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ミスターロンリー

 こんばんは、チェスです。

 「我は挫けず」で書かせていただきました通り、古のレコード・コレクションをCDに焼くプロジェクトは無事にスタート致しました。
 それはいいのですが、CDに焼きたい小職のクラシックのコレクションが見つかりません。どうもチェス弟が、邪魔にして、部屋に作り付けの洋服ダンスの下の方に放り込んでしまったらしいのです。その洋服ダンスの前面は、多数の物品でバリケードの如き様相を呈しており、簡単に取り出せる状態ではありません。

 ならば、とやはり古のシングル・レコードを眺めて、これは、と思うものを録音していくことになりました。

 45回転のドーナツ盤です。(知っているかなぁ。)これはたくさんあっても、1曲の演奏時間が知れていますから、CD1枚で収まりそうです。
 で、思いつくままにまずはパソコンにどんどん録音していって、それらの曲をソフトで加工し、最後にCDに焼きます。
 少し考えて、先頭に入れたのが、「ミスターロンリー」(カラヴェリ・グランドオーケストラ)であります。

 この曲は、本当に思い入れがあります。確か中学生の頃だったと思いますが、散々ねだって親に買ってもらったソニーのラジカセ。ラジカセですから、そう大した音質でもなかったのですが、FM東京で月曜~金曜の深夜0:00から流れていた、「ジェットストリーム」を毎晩の様に聞きました。城達也さんのナレーションと共に流れるオープニングが、「ミスターロンリー」だったのです。
 世の中にはこんな上手なナレーターがいるのか、と感心したこともありましたねェ。日本航空がスポンサーでしたので、JALが飛んでいる外国が中心ではありましたが、世界各地の様々なエピソードと共に流れる音楽。本当に上質な番組でありました。
 その城さんも、亡くなってしまって久しいです。

 ドーナツ盤をCDに焼くなら、やはり最初は「ミスターロンリー」だと思いました。

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月下美人

 こんばんは、チェスです。

 たぶん、サボテンの仲間だと思うのですが(実際、似たような品種で「クジャクサボテン」というのがありますから。)会社の、前の上司が育成していた株から葉を一枚貰ってきて、ウチで大きくした月下美人が、本日一度に3つ、花を咲かせました。
 3つの蕾は、比較的近いところにまとまって付き、同じ様な速度で大きくなってきましたので、一挙に咲いてしまうかな、と注目していましたら、この暑い5月末の日曜日に、見事に3つ咲きました。

 月下美人は、ご覧の通り純白の結構大きな花を咲かせます。この花は、ともかく芳香が強くて、家の中においてあるものですから、3つも一遍に咲いてしまうと、誠に強烈な匂いが漂います。

 今は昼が長く、7時頃でも明るいですが、7時頃に蕾が割れて咲き始め、10時頃にはかなり開いて花の形になります。
 花の命は短くて・・で、月下美人は一夜限りの花の命です。
↓クリックしていただくと大きくなります
20040530_

 親戚筋のクジャクサボテンの方は、赤などこちらもゴージャスな花を咲かせ、しかも何日か花が持つようです。
 あちらも大きくしてみたいものです。

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我は挫けず

 こんばんは、チェスです。

 5月23日に、「レコードをCDに焼きたい」という記事を書き、結局レコードプレーヤーのミニプラグが経年劣化という奴でしょうか、抜き差しを繰り返しているうちに金属部分が泣き別れになってしまい、目論見が頓挫してしまったところで終わっています。
 その後、エンソマン様に、「RCAプラグをアキバのパーツ屋から買ってきて、交換したら」とのコメントを頂戴し、そうか、プレーヤーのケーブルは直に生えているから、ケーブルを交換しようとすればプレーヤーをバラさなくてはならず、これは大事だから、と自力修理を諦めかけてしましたが、プラグの交換なら何とかなるかもしれない、と光明が見えました。

 早速、会社を少し早く退社して(アキバのパーツ屋は閉まるのが早い)秋葉原で途中下車し、RCAプラグを探します。しかし、パーツ屋というのは不思議な雰囲気の店ですなぁ。皆さん手にママゴトのお皿みたいなのを持って、もう片手には何か書き付けてあるメモを見ながら、必要なパーツを探しています。この様子に、自分で探していたら閉店時間になってしまう、と思って手すきになった店員さんに聞いてみると、「RCAプラグですねぇ~、あの、そこの角の下のあたりになりますぅ」とたちどころに教えてくれ、赤白1個づつ(壊れたのは白だけだが、どうせなら両方換えてしまえ、と思って)取り上げて持っていくと、1個50円で2個税込み105円也。まぁこんなもんでしょう。

 しかし、更なる障害が。プレーヤーのケーブルを、壊れたプラグの根元でちょん切り、カッターとニッパーを駆使して線を裸にしたまでは良かったのですが、ハンダ付けするためのハンダこてが無い。当然ハンダも無い。確か、家のどこかにある筈、と探すも、そんなものは家の誰も使っていないので、誰も知らない。困った。
 会社に行って、上司に「会社のハンダこてを貸して下さい」と頼むと、道具箱を探してくれたのですが、見つからず、その上司の前任者が持っている筈、と電話を掛けてくれ、翌日ハンダこて一式が入手できました。

 さぁ、十年は軽くやっていないハンダ付けです。中の芯の線とシールド線とをハンダで付けてしまいますとショートしてしまい、ダメです。細かい作業に手が震えます。時間をかけて漸く作業完了。まずはプラグが直ったかどうか、普通にアンプに接続してレコードを聞いてみます。両チャンネルともOK!修理成功です。(エンソマン様、ありがとう!)

 次は、フォノイコライザーです。これは5千数百円追加設備投資し、オーディオテクニカのを買いました。

 いよいよリターンマッチです。修理成ったレコードプレーヤーをえっさほいさとパソコンの側に運び、イコライザー、USBアダプターを経由してパソコンのUSBに繋ぎます。レコードをかけてみると、アリ?やっぱり音が出ない!

 ナゼだ?

 ところが、録音は出来るみたいなのです。出来たファイルは、ちゃんと再生されますし、色々編集やエフェクトもかけられます。なんで録音時のモニターが出来ないんだろ。
 まぁ、レコードプレーヤーを見ていれば、録音スタートと終了のタイミングはわかりますので、一応作業は出来る様になりました。さ、往年のレコードの録音開始です。一通り録音ができたら、CD-Rに焼いてやろうと思います。

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山手線の方向表示

 こんばんは、チェスです。

 東京では、山手線、大阪では、大阪環状線が、グルグル回りの環状運転をしている通勤通学用電車です。大阪環状線のことは残念ながらあまり良く知りませんので、山手線のことを書きます。

 電車の側面、丁度ドアの側のあたりでしょうか、その電車の行き先が表示されている部分がありますよね。高校時代に友人に鉄道ファン(鉄っちゃん、などと言いますね。)が居て、あの行き先表示のことを「方向幕」というのだ、と教えてくれました。なる程、電車は終着駅に近づきますと、プラットフォームでお客を下ろして、新しい行き先の別の電車になりますので、終着駅に到着する前に、次の行き先に、この方向幕をくるくる回転させて、新しい行き先を表示させています。

 最新型の通勤電車ですと、この行き先表示は、最早「幕」ではなくて、字光式になっており、行き先の駅名は瞬時に切り替わる様になっています。
 この新型電車の行き先表示は、山手線で非常に威力を発揮いたしますね。
 山手線の場合には、上り電車、下り電車、という言い方をしませんで、「内回り、外回り」と申します。環状運転ですから、上りも下りもないわけで、仕方ありません。
 東京駅を基準に考えますと、内回り電車は、神田、秋葉原、御徒町、上野、と止まって行く電車で、外回り電車は有楽町、新橋、浜松町、と止まって行く電車です。いずれも一周すればまた東京駅に戻ってきますので、東京を基準にして、行く先が「東京」では、どちらの電車に乗れば早いのか、さっぱりわからなくなります。

 そこで、この山手線新型の方向表示の出番です。

 例えば日暮里あたりで山手線で東京駅に行こうとした場合は、外回り電車に乗ればいいのですが、この外回り電車の方向表示は「上野・東京方面」という文字とこの文字列と「山手線」が2段書きになっているのが、交互に切り替わって表示されています。(ちなみに内回り電車は「池袋・新宿方面」の表示です。)
 この電車に乗って、鶯谷を過ぎ、上野に停車すると、例の方向表示は「東京・品川方面」に切り替わっています。東京に停車するとどう変わるのか、東京まで付き合いませんでしたのでわかりませんが、「品川・恵比寿方面」にでも変わるのでしょうか。「品川・大崎方面」か、「品川・目黒方面」か、「品川・渋谷方面」か、まぁそんなところでしょう。これを昔の「方向幕」で切り替えるとすると、グルグル回さないといけないので大変です。

 新型電車の表示装置は、環状運転で非常な威力を発揮するものなのです。

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arriveとstop

 こんばんは、チェスです。

 新幹線に乗りますと、自動音声の英語案内がありますよね。
 あれを何気なく聞いていて、気になったことがありました。
 「We will soon stop at UTSUNOMIYA」
 まもなく、宇都宮に止まります。ですね。日本語の場合にはかなりの頻度で主語を省略しますから、「我々は」などとは言いません。「我々は」なんていうと、サヨクの演説の様です。

 それはいいんですが、同じ内容を、ドアの上の文字表示板でも、英語で流しています。普通は新聞ニュースや天気予報を流している奴ですね。
 「We will soon arrive at UTSUNOMIYA」
 まもなく、宇都宮の到着します。ですね。おや、文字で流している方は、stop ではなくて arrive を使っています。
 音声案内では、stop を使うのは何故か。文字になると、arrive になるのは何故か。

 うーん、音声情報の場合、聞き取り易い単語を極力使用する、ということは、あるかもしれません。stopの方が聞き取り易いのでしょうかねぇ。
 で、小職の推測なんですが、到着の表現として、正式は arrive である。であるからして、文字情報で流すときはこちらを使う。が、音声情報の方は、聞き間違いの防止、聞き取り易さを考慮して、より平易な単語である stop を使う。
 てなことを考えながら、仕事に行ったのでありました。(仕事ちゃんとしろよ≫チェス)

