タイピン
こんばんは、チェスです。
かなり前に、ネクタイのことを書きましたが、このネクタイをシャツに留めるピンをタイピンといい、クリップ式のものをタイバーとかいいますよね。タイピンの頭にはカフスとお揃いの石などが飾ってあるのが、父の日の定番の贈り物だったりするわけです。
ところが、今このタイピンをしている人はほとんど見なくなりました。かろうじてフォーマルな席で、生き残っているだけで、ビジネスマンがタイピンを使っているのにお目に掛かったことはありません。
タイピンはいかにも仕掛が大げさで、ビジネススーツには似合わないということかも知れません。
ネクタイを留めるのに、ではどうするか。クリップ式の、タイバーであれば、こちらは簡単ですから、さすがに絶滅ということはなくて、時々お目に掛かります。ただ、数年前からネクタイは締めてそのまま、というのがトレンドらしく、タイバーでさえも、今やマイノリティという状態です。
特にファッションに敏感な若い人は、殆ど使っていませんね。
では、チェスはどうか、というと、ネクタイがヒラヒラするのがいやで、タイバーを使っています。
ただ、何ともいじましいというか、卑怯者というか、「オレは未だ若いんだぞ」というところを見せたいためか、インチキな使い方をしています。
ほとんどの男性はネクタイを締めたことがあるでしょうから説明は不要でしょうが、ネクタイを締めますと、オモテ側の部分の他に、同じ位の長さか、少し短い、シッポが裏側に残ります。このシッポだけを、タイバーでシャツと挟むのであります。すると、ちょっと見にはタイバーを使っているとは見えません。それでいて、ネクタイは固定されているわけです。
会社の誰だったか忘れましたが、この留め方を教わって以来、タイバーを正々堂々と表に付けてはいないのです。
可哀想に、日陰者になってしまったというわけです。
「イケてる男は、光るタイバーやタイピンにもこだわる」みたいなトレンドがおきて来れば、日陰者も復活のチャンスがあるというものですがねぇ。
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タイピンなのですが、最近、若い世代で流行ってきているんです。20~30代向けのファッション雑誌を見ても、タイピンをしているのが主流です。
種類も豊富になり、シルバーからホワイトゴールド製のものや、プラチナもあります。
デザインも曲線を生かしたものなどがあり、昔のタイピンとぜんぜんイメージが違いますね。
余談ですが、カフスも流行っています。
意外と若い世代はビジネスでもオシャレ心があるんですね。
普段からアクセサリーを楽しんでいるからですかね?
投稿: 渋谷のタマちゃん | 2004.07.28 16:13
渋谷のタマちゃん、コメントありがとうございます。
そうですか、タイピンやカフスが流行っているんですか!やはりどんなファッショントレンドも、常に取り残されるのがオヤジ世代ということに・・会社の若手の身なりをちょっと観察してみようっと。
おしゃれなタイピン、かっこいいですよね。ワンポイントのセンスとでもいうんでしょうね。
投稿: チェス | 2004.07.30 07:38