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自家用車 その5

 こんばんは。チェスです。

 基本的に小職は、「日本で使う以上、クルマは国産が一番」という考えの持ち主です。(メルツェデスを只でくれてやる、と言われれば、多分もらうと思いますが)日本の自動車メーカー各社は、日本という国土で生産・販売している以上、日本で使う上で最も信頼性があり、使い易いクルマを売っているだろうと思うからです。この考えは十分に合理性があり、別に極端な国粋主義者が言っているわけではないですが、普通に説得力があると思うのです。
 日本は英国及びその連邦構成国(オーストラリアなど)と同様、自動車左側通行の国ですので、右ハンドルのクルマが標準仕様ということです。アメリカ、ドイツ等の自動車大国の輸入車の中には、本国仕様のままの左ハンドル車が見られますが、左ハンドルのクルマは、日本で使う以上、不便である以上に右折などの際に危険であると思います。
 日本用に、右ハンドルに変えて輸入しているクルマにしても、左にあったハンドルをそっくり右にもってきただけ、というのが多く、ステアリングコラムに付いているウィンカー/ライトレバーは左側に、ワイパー類のコントロールレバーは右側についており、アクセル/ブレーキのペダルの配置も適切とは言い難いなど、使い勝手としては大幅に落ちてしまいます。
 ま、それ以上に国産車には、外国車と比較してC/P(コスト パー フォーマンス)が優れているという利点があり、もう大分以前に輸入自動車に対する関税が撤廃されて、自動車貿易の自由化が進んだ現在であっても、同じ価格帯で比較すると輸入車は色々な点で不利になってしまいます。
 そして、純粋にクルマとして評価した場合でも、国産車の「デキ」というのは近年とみに上がっており、自動車先進国の一流どころと比較しても、動力性能、燃費、快適性、操縦性(ハンドリング)、安全性など、肩を並べているか、部分的には凌駕していると思われる項目もあります。

 と、非常に長い前振りでしたが、実は、現在の愛車は国産車ではないのです。

 ホンダクリオの大沢所長の勤務先が遠方になってしまって、疎遠になったと同時に、ホンダは、その時の愛車「アヴァンシア」をモデルチェンジせず、カタログから落としてしまう、という噂を聞いたとたんに、3代続いたホンダ熱が冷めてしまいました。

「縁の切れ目がクルマの切れ目」になってしまったのですな。

 更に、チェスの弟が、「一度フランス車に乗ってみよう」などと言い始め(なぜにそんなことを言い始めたかは未だに不明)まぁ、見に行くだけなら、と有明にある「ブルーライオン」(プジョージャポンのディーラー名)に出かけてみました。
 アッパーミドルクラスの406ブレーク、というのが彼のお目当てのクルマだったみたいですが、やはり国産車の感覚からすると、いかにも高い。このお金を出すならクラウンが買えるじゃないの、などと思いました。
 そう思いつつ、ショールームを眺めていると、デリバリーが開始されて間もない、306の後継車種の「307」というハッチバックが目に入りました。中々小粋なスタイルで、お値段もこちらならそこそこ、こっちの方がいいんじゃないの、などと話しながらこの日は引き上げたのです。
 そのうち、この307には、SWというワゴンボディが追加になる、という噂を聞き、おお、ワゴン(フランス流には「ブレーク」)か、それは見てみたいな、とSWの登場を待つことになりました。

 そして2002年秋、307SWは日本にやってきました。天井には開放感溢れるパノラマグラス、ハッチバックと同様のフランス車らしい内装やデザイン、こりゃいいわ、ということになり、ホンダアヴァンシアを中古車屋に売却し、プジョーの307SW オーロラグリーンのオーナーになってしまったのです。もっとも、クルマ代金の半分程はチェス弟が出していますので、実質的には「半オーナー」という感じですけれども。
 欧州車のシートは国産に比較して座り心地がよく、しかも疲れない、とはよく聞く評判です。特にあまりロングドライブはしていないのですが、2月に静岡県の掛川市まで、日帰りで往復しましたが、確かに腰は痛くならず、快適なドライブでした。
 ハンドリングはしっかりしており、ボディの剛性感が良いです。コーナリング時にもロールはしますがタイヤは路面をしっかり離しませんよ、という走りっぷりです。高速道路の継ぎ目などはうまくこなす乗り心地のよさ、エンジンルームからの遮音もしっかりしています。
 反面、オートマチックのスケジュールは国産とだいぶ違い、2速~3速をかなり引っ張る感じです。燃費がどうもちょっと・・という評判なのは、この辺に原因の一端があるかもしれません。ただ、プジョーのエンジン燃焼マネジメントは、国産のものに比べると少し遅れているといわれており、簡単に言えば古いということだと思います。
 オートマチックについては、「ティプトロマチック」というモードがあり、プラスとマイナスが切ってある側にセレクターを倒しますと、マニュアル的に変速を行なうことができます。国産車のように、どんどんシフトアップすることができるのですが、ティプトロは一定速度以下になると、自動的にD1に落ちてしまうので、渋滞している道路では殆ど意味はありません。
 パノラマグラスには、内側に光線を遮る電動のシェードがついており、夏場などはほとんどシェードを締め切りで使いました。ただ、真夏以外の季節では、シェードを開けておくと素晴らしい開放感が楽しめます。ガラスが開くわけではありませんが、後部座席で大きな空が広がります。一度このクルマで、北海道を走ってみたいと思わせます。(その場合は後ろの座席がよい)。
 プジョーに限らず、ラテンのクルマというと、色々細かいトラブルがありそうに思われていますが、我がSWの場合には格別なトラブルはありませんでした。ただ、この個体に限った話ではなく、307全般に言われていたらしいのですが、ウインカーレバーの動作にスムーズさを欠き、しばしば折れそうな音を出していたのが気になっておりましたが、これはリコールの対象となったということで、無償部品交換をしてからは動作がスムーズになりました。

