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羽田の新D滑走路

 国際化など、何かと取り沙汰される羽田=東京国際空港。東側に建設されていた新しいターミナルビルも、外観的にはかなり完成し、現在は東側ターミナルビルに付属する駐車場ビルを建設中の様です。この新しいターミナルビルがオープンすれば、益々便利な空港になるでしょう。

 ところで、現在の羽田空港には、3本の滑走路がありますが、このうち滑走路の両側から離着陸に使用できるのは、海側の西北-東南に伸びる滑走路の1本だけです。陸側に平行してある滑走路は、西北側からの着陸と、西北側への離陸ができません。これは、アプローチとデパーチャーのルートが住宅地の上にかかってしまい、騒音問題が発生するからだと思います。
 東北-西南に伸びる横風用滑走路も、海側からの離着陸しかできません。
 という状況なので、離着陸の回数は現状だとすぐにも限界が来てしまうということなので、滑走路を増設する計画が、この空港を管理する国土交通省で進められています。
 新しい滑走路は、現在の横風用滑走路に平行する形で羽田空港の南側に増設される「D滑走路」となる予定です。
 ところが、こちら側は、多摩川の河口に重なる形となり、多摩川の流れを変えてしまう工事は好ましくない、という条件が付けられています。また、この新D滑走路にアプローチするためには、飛行機は千葉県の上空を飛ばなくてはならず、このために千葉県から強行な反対が起きています。(注:昨日の新聞では、D滑走路の角度を東寄りに少しズラすことによって、千葉県上空を回避できることになり、国土交通省はこの案で進める模様。)
 さらには、新D滑走路のアプローチは東京港の第1航路にあたるため、ここを航行する船の高さ制限というものをクリアする必要が生じるらしいです。クリアするためには、新設の滑走路全体を嵩上げして高くする工法が検討されているとか。
 そうすると、相当の工事費の増額が避けられないのですねぇ。
 又、新D滑走路は、現在の横風用と※平行の滑走路になりますが、使われる頻度としてはあまり見込めないのでは?

 羽田は都心に近く、確かに便利なのですが、日米安保体制の結果、重要な「空」を押さえてしまった米軍の横田ベース、ここを返還してもらうなり、返還が無理なら、軍民共用化の空港にするなりして、離着陸枠の確保をしていったらどうなんでしょう。羽田に比べると横田ベースは確かに遠いですけれども・・でも青梅線の拝島駅が左程遠くない場所に位置しており、青梅線快速であれば拝島-東京は最短約1時間です。仮に横田空港が実現すれば、JR東日本は便利で速い特別快速を走らせ、50分程度で東京に出られる様になるでしょう。これは成田空港より条件は良いです。
 石原都知事閣下は、以前より「横田返還、若しくは共用化」を言っておられますが、この件に関しては小職は都知事閣下の政策を支持するものであります。

※千葉県対策で、新しい案の新D滑走路では、現在のB滑走路と平行にはなりません。

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コメント

羽田も大きく変わりますね。ところで、モノレールの天空橋の駅のそばにある「羽田東急ホテル」ってご存知ですか。あそこはかなり古いですが、以前はそこがターミナルだったところです。国有地に立っていますが、ターミナル正面のホテルでした。今も国際線の小さなターミナルはそこにありますが。この羽田東急ホテルは敷地が広く、屋外プール(25メートルで5コースぐらいの広さ)があります。都心のホテルでこれだけの屋外プールはありません。以前利用したことがありますが、高かった。この羽田東急ホテルも今年度で閉館し、新ターミナルビルに「羽田エクセルホテル東急」として移転します。今度はプールはありません。残念ですが。

投稿: 水泳中毒患者 | 2004.05.27 00:48

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