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お風呂

 こんばんは、チェスです。

 寒い真冬、凍える身体をゆっくりお湯の中に沈めると、なんか意味不明の唸り声が出てしまうくらい、気持ち良いものですよね。でも、夏のお風呂というのも、汗でべとついた身体を洗い流して、きれいサッパリ気持ち良く、まぁ1年いつでもお風呂というのはリフレッシュさせてくれますし、ありがたいものです。

 チェス家は15年前に建て替えるまでは、東京下町の典型的な「しもた屋」でしたので、内風呂がありませんでした。
 それで銭湯に行っていました。

 何気なく「銭湯」と書きましたが、家では「お風呂屋さん」と呼んでいて、銭湯という呼び方はしませんでした。かなり大きくなって、お風呂屋さんのことを世間では「銭湯」と呼ぶのだと気が付いたくらいです。

 昔通っていた銭湯のうち、2軒が廃業してしまいましたが、まだまだ徒歩圏内に銭湯は健在です。
 最初に廃業してしまった銭湯の玄関先には、いつもおでんやさんが来ていました。人間が引っ張る奴ではなくて、ピックアップのライトトラックの後部荷台を改造して、おでん鍋とおじさんが座るところがありました。
 ここのおでんは美味しかったです。ですが、親父と小職(と弟が居たかもしれません。)がお風呂の帰りに、このおでんやさんで何か食べている時に、血相を変えた母親が走って迎えに来ました。祖父が脳溢血で倒れたというのです。
 幸いこの時は祖父は助かりましたが、お風呂帰りのおでんやさんというと、この時の事を思い出します。
 このお風呂屋さんは「大黒湯」と言いました。

 次に廃業してしまったお風呂屋さんは、「金魚湯」と言いました。由来は知りませんが、湯船のすぐそばに、大きな金魚の入った水槽があったのは確かです。営業開始早々に行くと、小職が贔屓にしている老舗の御菓子屋さんの社長がいつもいらっしゃいました。チェス家と違って、ご自宅にお風呂があるのに、銭湯が好きな社長なんですね。ここは現在コンビニになってしまいました。

 他にも個性的なネーミングのお風呂屋さんがありますね。現役で営業していますが、「帝国湯」というのです。
 お風呂に「帝国」ですからね!かなりミスマッチではありますね。
 高校生の頃、自衛隊のヘリコプターに体験搭乗させてもらって喜んでいる様な男がいまして、この男に「帝国湯」のことを話したら、非常に喜びまして、
「その銭湯の中には、サーベルとかが飾ってあるのか?」
などと言いました。

 無論、サーベルなどがあるわけはありません。毎日平和に、お年寄りが帝国湯のシャッターが上がるのを待っています。

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