 愛車の写真を撮って、これに載せようか、とも思ったのですが、別にプジョーの宣伝をすることもあるまい、と思い直して止めました。興味がある方は、プジョージャポンのHPをご覧下さい。「307」→「SW」と見ていただくと、オーロラグリーンのSWが出てきます。

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コメント

チェスさんはプジョーにお乗りなんですね。
いいなぁ。実は私も欲しかった車なんです。
「SW」ではなく、HBの方です。
外車はトラブルが多いと聞きますので、やめました。
もっとも予算的に厳しいのですが。

というわけで、先日我が家に来た車は
トヨタの「ウィッシュ」です。
父親との共同使用でハイオク車はダメ、セダンは使い勝手が悪い等の理由からこの車になりました。レガシィB4が欲しかったんですけどね。グレードは最上級の2.0Zになります。
この車はCVTなんですね。うちの会社の社用車が日産の旧プリメーラワゴンの1.8でCVTでしたが、アクセルを踏んでもエンジンの回転数が上がるだけでスピードが付いていかなかったので、CVTとはこんなもんかと思っていましたら全くの別物でしたね。6段のマニュアル変速モードがあるので、重宝しています。まだ私は殆んど乗っていません。日曜日に納車して400キロを超えましたが、まだ給油していません。燃費の良さも売りにしていましたね。

そうそう我が家では初の3ナンバー車です。といってもタイヤが大きいのでオーバーフェンダーが付いた分だけ幅が広くなっています。最近の車の傾向みたいですが、ボンネットの見切りが悪いですね。慣れの問題なんでしょうけど。あとは以前の車
が5年落ちのカルディナだったのですが、座面が高くなった分乗り降りが楽ですね。かがむと腰痛持ちの私としてはつらかったので。307SWのパノラマ程ではないですが、憧れのムーンルーフ(トヨタはそう呼んでいる)も付けました。あとはHDDナビを付けたぐらいですね。色々といじりたいのですが、お金がないので・・・。

投稿: けろちゃん | 2004.05.23 00:55

 チェスです。
 輸入車はトラブルが多い、というのは話にも聞いていましたし、本や雑誌にも書かれていましたので、正直言ってビクビクしていました。307はプジョーの中堅車種であるだけに、日本でもユーザーが割合多く、個人サイトもあったので、掲示板などから相当情報を仕入れました。ブルーライオンも、お客さんのこのあたりの心配はよくわかっていたようで、アフターサービスは相当力を入れていましたね。
 ただ、日本マーケットを拡大するには信頼性の向上というのは、欠くべからざる条件であるので、プジョーも頑張った様です。

 新たにけろちゃん家にやってきたのはWISHですか、トヨタらしく使い勝手、乗り心地、ハンドリングが高いレヴェルでバランスされているクルマですね。CVTはだんだん熟成されて、ダイレクトな反応ができるようになってきたと言われていますね。初期点検が終わった頃、またレポートして下さい。
 307SWは、307シリーズの中で唯一3列目のシートがあるんですが、ウチでは外して普通のワゴンとして使っています。やっぱり3列目というのは、緊急シートでしょうね。SWのは到底乗りたいスペースではありません。3列目を使うなら、2列目を外してしまうと面白いかもしれませんが。

投稿: チェス | 2004.05.23 10:34

けろちゃんです。

輸入車はトラブルの心配はなくなってきたんですね?
それでも国産に比べると手がかかるみたいですが・・・。
新車から壊れていたといった話も聞きました。

今日プールに行くのに車を使いました。
横浜横須賀道路・本町山中有料道路を通って国道16号を横浜方面に少し行くと「すこやかん」があります。
もうごきげんです♪

うちも3列目は使用していません。外すという芸当は出来ないので、折りたたんで使用しています。外車はシートが外れるのを売りにしていますよね。実際外すのは大変なんでしょうね?
重たいだろうし、外したシートを置く場所が必要ですね。

1週間で450キロほど走りましたので、初回点検もすぐですね。自分が殆んど乗れないのが残念ですが・・・。
9月の合宿には是非乗って行きたいですね。

投稿: けろちゃん | 2004.05.23 19:21

 チェスです。ニューカーは、ただ乗って運転しているだけで楽しいですよね。ご機嫌なけろちゃんの顔が浮かぶようです。(^_-)

 3列目の2個のシートは、割りと簡単に外すことができました。2列目は3個の独立したシートが並んでいて、これらも1つづつ外すことができます。だからと言ってしょっちゅう外す使い方なんかしないでしょうけどね。外した2個のシートは、車庫の奥の物置に放りこみました。丈夫で座り心地の良さそうな椅子なので、何か使い道がないかなぁと思うのですが。おっしゃる通り、持ち運びは重いです。

投稿: チェス | 2004.05.23 21:28

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