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羽田の新D滑走路

 国際化など、何かと取り沙汰される羽田=東京国際空港。東側に建設されていた新しいターミナルビルも、外観的にはかなり完成し、現在は東側ターミナルビルに付属する駐車場ビルを建設中の様です。この新しいターミナルビルがオープンすれば、益々便利な空港になるでしょう。

 ところで、現在の羽田空港には、3本の滑走路がありますが、このうち滑走路の両側から離着陸に使用できるのは、海側の西北-東南に伸びる滑走路の1本だけです。陸側に平行してある滑走路は、西北側からの着陸と、西北側への離陸ができません。これは、アプローチとデパーチャーのルートが住宅地の上にかかってしまい、騒音問題が発生するからだと思います。
 東北-西南に伸びる横風用滑走路も、海側からの離着陸しかできません。
 という状況なので、離着陸の回数は現状だとすぐにも限界が来てしまうということなので、滑走路を増設する計画が、この空港を管理する国土交通省で進められています。
 新しい滑走路は、現在の横風用滑走路に平行する形で羽田空港の南側に増設される「D滑走路」となる予定です。
 ところが、こちら側は、多摩川の河口に重なる形となり、多摩川の流れを変えてしまう工事は好ましくない、という条件が付けられています。また、この新D滑走路にアプローチするためには、飛行機は千葉県の上空を飛ばなくてはならず、このために千葉県から強行な反対が起きています。(注:昨日の新聞では、D滑走路の角度を東寄りに少しズラすことによって、千葉県上空を回避できることになり、国土交通省はこの案で進める模様。)
 さらには、新D滑走路のアプローチは東京港の第1航路にあたるため、ここを航行する船の高さ制限というものをクリアする必要が生じるらしいです。クリアするためには、新設の滑走路全体を嵩上げして高くする工法が検討されているとか。
 そうすると、相当の工事費の増額が避けられないのですねぇ。
 又、新D滑走路は、現在の横風用と※平行の滑走路になりますが、使われる頻度としてはあまり見込めないのでは?

 羽田は都心に近く、確かに便利なのですが、日米安保体制の結果、重要な「空」を押さえてしまった米軍の横田ベース、ここを返還してもらうなり、返還が無理なら、軍民共用化の空港にするなりして、離着陸枠の確保をしていったらどうなんでしょう。羽田に比べると横田ベースは確かに遠いですけれども・・でも青梅線の拝島駅が左程遠くない場所に位置しており、青梅線快速であれば拝島-東京は最短約1時間です。仮に横田空港が実現すれば、JR東日本は便利で速い特別快速を走らせ、50分程度で東京に出られる様になるでしょう。これは成田空港より条件は良いです。
 石原都知事閣下は、以前より「横田返還、若しくは共用化」を言っておられますが、この件に関しては小職は都知事閣下の政策を支持するものであります。

※千葉県対策で、新しい案の新D滑走路では、現在のB滑走路と平行にはなりません。

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電卓

 こんばんは、チェスです。

 いずれはパソコンか、あるいはそれに類する事務機器に駆逐されてしまうのではないか、と思われたのに、どっこい渋太く会社の机の上に生き残っているものに、電卓があります。
 急に思い付いて、この「デンタク」を辞書で引いてみましたが(その辞書も「電子辞書」なのですが)出てきた説明が「電子式卓上計算機」ですって!これは最早、略語=正式の日本語、となってしまった好例でしょうね。

 どうして、電卓が生き残ることができたのか。

 これはやはり、「計算能力に特化した結果、パソコンとの住み分けに成功した」と見るのが妥当ではないかと思います。
 パソコンであっても、勿論計算はできますし、エクセルをひょいと立ち上げておけば、たくさんのサンプル数字から平均値を求めるだと、標準偏差を求めるだの、は非常に得意とするところです。
 ただ、四則演算で済む計算であって、手軽にちょいちょいとやってしまいたい仕事に、わざわざエクセルを立ち上げて、計算をさせるというのは、どうも如何にも大仰に思えてしまいます。机の引出しをひょいと開けて、待機していた電卓をポンポンと叩く方が相応しい作業というのは、現実にあるんですね。
 この場合、電卓は少なくとも10cm平方程度の、出来ればもう少し大きめの、電話機のテンキー程度のキーが備えられている奴が使い易く、実際そうしたサイズの電卓は需要が高いそうです。

 中には、「電卓なんぞ、旧世紀の遺物、オレの仕事は全部パソコン1台でやれる」という剛の者もいるでしょう。実際、なんたらオフィス、というソフトさえインストールされていれば、事務系の大抵の仕事はできてしまいます。ただ、「できる」のと、「やる」のとの意識の差は大きいので、電卓が生き残る隙間があるのではないでしょうか。
 電卓という事務機器は、思ったよりずっと頑張っていますね。経理、財務といったセクションに行って机の上を見てみると、未だに「算盤(そろばん)」が健在だったりするのですが、他の職場ではさすがに絶滅危惧種という扱いでしょうか。

 とは言え、あと12、3年もすれば、「物心ついた時には回りにパソコンがある」という世代が、社会人になって会社に入社してきます。果たしてその世代は、電卓というものを使うのでしょうか。小職が生きていて、会社をクビにならなければ、その状態を観察するチャンスがある筈で、少し興味深いところではありますね。

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F1モナコグランプリ

 こんばんは、チェスです。

 昨晩は、F1のモナコグランプリの決勝が、めずらしく10時30分から放送されていましたので、ヴィデオに録画せずにそのまま見ました。(ヨーロッパラウンドの決勝の放送は、大抵夜中12時20分から、とかなので、録画して月曜朝早起きして見ます。)
 自動車レースにも色々ありますが、最も歴史があり、世界中にファンが多いのが、サーキット最速を決めるフォーミュラ1=F1グランプリでありましょう。
 そのF1カレンダーの中でも、一際異彩を放っているのが、昨日のモナコグランプリです。

 なぜか。

 モナコグランプリは、サーキットで開催されているのではないのです。「モンテカルロ市街地コース」といいまして、モンテカルロの市街地を走っている公道の一部をF1グランプリのために年に1度だけ、特別にコースにしてしまうのです。
 さして広くない道幅の公道そのままでは、見物する人も危険ですので、ガードレールを縦に3本くらい重ねてコースを設営します。幅員は狭い、道の両側はガードレール、こういった条件ですから、いざレースが始まってしまうと、道中で抜き所が全く無いといってもよいのです。このため、予選のタイムで決まる決勝のグリッド順が極めて重要で、10番手以内に入っていないと決勝で巻き返すのは極めて困難です。
 それでは、レースが始まってしまったら、後、どこで順位の変動があるのか、と言えば、F1のレースは2回乃至は3回のピットストップで給油とタイヤ交換を行いますので、自分のチームはミスなくタイミングよくこの作業を行ない、他のチームのほんの僅かなタイムロスを突いて抜く、というピット戦略で順位を上げるように頑張ります。

 モナコと、他のサーキットとの大きな差は、コースの違いと書きましたが、これはドライバーに大きな心理的重圧をかけます。普通のサーキットですと、車が走る舗装コースの周辺にエスケープゾーンがあり、万一他車との接触などのトラブルがあっても、コースに復帰するチャンスが残っている場合があります。ところがモナコの場合には、道の周りはガードレールであるため、たった一つのミスがクルマの大破に繋がります。道が狭い、抜き所はない、周りは全部ガードレール、というグランプリで、到底サーキット最速を決めるF1グランプリを行なうような環境ではないのですが、何故かドライバーには「モナコはエキサイティング」という評判で、ここでの優勝を誇りに思うF1ドライバーが多いようです。それだけ、ドライバーの腕が試されるコース、という事なのでしょう。
 結局今年のモナコの決勝レースでも、リタイアが相次ぎ、20台でスタートしたレースで、完走したのは半分の10台です。とにもかくにも特別なグランプリなのです。

 何でこんなムリムリな環境のグランプリがあるか、と言えば、ズバリ、お金になるからでありましょう。
 世界中の有名人が住んでおり、ロケーションは言う事ない観光地。そこでF1グランプリが開催されれば、世界中から人とお金が集まってきます。モナコという国がある限り、このグランプリがカレンダーから消えることはないでしょう。

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レコードをCDに焼きたい

 小職が中学生の頃までは、CDというものは無かった、と記憶しています。

 音楽の再生メディアとしてはレコードがあり、テープは録音の音質において、大きくレコードに劣っておりました。カセットテープはテープの幅が狭く、音質が落ちてしまうのは当たり前と言われていました。大型家電店のオーディオコーナーでは、オープンリールテープのデッキなどというものも売られていたのです。
 で、音楽を聴くならやっぱりレコード、という訳で、結構高いレコードプレーヤーを買い、大きなアンプを買い、カートリッジなどにも拘って、再生に気を使いました。

 月日は経過して、CD全盛の時代となりました。レコードで発売されていたソースは、概ねデジタルに作り換えられてCDとして発売されています。しかし、せっかく買ったたくさんのレコードがありながら、同じ内容のCDを買う、などというのは何ともアホらしいことに思えて、CD買い直しということは一部例外を除いて、やっておりません。

 しかし、「日経パソコン」の記事を読んで、考えが変わりました。

 今のパソコンの能力をもってすれば、レコード再生の時に発生するノイズなどを取り除き、綺麗な音で保存することが可能であるそうです。(そうしたソフトがある。)
 これはいい!と思い、かつてのレコードをパソコンに録音し、必要に応じてCDに焼くことにしました。
 まず、必要な物は、USBでオーディオケーブルを繋ぐアダプターです。これは、1万円程度で売っていましたので、設備投資を致しました。
 今でも健在のステレオレコードプレーヤーをパソコンの近所に持ってきて、上記のアダプターを介してパソコンのUSBに繋ぎます。で、アダプターに付属していた音楽入力ソフトをインストールし、録音を始めようとしたのですが・・・

