どんな風がふいても防水効果は変わりなし。
 用が無くなったら、ビリビリと破いてくるくる丸めて、所定の袋にでも放り込む。これは行政や業者が回収して、スプレーの原料としてリサイクルして使う。

 どうです?こんな傘要らずの人間用防水スプレー、どこかで開発しませんか?但し特許を出す時は、小職と共同でね。

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