ハラマキ
こんばんは、チェスです。
数日前に「オダマキ」という植物について書かせていただいたら、色々と楽しいコメントを頂戴しましたが、今日のタイトルは、特にヒネリ無し、直球ストレートでございます。
小職は、消化器、特に腸の方面が弱いという思い込みがありまして、事実幼少の頃は、なにかというと直ぐにお腹をこわしてトイレと仲良しになる、という子供でありました。更に昔、0歳児とでもいうのか、その頃の話になると、さすがに本人の記憶なぞあるわけがないので、母親などからの伝聞に頼らざるをえないのですが、自家中毒というんですか、口からの摂取による栄養吸収が出来なくなって、どうにもならないので毎日小児科に注射を打ちに行った、という状況であったそうなので、元々消化器系統が弱い下地はあったみたいです。
発育の遅れというのは恐ろしいもので、幼稚園くらいでは「背の高さ順」に並ぶ時は、大抵一番前に位置していた様に思います。チビだけならまだしも、ドンくさいというのか、何をやるのもトロいというか、運動神経、敏捷性に欠ける子供だったらしく、小学校に入学したばかりにもらった通知表で、体育は「1」という珍しい評価でした。
以来、寝るときに欠かせないのが、「ハラマキ」=「腹巻」という、無粋なファッションになるのです。
子供の時は、それでも可愛い柄のハラマキを愛用していましたが、ある程度大きくなるとさすがに寝るスタイルとはいうものの、抵抗が生じて、茶色の無難なものになりました。これはこれで、オヤジくさいというイメージが強烈そうではありましたが、他に選択の余地がない、ということから、それを継続して使用しています。
夏などは、ハナマキ着用だと暑いのですが、こうも長い事、一年中使っていると、何だかたまに忘れると、妙に不安というのか、「毛布を取られてしまったライナス」みたいな気持ちになるものです。
さすがにこの年になると、もういい加減に大丈夫なんじゃないか、とも思うのですが、廃止する踏ん切りがつきません。一緒に寝なければいけないのが、猫一匹であるのが、廃止しなくても良い理由であるなら、ちょっとそれはそれで悲しいものがあるかもしれません。
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コメント
(カズン改め)エンソマンです。
小判ちゃん、虎模様がきれいですね。
一緒に写ってる人が邪魔っす。
ハラマキって書いても、やっぱ腹巻は腹巻だもん。
ファッションではありませぬ。
「丹田カバー」ですから。
やりましょ、やりましょ。
投稿: エンソマン | 2004.05.13 01:40