「音が出ない!」

 どうやら、プレーヤーに「フォノイコライザー」とかいうものが内蔵されていないのが原因らしいです。
 この場合には、アンプを仲介させる必要がある、との事です。でも、重いアンプを運んで来るのは大変です。(レコードプレーヤーもアンプも、小職の弟の部屋に置いてあります。)小職の部屋には、もう大分前に買って、あまり聞かないうちにCDを認識しなくなってしまったミニコンポがあります。ミニコンポとは言え、アンプの機能は持っているだろうと、レコードプレーヤーを一旦ミニコンポに繋ぎ、ここからUSBのアダプターに繋ぎ替えてみました。

 ダメです。やはり音ができません。ミニコンポにはきちんとしたラインアウトの端子が無かったのが、原因かもしれません。

仕方ないので、配線を元に戻そうと、レコードプレーヤーのピンプラグをミニコンポから引き抜こうとしたら、プラグの先っぽの部分だけがミニコンポの端子に残り、プラグのプラスチックの部分のみが抜けてきました。呆然。

 プラグの金属部分が少しずつ錆びて、ひっかかりすぎたことや、プラグ自身がもう古くなって、金属疲労を起こしていたのかもしれませんが、あろうことかレコードプレーヤーのレフトプラグが泣き別れとは。もう、泣きっ面にハチ状態です。
 レコードプレーヤーのオーディオケーブルは、直接生えているため、プラグが壊れてしまったからといって、簡単にケーブルを交換する、というわけにはいきません。
 レコードをデジタル化しよう、CDに焼いて、クルマでも聞くことが出来る様にしよう、という試みは頓挫したばかりか、従来からのレコードプレーヤー(のプラグ)まで壊すことになるとは。完全に沈没状態です。

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自家用車 その5

 こんばんは。チェスです。

 基本的に小職は、「日本で使う以上、クルマは国産が一番」という考えの持ち主です。(メルツェデスを只でくれてやる、と言われれば、多分もらうと思いますが)日本の自動車メーカー各社は、日本という国土で生産・販売している以上、日本で使う上で最も信頼性があり、使い易いクルマを売っているだろうと思うからです。この考えは十分に合理性があり、別に極端な国粋主義者が言っているわけではないですが、普通に説得力があると思うのです。
 日本は英国及びその連邦構成国(オーストラリアなど)と同様、自動車左側通行の国ですので、右ハンドルのクルマが標準仕様ということです。アメリカ、ドイツ等の自動車大国の輸入車の中には、本国仕様のままの左ハンドル車が見られますが、左ハンドルのクルマは、日本で使う以上、不便である以上に右折などの際に危険であると思います。
 日本用に、右ハンドルに変えて輸入しているクルマにしても、左にあったハンドルをそっくり右にもってきただけ、というのが多く、ステアリングコラムに付いているウィンカー/ライトレバーは左側に、ワイパー類のコントロールレバーは右側についており、アクセル/ブレーキのペダルの配置も適切とは言い難いなど、使い勝手としては大幅に落ちてしまいます。
 ま、それ以上に国産車には、外国車と比較してC/P(コスト パー フォーマンス)が優れているという利点があり、もう大分以前に輸入自動車に対する関税が撤廃されて、自動車貿易の自由化が進んだ現在であっても、同じ価格帯で比較すると輸入車は色々な点で不利になってしまいます。
 そして、純粋にクルマとして評価した場合でも、国産車の「デキ」というのは近年とみに上がっており、自動車先進国の一流どころと比較しても、動力性能、燃費、快適性、操縦性(ハンドリング)、安全性など、肩を並べているか、部分的には凌駕していると思われる項目もあります。

 と、非常に長い前振りでしたが、実は、現在の愛車は国産車ではないのです。

 ホンダクリオの大沢所長の勤務先が遠方になってしまって、疎遠になったと同時に、ホンダは、その時の愛車「アヴァンシア」をモデルチェンジせず、カタログから落としてしまう、という噂を聞いたとたんに、3代続いたホンダ熱が冷めてしまいました。

「縁の切れ目がクルマの切れ目」になってしまったのですな。

 更に、チェスの弟が、「一度フランス車に乗ってみよう」などと言い始め(なぜにそんなことを言い始めたかは未だに不明)まぁ、見に行くだけなら、と有明にある「ブルーライオン」(プジョージャポンのディーラー名)に出かけてみました。
 アッパーミドルクラスの406ブレーク、というのが彼のお目当てのクルマだったみたいですが、やはり国産車の感覚からすると、いかにも高い。このお金を出すならクラウンが買えるじゃないの、などと思いました。
 そう思いつつ、ショールームを眺めていると、デリバリーが開始されて間もない、306の後継車種の「307」というハッチバックが目に入りました。中々小粋なスタイルで、お値段もこちらならそこそこ、こっちの方がいいんじゃないの、などと話しながらこの日は引き上げたのです。
 そのうち、この307には、SWというワゴンボディが追加になる、という噂を聞き、おお、ワゴン(フランス流には「ブレーク」)か、それは見てみたいな、とSWの登場を待つことになりました。

 そして2002年秋、307SWは日本にやってきました。天井には開放感溢れるパノラマグラス、ハッチバックと同様のフランス車らしい内装やデザイン、こりゃいいわ、ということになり、ホンダアヴァンシアを中古車屋に売却し、プジョーの307SW オーロラグリーンのオーナーになってしまったのです。もっとも、クルマ代金の半分程はチェス弟が出していますので、実質的には「半オーナー」という感じですけれども。
 欧州車のシートは国産に比較して座り心地がよく、しかも疲れない、とはよく聞く評判です。特にあまりロングドライブはしていないのですが、2月に静岡県の掛川市まで、日帰りで往復しましたが、確かに腰は痛くならず、快適なドライブでした。
 ハンドリングはしっかりしており、ボディの剛性感が良いです。コーナリング時にもロールはしますがタイヤは路面をしっかり離しませんよ、という走りっぷりです。高速道路の継ぎ目などはうまくこなす乗り心地のよさ、エンジンルームからの遮音もしっかりしています。
 反面、オートマチックのスケジュールは国産とだいぶ違い、2速~3速をかなり引っ張る感じです。燃費がどうもちょっと・・という評判なのは、この辺に原因の一端があるかもしれません。ただ、プジョーのエンジン燃焼マネジメントは、国産のものに比べると少し遅れているといわれており、簡単に言えば古いということだと思います。
 オートマチックについては、「ティプトロマチック」というモードがあり、プラスとマイナスが切ってある側にセレクターを倒しますと、マニュアル的に変速を行なうことができます。国産車のように、どんどんシフトアップすることができるのですが、ティプトロは一定速度以下になると、自動的にD1に落ちてしまうので、渋滞している道路では殆ど意味はありません。
 パノラマグラスには、内側に光線を遮る電動のシェードがついており、夏場などはほとんどシェードを締め切りで使いました。ただ、真夏以外の季節では、シェードを開けておくと素晴らしい開放感が楽しめます。ガラスが開くわけではありませんが、後部座席で大きな空が広がります。一度このクルマで、北海道を走ってみたいと思わせます。(その場合は後ろの座席がよい)。
 プジョーに限らず、ラテンのクルマというと、色々細かいトラブルがありそうに思われていますが、我がSWの場合には格別なトラブルはありませんでした。ただ、この個体に限った話ではなく、307全般に言われていたらしいのですが、ウインカーレバーの動作にスムーズさを欠き、しばしば折れそうな音を出していたのが気になっておりましたが、これはリコールの対象となったということで、無償部品交換をしてからは動作がスムーズになりました。

 愛車の写真を撮って、これに載せようか、とも思ったのですが、別にプジョーの宣伝をすることもあるまい、と思い直して止めました。興味がある方は、プジョージャポンのHPをご覧下さい。「307」→「SW」と見ていただくと、オーロラグリーンのSWが出てきます。

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「パイプのけむり」のこと

 こんばんは、チェスです。

 小説と共に、随筆というジャンルが好きなのですが、アサヒグラフというグラビア印刷写真誌に、相当な長さに亘って連載された「パイプのけむり」という随筆がありました。

 ちょっと話は逸れますが、最近は「グラビアアイドル」などという言葉がでてきた事でもわかるように、「グラビア」=写真誌というイメージで捉えられているようになりましたが、本来グラビアという用語は、印刷原理の一方法です。グラビア印刷という印刷原理が、写真などを印刷するのに非常に仕上がりが良いため、グラビア印刷によってできた印刷物がグラビアと呼ばれるようになってしまったものと思います。

 「パイプのけむり」に戻ります。

 この随筆の著者は、團 伊玖磨さんという作曲家です。音楽家としての代表作は、というとチェスは音楽の専門家ではないので、ちょっと困りますが、オペラ「夕鶴」「聴耳頭巾」「楊貴妃」「ひかりごけ」「建・TAKERU」、交響曲(番号の付いたもので6曲ほどある)、合唱を含めた組曲、カンタータなどが有名でしょうか。これらのクラシックジャンルの大曲の他に、子供の歌として「ぞうさん」「ありさんゆうびん」などはご存知の方も多いでしょう。「虹の街」というたいへん親しみ易いメロディーの歌も有名です。また、現在の天皇陛下が皇太子時代に結婚された時作曲された「祝典行進曲」は、世界的にも高い評価を得ているマーチです。皇太子殿下婚礼時は「新・祝典行進曲」を作曲されました。

 世の中では「音楽家 團 伊玖磨」としての評価が高いのですが、小職はやはりパイプのけむりの作者としての「随筆家 團 伊玖磨」のイメージが大きいです。随筆、対談集など、團先生の音楽以外の分野の著作は多いのですが、何と言ってもやはり代表作は全27巻の単行本シリーズにまとめられた「パイプのけむり」になりましょう。パイプのけむりを読んでいると、人間は感性、センスというものを如何に鋭くして日常を過ごしているか、考えされられ、反省させられます。何気ない毎日、その中で感じたこと、考えたこと、思ったことを率直かつ表現力豊に綴っていく、一見簡単そうに思えて、実はそうそう出来ないことである、ということに気づかされます。
 パイプのけむりには、ご自身の筆で、「音楽の創作活動と、『パイプのけむり』とは、もはや大切な車の両輪となっていて、どちらも大事」と書かれている様に、音楽家として一定評価を受けられた後に引き受けられたグラフ誌の連載随筆が、ご自身の大きな仕事になったことがよくわかります。

 團先生は、陸軍軍楽隊時代、芥川也寸志さんとご一緒であり、終戦とともに除隊になって、プロの音楽家としてデビューされたのもご一緒でした。お二人の音楽の志向されたものは違っていても、非常に大切なご友人同士だったようです。このお二人に、黛敏郎さんを加えて、「三人の会」というのを一時期結成され、共同で音楽作品を発表されていたのは良く知られています。
 芥川さんがNHKと比較的密接だったのに比べると、後のお二人は民放の方で活躍された印象が強いです。特に黛さんの「題名の無い音楽会」は、黛さん亡き後も、現在もなお続いています。

 晩年の團先生は、長年の喫煙の影響がでてきたのか、急性心筋梗塞で入院されたりしています。その時の様子はご自身がパイプのけむりに書かれており、「どっこいパイプのけむり」に収録されています。入院された時のパイプのけむりは当然のことながら連載休止になっているのですが、単行本「どっこいパイプのけむり」の方では、丁度休止された回に相当するページに、1枚の白紙が綴じられており、この措置をあとがきで團先生は、「心筋梗塞の発作を起こして、救急車で病院担ぎ込まれ、手術、治療されている間は、記憶が抜けており頭の中が真っ白になっていた。そうした状態のため、白紙のページを入れた」と説明しています。
 本を装丁する段階で、わざわざ白紙のページを挿入し、あとがきで訳を説明するなど、普通の作家ではやらない事でしょう。このあたりが團先生の、逆に面目躍如たるところだと思います。

 ご本人は、自分が死ぬまでパイプのけむりの連載を続けていく決意をされていたようで、「パイプの火が消えて、パイプのヤニになり、パイプの灰になるまで続けていこうと思う」と「どっこいパイプ」のあとがきで書かれていました。しかし團先生の決意も空しく、「アサヒグラフ」の方が、販売不振のために発行打ち切りの事態となり、長い歴史にピリオドを打つことになってしまったのです。アサヒグラフの編集部の方では、他の雑誌などに「パイプのけむり」の連載を継続してはどうか、と團先生に提案した様ですが、團先生は、アサヒグラフにあってこそのパイプのけむりなのだから、と同時に連載も終わりにされ、最後のパイプのけむりの単行本は、「さよならパイプのけむり」となりました。

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「はやぶさ」地球スウィングバイ

 こんばんは、チェスです。

 昨年の5月に打ち上げられた宇宙科学研究所(現 宇宙航空研究開発機構=JAXA)の工学実験探査機「はやぶさ」は、約1年をかけて、イオンエンジンを噴射して加速しながら太陽周回軌道を航行し、昨日5月19日(水)に地球の重力を利用して軌道の方向を変え加速する、「地球スウィングバイ」を実施しました。

 この「はやぶさ」は、今後小惑星「ITOKAWA」に向けて航行し、来年-2005年の夏に到着する予定です。

 と、さらっと書いてしまいましたが、これは実は大変なことです。

 まず、これまでの惑星探査機に使われているロケットエンジンは、一般に化学燃料ロケットエンジンと呼ばれるものです。燃料とこれを燃やすためのヒドラジンなどの酸化剤を混合してガスを噴射し、推進力を得るというものです。燃料や酸化剤は重いために、長期にわたる惑星間航行をするには、重い燃料をたくさん積まねばならないため、その分探査機自身の重量は軽くしなければならず、効率が悪くなってしまいます。

 一方はやぶさに採用されたイオンエンジンというのは、燃料のキセノンを積み込み、これをマイクロ波(電子レンジに使われているアレ)によってイオン化します。イオン化されて電荷を持ったイオンガスは強力な電場によって加速され、ノズルから噴射することによって推力を得ます。燃料のキセノンは、化学燃料と比較すると格段に軽いので、効率が良いわけです。
 但し、イオンエンジンにより得られる推力は化学燃料エンジンに比べると小さいため、十分な加速を得るには、長時間運転・噴射を続けないといけません。はやぶさは、太陽周回軌道を1年かけて回りながら、イオンエンジンを噴射して、加速を続けました。

 これと組み合わせて、地球のすぐそばを通過させること(単に近くを通過させることは「フライバイ」といいます)によって、地球の重力によって「そりゃあ」と放り投げてもらうのが、「地球スウィングバイ」という技術です。地球に接近中のはやぶさの速度は秒速約9.7km、地球の重力の助けを借りて、小惑星への軌道に乗せるには、最適の通過ポイントを通らねばいけません。最適の通過ポイントは、半径1kmの的。地球と最接近時の高度は約3800kmなのだそうです。宇宙的なスケールからみれば、ほんのギリギリ地球を「かすめる」という感じでしょう。
 例えば、野球場でホームランを打ち、そのボールを外野スタンドにいるたくさんのお客さんの中の、ある一人が食べているお弁当に放り込む事と同じくらい困難、と言ってもよいかと思います。
 イオンエンジン推進と地球スウィングバイとを組み合わせた惑星間航行は、世界でも初めての実証技術なのだそうです。

 再びイオンエンジンを噴射して加速したはやぶさは、小惑星「ITOKAWA」に無事到着したら、様々な観測を行なったり、降下ロボット「ミネルヴァ」を落としたり、ハイライトである小惑星表面のサンプルを採取するということを行ない、地球に戻るのですが、このあたりはJAXAのHPに詳しく解説されていますので、そちらを見て下さい。

 日本の宇宙開発に関しては、前の情報収集衛星の打ち上げ失敗により、気象衛星「ひまわり」の後継機をなかなか打ち上げられないなど、困難な時期にありますが、日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げて数十年、その技術蓄積は相当なものがあり、我々はもっと自信と誇りを持って良いと思います。

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ネコの「見張り」

 こんばんは、チェスです。

 小職のプロフィールの写真をご覧いただくと、小職の唯一の扶養家族、茶トラ猫のコバン師が出てきます。

 このコバン師は、面白い仕事をします。仕事といって差し支えがあれば、動作、とでもいうのかな。「仕事」と「動作」では全然違いますね。(^^ゞ
 チェス家の洗面所は、ま、どちらのお宅でもよくある作りといいますか、地面とお金が有り余っているので洗面所の広さが10坪となるわけもなく、洗濯機置き場と、風呂場の脱衣所を兼ねた狭苦しいスペースとなっております。
 当たり前の話ですが、洗面所ですので、小職は歯を磨いたり、洗面をしたり、顔を当たるという時にここで実施致します。この時にドアを閉め忘れると(トイレではないので、きちんと閉めないことの方が多い)どういう訳が、コバン師が洗面所に入ってきて、回れ右をして座り、洗面所から外側を見張っています。洗面所で歯を磨きながら、ドアのあたりに目をやると、コバン師の背中が見えていることがよくあります。その様子はさながら、「人間の背中を守る」というか「見張りの配置についている」といった風情で、中々健気とでもいいますか、面白いです。

 なぜ、コバン師が・・というよりはネコがこんな仕事をやっているのか。

 小職は小型愛玩動物の日常生態研究家ではないので、どうにも理解ができないのですが、彼はいったい何をしているんでしょうね。非常に人間臭い考えをひねり出しますと、小職が洗面所で歯を磨いたり、顔を洗ったり、鼻毛を発見して「ヤバイヤバイ」と呟いて引っこ抜いて、抜いた鼻毛が半分白くなっていたのでショックを受けたりしている様子、というのは、ネコから見たらこれ全て無防備な背中をずーっと曝してやっているので、この間何かに襲われたらどうする?という具合に見えるため、その背中を守るために洗面所の入り口を固めている、というバカげた解釈を考え出しました。いや、洗面所の外側は台所とひと繋がりの食堂で(DKですね)、チェスが嫌う生物としてはせいぜいゴキブリが潜んでいるぐらいで、エイリアンがいる訳ではないですから、ネコの防御見張りは要らないんですがね。

 うーん、ネコと暮らしているお宅で、こんな見張り作業をするネコがいましたら、教えて下さいね。他の解釈ができるかもしれませんから。
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koban1

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スパティフィルム

 こんばんは、チェスです。

 数年前、会社にありましたスパティフィルムを株分けさせてもらって、家で大きくした株がございます。
 スパティフィルムにもいくつか品種がありますが、小職が分けてもらったのは、葉の1枚1枚が細く小さなミニの品種でございます。一般的には葉がもっと大きく、上に伸びる品種がスパティフィルムとして認知されているかもしれません。良くは知りませんが、スパティフィルムというのは属の名前であって、品種になるとスパティフィラムというのが正確なのかも知れないです。

 いわゆる観葉植物といわれているもので、葉は深緑で十分に美しいのですが、この季節にはうまく育てると花が咲きます。白い花=仏炎苞で、ちょっと見、水芭蕉の様な形の綺麗な花です。(などと言っていますが、尾瀬に水芭蕉を見に行ったことなぞありません。)
20040518.jpg
 原産は熱帯のアメリカとか熱帯のアジアといった熱帯なので、日本で育てるには冬が要注意です。10℃は必要なので、冬は室内に入れて、窓際の良く日のあたるところで管理する必要があります。
 ところで、会社のを分けてもらった年は、うまい具合に花が咲いたのですが、その後は株は大きくなるものの花が咲かなくなってしまいました。葉の方は緑がつやつやとしていて、元気そうですので、うーん、なんでかなぁと悩んでいましたら、お隣の奥さんも少し品種の違うスパティを何鉢も並べているのを見つけまして、花が咲かない件を相談しましたら、
「これは植え替えをするといいみたいですよ。」
との事。ならさっそく、と株を少しわけて、本命の方は大きめの鉢に植え替えてみると、今年は見事にまずは3つの仏炎苞を付けました。3つ目はまだ開き切っていませんけどね。


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新型の歩行者用信号機

 こんばんは、チェスです。

 小職があまり気が付かなかっただけなのかもしれませんが、この半年くらいの間に、徐々に歩行者用の信号機に、新しいタイプが登場してきています。
 従来の歩行者用信号機は、縦に赤と緑の信号が並んでおり、帽子を被った男性が立っている絵と、歩いている絵が、それぞれバックを赤色と緑色に白抜きでデザインされたものでした。赤信号の時には赤色に白抜きの立ち姿が、青信号の時には緑色に白抜きの歩く姿が浮かび上がるというわけです。
 これに対して、新型は、というと、たっている絵と歩いている絵は同じものの、色の配置が大きく変わり、白抜きだった人の絵の部分が、黒をバックに赤色と緑色になっています。赤信号の時は、黒バックは変わらず、たっている男性が赤色で、青信号のときは、同じく黒バックは変わらず、歩いている男性が緑色で、それぞれ浮かび上がる仕組みです。

 どちらが視認性が良いか、というと、新型のほうがよろしいと思います。

 同じ仕組みで、これは歩行者用ではなくて、車両用の信号ですが、進行方向指定の信号があります。
 交通量が激しい交差点はだいたいこの信号がついています。通常の青信号が終わり、黄色信号を経由して赤信号が点灯したと同時に、右方向(あるいは指定の方向)の緑色の⇒が点灯する奴です。対向車線の交通量が多く、なかなか右折のチャンスが無い交差点では、この⇒信号で確実に右折することができますので、ありがたいシステムです。たまに、T字路交差点などで、右折車が一方向だけに限定され、対向車線の交通量が多い場合には、⇒信号ではなくて、「時差式信号」が使われている場合があります。対向車線側が、右折車がいる車線より早いタイミングで、黄色から赤になり、右折車をさばいてくれるわけです。しかしこの場合には、右折のチャンスを待っている時は、対向車線がいつ信号が変わったのかが判らないので、対向車線の流れが微妙に混雑しているときなどは、少しまごつくこともあるのです。

 話がそれました。緑の⇒信号は、黒バックで、矢印の部分だけが緑色に光るシステムです。これはなかなか視認性が良く、遠くからでもはっきり見ることができます。このへんの実績を元にして、歩行者用信号も、黒バックに赤と緑を光らせる方式が登場したのではないでしょうか。

 また、最近増えてきた方式で、「発光ダイオード」を使った信号機があります。従来のタイプは、おそらく色ガラスの内部に電球を入れているものだろうと思いますが(そうでなかったらご指摘下さい)「発光ダイオード」は、赤、黄色、緑にそれぞれ発光する発光ダイオードを、円形に配置して光らせているタイプです。1つの発光ダイオードでは明るさが不足するので、たくさん使用する必要があるのでしょう。このタイプは、例えば朝、夕方の太陽の高度が低く、まぶしくて信号が見えにくい時でも、視認性の良さを発揮しています。実際、従来のタイプより見え易いと思います。
 そこで思ったのですが、赤色発光ダイオードを使って立ち姿を、緑色発光ダイオードを使って歩く姿を光らせたら、より視認性の良い信号ができるのではないか、と考えた次第です。

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デコポン

 こんにちは、チェスです。

 みかん、オレンジ、グレープフルーツなど、柑橘系というのか、そういった果物が好きです。
 柑橘系なら、何でも好きか、というと、そんなことはございませんで、酸味の強いのはちょっとですが苦手です。ただ、グレープフルーツはお砂糖などをかけずに、そのまま食べるのが好ましいと思います。(みんなそのまま食べているの??)

 そんな中、見かけは悪いが食べると美味しい、という柑橘系が数年前から九州の方に登場し、その名を「デコポン」と言います。名前がユニークなのですぐに覚えますが、見かけもユニークで、いわゆる「ヘソ」の部分が飛び出しているのですね。(あまり飛び出していないのもあります。)
 お値段は普通の柑橘系に比較すると明らかにお高く、ちゃんとした果物店で1個200~300円はします。小職の好きなスーパーでの安売りで、200円を少し切るぐらいでしょうか。ただ、お高いに比例して、それまでの柑橘系の味とは異なる、良い意味で裏切られる味であります。

 冬に籠などに山盛りになる、温州みかん、ありますよね。小職はあれも好きで、旬の季節になりますと、1度に3個くらい食べないと食べた気がしないのですが、皮をむいたら中身は3分割くらいにして(房の数でいくと3つくらいかな)そのまま口に放り込みます。房はそのまま食べてしまいます。
 デコポンの場合には、さすがに中身3分割で3口は、そんなもったいない食べ方はできません。ひと房づつですが、やはり房ごと食べてしまいます。

 小学生の頃だったと思いますが、このみかんの房、食べてしまうと盲腸炎になる、とか、誰かに言われた様な気がします。親だったような気もしますし、悪友のだれかだったかもしれません。盲腸炎になりたくなかったのでビビリましたが、その後ずっと何十年と房ごと食べていますが、盲腸炎になる気遣いはないようです。どうやらデマだったみたいです。

 デコポンは普通に買うと高いので、インターネット通販を時々使います。そうすると1個あたりに換算した金額は安くなるのですが、箱で注文することになるので、カビが生じる前に食べ切らないといけません。そうなると結局、高価なデコポンを温州みかんの様に食べまくるということになり、ありがたみが薄れてしまうのであります。
もう、デコポンのシーズンも終わってしまいましたね。

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三笠

 こんにちは、チェスです。

 横須賀にいってきました。
 記念艦「三笠」を見に行ったわけです。

 東京から横須賀は、大変便利になりました。首都高速で湾岸線に出ると、羽田空港を経て横浜へ、そこから横浜-横須賀道路に分岐して、横須賀インターから現金200円を払って少しの有料道路を走ると、三笠公園のそばに出てきます。1時間のドライブで着いてしまいます。

 さて、横須賀の軍港の沖合いにある「猿島」に行く船の船着場に、三笠があります。付近一帯は「三笠公園」として綺麗に整備されています。三笠を外観だけ眺めるなら公園から充分見ることができますので、只です。
 しかし、三笠の中は日露戦争、他の海軍関係の展示館となっており、これを見学するためには入場料500円が必要です。三笠が目的で行ったのですから、当然中に入ります。

 実は、三笠に来たのは2回目です。しかし今回は、司馬遼太郎先生の「坂の上の雲」を読了しての、改めての見学ですから、感動もひとしおです。
 内部は復元されたり、様々な展示があったりしますが、何を置いても前部の上甲板からどんどん上に昇っていき、東郷平八郎司令長官以下の幕僚や伊地知艦長がいた露天艦橋に行ってみます。
 さすがにかなり高く、また露天艦橋は意外に狭いです。床に、東郷指令長官、加藤参謀長、伊地知艦長が居た場所に、印が付いています。勿論、東郷長官の場所に立って、右手を上げ、左に振り下ろしてみたりします。

 日露戦争当時の戦艦ですから、戦艦といっても大した事はなかろうと思うのですが、意外に内部は広く、大きいです。
 ちょっと要目を写してみます。
     三 笠
 排水量  15,140t
 全 長    132m
 幅       23m
 速 力     18ノット
 主 砲     30cm×4
 三笠は、明治33年11月、英国ヴィッカース造船所生まれの英国製です。当時、日本では主力の大型戦艦を作る能力がまだありませんでした。
 明治36年に連合艦隊の旗艦となり、日露戦争で大活躍するわけです。
 日本の運命を決めた日本海海戦は、明治38年5月27日。来年の平成17年は、日本海海戦から100年にあたります。
 当時のロシアは帝政ロシアで、仮に日本海海戦で連合艦隊が敗れていたら、大陸で戦っていた陸軍は補給を絶たれて窮地に陥り、ヘタをすれば日露戦争で敗戦ということになり、舞鶴あたりはロシアの港になって北海道は取られてしまうかもしれません。
 日本が近代国家としてやっと形を整えた頃の、日本中みんなが全力で頑張っていた時代、明治時代というのはそういった側面があったのだということを、坂の上の雲、それに「三笠」は思い起させてくれます。

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心の演奏会

 こんばんは、チェスです。

 こんなことをやっているのは、もし小職だけだと、精神病なのではないかと疑ってかからないといけないですけど・・。

 朝、会社に行くために駅に向かって歩いている時、又駅を降りて会社へ向かって歩いている時、うすぼんやりと歩いている時は寧ろ少なくて、心の中で何か音楽を演奏しています。

 朝は大抵、威勢の良いマーチとか、昔のアニメソングが多いですね。「星条旗よ永遠なれ」などのスーザのマーチは好きですので、勝手に4管編成のオーケストラを編成して、大音響で演奏しています。ヨハン・シュトラウス(父)のラデツキーマーチも大好きで、しょっちゅう演奏しています。アニメソングは、古くて恐縮ですが、「宇宙戦艦ヤマト」更に古くて「エイトマン」(知ってる?)「鉄腕アトム」なんかを、適当に編曲して演奏しています。
 大好きな「サンダーバード」の時もあります。意外にクラシックはあまり演奏しません。

 これはまぁ、歩いている訳ですから、マーチや、それに近いテンポの曲でないと演奏しにくいので、当然といえば当然かもしれません。ゆったりテンポの歌曲も、あまり唄っておりません。(唄うって、無論心の中でですが)
 とは言え、駅のプラットフォームや改札を抜けるまで、あるいは駅を出てもしばらくの間は歩いている人が多くて、自分のペースで歩くことができません。前方に十分なスペースが出来てから、タクト一閃、演奏スタートということになります。
 やはり、雨の日に傘をさして歩いていると、あまり気勢もあがりませんので、演奏会も開催されないですね。

 帰りは、演奏会をやっていることはあまりなくて、なぜだろうと思うと、帰りは寄り道をしたり、何か買い物をするとか、考え事があるとかで、演奏会をやる余裕がないのかもしれません。
 してみると、会社へ行く途中の、大音響の演奏会は、小職のウォーミング・アップといってもよいのかもしれません。

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台東区の温水プール状況

 こんばんは、チェスです。

 話題的には、「タネのリンク」にあります「コースロープはいらない!」とかぶりますけれども、ハナシの内容は実際の「水遊び」にそくしておりませんので、こちらに書かせていただきます。

 スポーツクラブというのは、今更と思いますけれども、各種のトレーニング機械やスタディオ、プールなどを備え、施設のみならずソフトウェア、即ちスクールやらレッスンプログラムを揃えている、民間の大型スポーツ施設のことを言います。イニシャルコストがかかる上に、これらの施設、特に温水プールというのはランニングコストもバカにならないので、こうした分野に進出できるのは大資本であります。コナミスポーツ、セントラルスポーツというのが業界の1位、2位であり、他にルネサンスといったクラブも最近上場したようであります。東京23区で、上記の3クラブがどのくらいあるのか、概観してみました。
 東京23区を、概ね西から東に並べております。

       コナミ セントラル ルネサンス 区営温水プール
練馬区    0    1       3       5
世田谷区   0    2      2      2
杉並区    1    1      0      3
目黒区    1    2      0      4
品川区    2    0      0      3
大田区    2    1      0      4 ※(3)
板橋区    2    3      0      4
豊島区    0    0      1      4
中野区    0    0      0      3
渋谷区    2    0      0      3 ※(1)
新宿区    1    0      0      2
港区      0    2      0      5 ※(4)
千代田区   1    0      0      4
中央区    0    0      0      2
北区      0    0      1      2
荒川区    0    1      0      2
文京区    0    0      0      2 ※(2)
台東区    0    0      0      1
足立区    0    1      1      3
葛飾区    0    2      1      2
墨田区    1    1      1      3
江東区    1    0      0      5
江戸川区   2    0      0      4

   計   16   17     10

 予めお断りしておきますが、上記データは「タウンページ」からはっきりそれとわかる店舗名のみを拾っているに過ぎないため、資本提携関係にあるものなど、表面上はわからないものはあげていません。ですので漏れが相当あると思います。
 東京23区の中で、上記大手がいずれも進出していない「空白区」は、中野、台東、中央の3区があります。台東区、中央区はいわゆる「夜間人口」が少ない区であり、スポーツクラブのコマーシャルベースに乗らないエリアなのかもしれません。中野区はスポーツクラブはありそうに思うので、小職の調査漏れかもしれません。
 眺めていて気がつくのは、コナミはさすがに満遍なく店舗があり、セントラルは比較的西の方が強く、ルネサンスは南の方が全くダメということでしょうか。
 参考までに、23区各区のホームページから拾った区営の温水プールの数を、隣に並べてみました。これはあくまで区営、若しくは区が運営を委託しているプールですので、都や他の公共プールの数は入っていません。又、※( )の数字は、「利用は区内在住、在勤に限る」としているプールの数です。他の区の人間からは、特別区民税を貰っていないから、使わせないよ、ということでしょうか。けち臭い限りです。(たぶん、いちいちチェックはしないでしょうから、行けば使えるのではないでしょうか。責任は取れませんが。)

 千代田区、江東区などは、大手スポーツクラブの進出が少ない代わりに、区営プールが非常に充実しており、良い区政だなと思われます。
 こうして眺めてみると、確かに言える点としては「大手スポーツクラブが進出していない、区営温水プールが23区で唯一1箇所のみ、他の公共温水プールも無し」という我が台東区は、健康水泳・水遊びをする人間にとっては、東京で最も悲惨な状況にある区である、ということができると思います。

 台東区のホームページでは、区議会や委員会の議事録を見ることができますが、各種の委員会の委員、つまり区議会議員の方からは、「台東区のどの地域に、どのように温水プールを配置するのが適切なのか、という計画性がない」という指摘がなされているようです。小職としては、こうした議論を閲覧しつつ、温水プールと健康水泳に理解を示し、計画推進を図ってくれる方を選挙で推そうと思います。

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ハラマキ

 こんばんは、チェスです。

 数日前に「オダマキ」という植物について書かせていただいたら、色々と楽しいコメントを頂戴しましたが、今日のタイトルは、特にヒネリ無し、直球ストレートでございます。

 小職は、消化器、特に腸の方面が弱いという思い込みがありまして、事実幼少の頃は、なにかというと直ぐにお腹をこわしてトイレと仲良しになる、という子供でありました。更に昔、0歳児とでもいうのか、その頃の話になると、さすがに本人の記憶なぞあるわけがないので、母親などからの伝聞に頼らざるをえないのですが、自家中毒というんですか、口からの摂取による栄養吸収が出来なくなって、どうにもならないので毎日小児科に注射を打ちに行った、という状況であったそうなので、元々消化器系統が弱い下地はあったみたいです。

 発育の遅れというのは恐ろしいもので、幼稚園くらいでは「背の高さ順」に並ぶ時は、大抵一番前に位置していた様に思います。チビだけならまだしも、ドンくさいというのか、何をやるのもトロいというか、運動神経、敏捷性に欠ける子供だったらしく、小学校に入学したばかりにもらった通知表で、体育は「1」という珍しい評価でした。

 以来、寝るときに欠かせないのが、「ハラマキ」=「腹巻」という、無粋なファッションになるのです。

 子供の時は、それでも可愛い柄のハラマキを愛用していましたが、ある程度大きくなるとさすがに寝るスタイルとはいうものの、抵抗が生じて、茶色の無難なものになりました。これはこれで、オヤジくさいというイメージが強烈そうではありましたが、他に選択の余地がない、ということから、それを継続して使用しています。

 夏などは、ハナマキ着用だと暑いのですが、こうも長い事、一年中使っていると、何だかたまに忘れると、妙に不安というのか、「毛布を取られてしまったライナス」みたいな気持ちになるものです。

 さすがにこの年になると、もういい加減に大丈夫なんじゃないか、とも思うのですが、廃止する踏ん切りがつきません。一緒に寝なければいけないのが、猫一匹であるのが、廃止しなくても良い理由であるなら、ちょっとそれはそれで悲しいものがあるかもしれません。

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2軒の蕎麦屋

こんばんは、チェスです。

 勤務先の会社には、社員食堂というものがありません。(人数の多い工場へ行くとあるのですが、管理・営業部門でさほど人数がいないため、食道を運営できないのでしょう)。しかし、電子レンジや給湯・給茶機を備え、椅子とテーブルを並べただけの「食堂」と称しているスペースはありますので、蕎麦屋から出前を取るとか、お弁当のデリヴァリーを頼むと、その食堂に届いています。
 無論、コンビニや、お店売りのお弁当を買ってきて、そこで食べてもいいわけです。

 会社に出前をしてくれる蕎麦屋は、現在2軒ありまして、名前を出すとどうかと思いますので、ここではM店とA店と呼んでおきます。

 M店は昔から会社と付き合いが長く、出前を取らなくてもお店に食べに行く人も多い蕎麦屋です。
 一方のA店は新興勢力であり、会社に「出前をさせてくれ」と熱心に営業に来ていました。

 仮にA店の出入りを許可するとなると、2社購買!ということになり、M店のシェアが食われることは明白です。しかし会社は、古い付き合いであり、会社があまり景気が良くない頃から、伝票払い(つまりツケ)に応じてくれていたM店に義理立てをして、新規参入を阻んでおりました。
 とはいえ、世代交替、規制緩和の波は当社にも押し寄せており(ホントか?)昔のことを知らない人間が多くなると、「別にいいんじゃないの」ということになって、ついにA店の出前参入が実現しました。ただ当初は「注文は庶務課がまとめてだすが、支払は現金払い」ということで、注文した品の代金を予め出しておくというシステムでした。これは可処分所得が減ってしまう所帯持ちには不評でありましたが、やがて実績を重ねると、A店もM店と同様、給料天引きが実現しました。

 しかも、A店のメニューは、全品(一部例外あり)100円引き、というスーパーディスカウントを断行し、M店シェアの切り崩しに乗り出してきました。5~600円程度のソバやうどんで、100円引きというのは大きいので、義理立てをしない人間を中心に、たちまち出前のシェアが変動してきました。(ちなみに古くからの支持基盤の強いM店は20円引きです。)
 実は小職も、M店のみにしかないメニューを注文する時以外は、A店に浮気という状況になりつつあります。M店にしかないメニューというのは、「かき玉うどん」「玉子とじうどん」などのたまご系メニューで、如何なるわけかA店のメニューにはありません。
 また、チェスが時々注文する品で、どちらのお店にもある「たぬき丼」(M店においては「揚げ玉丼」と称している)は、M店の絶妙な仕上げ具合に敬意を表して、M店に発注しています。「たぬき丼」ってご存知ですか?ほとんど玉子丼なのですが、煮たまねぎの他、揚げ玉を玉子でとじたものをご飯の上に載せたどんぶりです。お店によっては、細長く切ったかまぼこなどを入れる場合もあります。この辺は、家で再現するのも簡単そうなので、たまにチャレンジすることがあるのですが(何せ原材料は安いものばかりだから)たまねぎと揚げ玉を煮るための出し汁に秘訣があるらしく、どうも今一つM店の製品と同じ味を再現できません。「和風だしのもと」にお醤油、みりん、しおで味付けをしているだけなのですが、足りないのですかねぇ。

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靴の踵

 こんばんは、チェスです。

 妙なところが気になるタチでして、男の革靴の踵の部分が気になり、横断舗道の信号待ちなどで、小職の直ぐ目の前で、背中を見せて立っている方がいると、踵を観察してしまいます。ま、概ね靴の踵というのは、外側から減っていくものですよね。営業職などで、一日でたくさん歩く方などは、外側がどんどん減ってしまいます。
 歩く時、我々はどこから足を始動させているか。
 踵からなんですね。踵で地面をぐいっと蹴り出して、つま先が最後に地面から離れます。つまり、歩く人ほど、靴の踵が最初にダメになっていく。それも、かかとが均等に減っていくのであれば、まぁいいのかもしれませんが、外側が先に減ってしまうと、靴をはいたときにバランスが悪くなります。

 ところで、いったいに「新しい靴を買おう」と思い立つのは、どんな時であるか。

 1人分の靴の収容力が、何百足あります、という巨大な下駄箱を持っている、という方は除きます。(今時下駄を入れる人はマイノリティーでしょうが、靴箱と言わず、「下駄箱」というのは流石日本ですね。)
 実は小職の場合には、靴の接合部のどこかに亀裂が入って、雨の日に履いたら浸水してしまった、という事態になってから、では会社の帰りに靴屋に寄ろうか、となります。新しい靴を買って、それを履き、浸水をおこしてしまった奴は、靴屋に処分を依頼して帰ります。

 で、この状態になるのは、概ねまだ踵が使用に耐える状況なのですな。

 逆に言えば、浸水をおこさずに、踵がまずい状況になるのは、「つくりの良い上等な靴」である、と言えるかもしれません。小職は、安物の靴ばかり買っているので、踵より先に他がダメになってしまうので、踵の問題で悩まないで済む、といえるかもしれません。
 では、他が大丈夫で、踵が減ってしまったら、どうするか。
 これは悩ましいところです。バランスが悪くなった靴は履きたくないし、第一歩いて疲れそうです。といって、小職の基準では、お役御免にはできないのです。
 この頃、東京の少し大きな駅の中には、靴の修理をやってくれるお店がありますね。あそこへ持ち込んで、踵を新しいものに交換してもらう、というテがあるかもしれません。靴屋さんでも修理してくれそうな気もしますが、なんとなく、修理だけで持ち込むのは気が引けますね。
 何万円かを奮発して、上等の靴を買い、踵の交換という事態になってみたいですね。

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つつじ

 もう、東京ではつつじの花のピークは過ぎた様ですが、わりあい丈夫なのか、東京の歩道脇の植え込みに、たくさんのつつじが植えられています。さくらから約半月遅れくらいでしょうかね。咲き始めるのがつつじですが、小職はさくらよりか、このつつじが咲くと、「やれやれ、今年も暖かくなった」と思います。

 元々寒い冬があまり好きではなく、暖かい春の到来が嬉しいのですが、東京でさくらが咲く4月の初旬は、時折寒の戻りがあり、未だコートをクリーニング屋に出すには早い、という状況です。
 そこへいくと、つつじが咲く頃には日はすっかり長くなり、春というよりは初夏の陽気もある季節になっているので、すっかり安心というところです。

 埼玉県館林市に、「つつじヶ岡公園」という広い公園があります。名前の通り公園の全域につつじが植えられているので、ちょうどGWの頃に見頃となります。但しつつじも品種が多く、一斉に満開という感じにはならず、ある程度の期間を使ってたくさん見せますよ、という咲き方です。

 チェスの家の比較的近くですと(そんなに近くでもないですが)根津神社というところが、つつじの名所として知られています。館林に比べると、スケールは随分小さいですけどね。

 歩道や、街中の小さな児童公園で身近に見られる初夏の色、そいつがつつじ、というところでしょうか。

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コーヒー党


 こんにちは、チェスです。

 元々、小職は甘党でありまして、和菓子、洋菓子、どちらも好きですが、和菓子は比較的に小豆、即ちアンコを中心としてのバリエーションから成っていると思いますので、その点、色々な材料を主役にもってくる洋菓子の方が更に好きかな、と思っています。
 このためコーヒーも、昔はお砂糖、ミルク両方投入の甘いコーヒーを飲んでいました。

 そいつがどういう訳か、まずお砂糖抜きでミルクたっぷりのカフェ・オ・レに好みがシフトし、どのくらいの割合でミルクを混ぜたら一層美味しいかなどを研究するようになりました。フランス本場のカフェ・オ・レは、コーヒーとミルクを同量で混ぜると読んだか聞いたかした記憶がありますが、割合を微調整しても悪かろう筈もなく、結構カフェ・オ・レに凝っていた時期がありました。
 そうこうしているうちに、又々、どういう訳か、ミルクはどこかへすっ飛んでしまって、コーヒーはお砂糖なし、ミルクなしの、所謂ブラックこそが、コーヒーの味と香りを最も楽しめる、という、何やら俗物根性丸出しのコーヒー党の党員になってしまった様なのです。

 こうなると、休日の朝に入れるコーヒーにも色々と研究を開始致します。

 それほど高価な道具を購入した訳ではありませんが、単にペーパードリップにてコーヒーを入れるにしても、お湯を少しづつ回しながら注げる様に、ホーロー引きの湯沸し(ポット)を買って来たりしました。
 コーヒーは、焙煎された豆を入れる分だけミル(粉砕)し、ドリップすれば理想的なのでしょうが、チェス家にはこのミルがございませんでしたので、予め粉に挽かれたのを買ってきて、ドリップしていたわけでございます。
 そうであっても、大量生産の安物の粉であっても、お湯の温度は沸騰する直前、沸騰させてしまうと苦味成分をドリップさせてしまうので、とか、どのくらい「蒸らし」をやれば、抽出時に均一に大きなまんじゅうが出来あがるか、とか、試行錯誤をやりました。
 ところが、半年程前でしたか、チェス弟があるメーカーのコーヒーメーカー(ミルは無し)を買ってきて、これですと、お湯の温度だとか、蒸らしと抽出のタイミングだとかを全く考慮する必要がなく、ペーパーフィルターとコーヒー粉をセットして、必要なお水を注入し、後はスイッチ・オンで名人芸不要にて美味しいコーヒーが出来あがるということになってしまいました。コーヒーの粉の管理にさえ気を使っていれば、まずまず出来映えはそれほど悪くないのです。
 材料のコーヒーの粉の良否が、比較的正直に出てくる機械だ、とは思いました。

 現在も、コーヒーを飲まない日の方が少ないというコーヒー党ではありますが、紅茶や緑茶も、これはこれで好きなのでありますがね。

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歯医者


 こんばんは、チェスです。

 きちんと言えば「歯科医」、我々が普通に言う言葉であれば歯医者さんでありますが、たくさんの医療関係者の中でも、もっとも日常的にお世話になる確率が高く、街中で見る看板も多く、従ってあちらの側では競争が激しいのが、このご商売なのではないでしょうか。
 小職は、歯医者さんの良いお得意先であり、ということは歯があまり良くない、と言えると思います。
 子供時代から、何かかんかと年に1度~数度は歯医者さんのお世話になっており、それは今だに続いています。

 だからと言って歯医者さんに行くのが大好きであり、楽しくでかけていくということは決してありません。
 ま、世の中で「歯医者さん大好き」というのは、歯医者さん自身やそこで働くスタッフが恋人、というケース以外はないのではないかな・・と思うのですがどうでしょうね。

 歯があまり良くないというのは、虫歯にやられ易い、ということで、歯磨きには気を使っています。朝の歯磨きは、朝食を食べた後に、ブラウン社の回転式の電動歯磨き使ってやります。会社でも、昼食後に可能な限り歯磨きを実施し、夜は夕食後に歯磨きを行なう他、2日に1度はデンタルフロスという糸で歯と歯の間をこすります。

 昨年秋のことですが、どうも下の奥歯に冷水が沁みる様に感じたので、「すわ、これは虫歯の発生か」と思って、会社近所の行き付けの歯医者さんを受診しました。診察の結果では、特に虫歯ではない、「知覚過敏」ではないかな、とのことで、薬を使ってみますので、様子を見てください、と言われました。前回の診療から数年経っているので、治療と平行して歯石取りをやりましょう、とも言われて、数回に亘って通いました。
 知覚過敏の方は、何やらつけてもらっていた薬が功を奏した様で、全く沁みなくなり、歯石取りの方も順調に進んで、小職の場合の歯磨きの弱点ともいうべきポイントを教えてもらい、そこを注意してブラシするように、と御沙汰があり、4月頃に葉書を出しますから、その頃にまた来て下さい、と仰られて、その診療は放免されました。
 その時の一連の診療を忘れた頃に、ちゃんと葉書はやって来ました。チェックを受けて下さい、という葉書で、表書きは私が書いていて、「様」が追加されているだけです。
 こいつは、リピーター確保のためにはなかなか良い方法ではあるなぁ、と感心した次第です。

 本日夕方、半年ぶりに、その歯医者さんに行ってきました。定期検診、といったところですね。
 ブラッシングの指導を受けて、下の歯の歯石をちょっと取ってもらい、下の歯をなんというのか知りませんが、機械で磨いて、おしまい。来週もう1回行かねばならず、本日はこれだけで、千八百何がし円。良い商売だなぁ、と思います。

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ゼラニウムと鶏の卵事件-その後

 連休に入る直前に、「会社の屋上に出しておいたゼラニウムが鉢から引き抜かれ、抜かれたゼラニウムの下に鶏の卵らしきものがあった」事件を書きました。ゼラニウムは元に戻して場所を変え、卵の方は位置を変えずにそのまま置いておきました。

 連休が終わり、5日ぶりに会社に出て、屋上に行ってみますと・・・例の卵はありません。影も形もありません。
 場所を変えて退避させておいたゼラニウムの方は、全く異状なしでした。

 事件発生当時の、チェス勤務先会社の人事部長推理「カラスがどこからか、鶏の卵を失敬してきて、すぐに食べないで隠しておくつもりで、ゼラニウムを引っこ抜いて、卵の上に載せておいたのではないか。」
 隠したカラスが後からやってくると、隠しておいたつもりの卵が丸見えになっているので、びっくり仰天、というところでしょうか。もう一度、安全な隠し場所を探してどこかへ持っていくか、丸見えになってしまったのでその場で処分して食べてしまったか、というところでしょうか。

 ところで、カラスに限らず、鳥は他の種類の鳥の卵をも、有効な蛋白原として食べてしまうらしいです。カラスにすれば、鶏の卵は栄養豊富なごちそうでしょうね。
 ゼラニウム引き抜き犯人がカラスだったとして、カラスは卵をどうやって食べるのでしょうか。丸飲み?カラを割って中身だけを飲んでしまう?例の卵は、生であったか、茹で卵であったかは不明ですが、いずれにしても、カラを割って食べると、カラが付近に散乱し、痕跡を残すと思われます。丸飲みであれば、そのような痕跡はありません。してみると、現場でカラスが卵を処分したのであれば、丸飲みで食べているものと思われます。
 だかしかし、どこか都合の良い場所に運んで行って、ゆっくり始末した、となると、現場になんの痕跡がなかったとしても不思議はありません。

 以前にテレビで見ましたが、クルミは非常に堅い木の実ですが、カラスはクルミを食べるために、自動車が走る場所を選んでクルミを落とし、自動車にクルミを潰させて、中身を食べるということをやるそうです。ただ、茹で卵であった場合はともかくとして、生卵をどこかへ落としても、カラが割れて中身が流れ出てしまうだけで、食べることはできません。
 カラスは卵を丸飲みしてしまうのか、カラは何らかの手段を持って取り除いて中身だけを食べるのか、そうだとすれば、何らかの手段とは、どんな方法なのか、色々興味は尽きません。
 栃木県に烏山町という町がありますが、ここの商工会のホームページ「カラスフォーラム」というのが面白かったです。
http://karasuyama.shokokai-tochigi.or.jp/tokusyu/karasu/index.htm
 カラスの生態についても色々と説明があり、カラスは食べ物を色々なところへ隠す習性があるそうです。卵窃盗犯はカラスである可能性が高まってきました。
 また、「カラスは食べ物の賞味期限を知っている」なんていうのもありました。ゼラニウムを引き抜いてまで隠した卵は、当然ダメにしないで食べてしまったのでしょうね。

 ゼラニウム引き抜き・卵窃盗犯をカラスと決めつけてしまっていますけど、実は他に真犯人がいたりして。

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オムレツ

 こんばんは、チェスです。

 卵を使った料理というのは数々ありますが、オムレツというのは割とポピュラーなものですよね。
 ところが、これが自分で作ろうとすると、中々難しいものです。少し注釈が必要でしょうか。「ちゃんとしたオムレツ」を作るのは難しい、といわないと、正確ではないかもしれません。

 それでは、「ちゃんとしたオムレツ」とは、如何なるものであるか。

 表皮の部分は綺麗に焼けているが、割ってみると中はどろりと半熟状態を保持している、というのがちゃんとしたオムレツであります。ところが、こいつを作ろうとすると、難しいのですなぁ。中までしっかり焼けてしまいます。
 実は、小職の好みとしては、中までしっかり焼けているオムレツが好きなので、ついついしっかり焼いてしまうのです。目玉焼きも、フライパンにフタをしてしっかり蒸し焼きを実施して、黄身を固めにしてしまいます。
 ところが、中がふんわり半熟状態で仕上げるのが、ちゃんとした、本当のオムレツなのだということです。

 ウエイターが料理を運んで来る様なレストランではなくて、オープンキッチンといいましょうか、カウンターがあって、その向こう側でマスターが料理を作っているところが丸見え、という街の安い洋食屋さんがありますよね。そんなお店で、オムレツを注文して、果たしてプロはどうやって作るのか、観察したことがあります。
 油を引いたフライパンに、バターを放りこみ、溶き卵をジャーっと流し入れます。まぁ、これはいいですね。

 問題は、そこから。

 お箸で外周をかき混ぜて、徐にフライパンを火から外し、フライパンを斜めにして卵を片側に寄せ、フライパンの取っ手側をトントンと叩いています。そうすると、卵がまとまってきて木の葉型になって、フライパンからお皿に乗せて出来あがり。
 食べてみると、なる程、中はふんわり柔らかで、流れ出るという程ではありませんが、半熟に近いです。
 プロはさすがに、鮮やかなお手並みで、ほんの1、2分というところで焼いてしまいます。
 小職が作ると、「そこから」の後がうまくいきません。しっかり堅いオムレツになってしまうんですね。フライパンの余熱を使ってまとめてしまう、というのは、やっぱりプロでないとできない技なのでしょうかねぇ。

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プラモデル

 こんにちは、チェスです。

 プラモデルというのは、子供のおもちゃと思われがちですが、こいつは案外に大人のホビーでもあります。

 小学生の頃、軍艦のプラモデルのシリーズで、「ウォーターラインシリーズ」というのがスタートしました。静岡県の模型協同組合のメンバーである、タミヤ、アオシマ、フジミ、長谷川の4社共同企画として始まったもので、スケール1/700の第2次世界大戦時に活躍した各国の軍艦のプラモデルシリーズです。「ウォーターライン」というのは、船の喫水線のことで、喫水線より上の部分だけを模型化したものなのです。完成したモデルをテーブルなどに置いて見ますと、船が海の上に浮かんだ状態に見えます。
 後に、このシリーズからは現用艦も出すことになり、海上自衛隊の艦船なども登場しました。また、上記の4社からフジミが抜けてしまい、現在は3社で出しています。
 
 小学生の頃ですが、いっぱしにプラモデルにはまり、特にこのウォーターラインシリーズには大いにはまりました。
 小職の住む街のすぐ近所に、浅草橋・蔵前という問屋街があり、今はあまりございませんが、当時はおもちゃ問屋が大小たくさんありました。小学校の同級生にも家業がおもちゃ問屋というのがおりました。そこで、小職と同じ様に軍艦模型を作る仲間とともに、こうした問屋と顔なじみになり、卸売り価格でプラモデルを売ってもらうという技を駆使することになりました。
 問屋のことですので、言わば製品倉庫の様になっており、狭い場所にぎっしりとプラモの箱が積んであります。しかも、小売店の注文に応じて出荷するため、製品番号順に同じ艦ばかりが在庫されています。こちらは欲しい艦を探すために、きちんと並んでいる箱の山をどんどん崩していくため、怒られることもしばしばありました。目の仇にされてしまう子供であったと思います。

 当時から、プラモデルは飛行機も戦車も、自動車も揃っていたと思うのですが、なぜ軍艦模型であったのか、しかもWL(ウォーターラインシリーズ)だったのか、どうもよく理由がわかりません。おっと、なにげなく「軍艦」という用語を使ってしまいましたが、帝国海軍における軍艦とは、巡洋艦以上のフネを指します。巡洋艦、戦艦、航空母艦などですね。駆逐艦、潜水艦などは軍艦の仲間に入れてくれなかったのですな。だからキャプテン=艦長と言った場合には、これは巡洋艦以上のフネの長であって、駆逐艦の場合には駆逐艦長というのが正式です。もっとも現在では海軍のフネをひとくくりにして「軍艦」と呼んでしまっていると思います。

 一昨年の暮れだったと思いますが、蔵前に残っていた大きなおもちゃ問屋が、クリスマスセールと称して全館卸値でプラモデルを売ってくれました。眺めているうちに懐かしくなって、何箱も買い込んでしまいました。海上自衛隊の艦船は現用艦といいますが、イージス艦やミサイル護衛艦、輸送艦などを作って並べてみると、当たり前の話ではありますが、「大砲」なんぞは並んでおりません。(あるにはありますが、速射性のある、昔でいう「両用砲」ですね)海上自衛隊の艦船を並べてみると、現在の「軍艦」の任務はいったいなんなのか、考えさせられますね。海上自衛隊=海軍と言ってしまってもかまわないと思いますが、この任務はかつては自国の商船を敵の脅威から守る=シーレーンの防衛ということに尽きるわけだったのですが、今はそういう単純なものではなくなっているんですね。

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デパ地下とスーパーマーケット

こんにちは、チェスです。

 通称「デパ地下」百貨店の地下1階、地下2階あたりは、「味の名店街」とかいう名前を冠して各種の食品売り場になっていることが多いですね。有名店がテナントを出していることが多く、目当ての有名店がちょいと交通不便なところであったり、遠方だったりする場合には、百貨店に行けば手軽に利用することができ、非常に便利です。良くテレビ番組にも登場する有名パティシエのお店のテナントが見つかったときなど、つい余計なものを買ってしまいます。甘党のサガという奴でしょうか。
 各種のお惣菜屋、ホテルのレストラン、中華料理、フランス料理、天麩羅やフライもの等、一流店のお料理をテイクアウトできるというのも魅力でありましょう。但しお値段の方は相応にお高いですけれども、見方を変えればそれらのレストランに食事に行くことを思えば、割安かもしれません。
 チェスの大好きなベーカリーも、有名店のテナントが出ていることが多く、チェックを欠かすことはできません。

 試食品としてお料理を小さく切ったものが並んでいるのも楽しいですね。但しチェスは、元お嬢様たちの様に神経は太くありませんので、あまり1箇所で立ち止まって数種類を試食していると、「何か買わないと悪い」と思ってしまうため、つまむのはせいぜい2種類と決めてあります。

 かようにデパ地下というところは、右を見ても左を眺めても、美味しそうなものがズラリと並んでいて、楽しいことこの上なしなのですが、ジツを言いますと、チェスはデパ地下より、ごく普通のスーパーマーケットの方が更に好きですね。

 1つには、混雑度の違いがあります。デパ地下は、ともかく非常に混雑していることが多いです。特に夕方などはベラボウな混み方といっても良いでしょう。
 これに比較すると、スーパーでも混雑することはありますが、それはあくまでもほんの一過性、平均してみればスーパーマーケットの方が概ねゆったりと歩くことができます。
 次は品揃えにおいて高級品がない代わりに、価格が非常に安い(ものもある)ということでしょうか。
 それから、デパ地下に比べると、スーパーマーケットは商品棚配置が規格化されている、とでも言いますか、どこのスーパーへ出かけてみても、概ね似たような配置ですね。入り口で買い物籠を取り上げ、入っていくと、まずあるのが果物、野菜類の青果物ですね。それからお豆腐やその親類縁者、続いて鮮魚部、精肉部と並び、各種の惣菜類、お弁当、パン、牛乳や乳製品、デザート類などが並びます。これらの外周コースの内側に、調味料や乾燥食品、缶・瓶詰類、レトルト食品、各種の日用雑貨品が並ぶ棚が並びます。多少のレイアウトの差はあれども、概ねの配置は似たり寄ったりで、どこのスーパーをのぞいてみても、あまり迷うということはありません。別に、知らない街でスーパーに入るのが趣味という程ではありませんが、この安心感はいいですね。
 この頃は100円均一ショップなるものが食品も扱うようになってきたためか、お買い得な「企画物」と思える様な商品を見つけるのも楽しみです。また、ライヴァルと見なす事ができる競合スーパーがある場合には、得意分野(安い!)がある様で、スーパーの使い分けというのも賢いスーパー利用法と言えるかもしれません。
 いい年をした男が買い物籠を持ってスーパー店内をうろうろする図というのは、見られたものではないかもしれませんが、本人は周囲の目というものをそれ程気にしないため、相変わらずスーパーうろつきは日常化しているのであります。 

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オダマキ


 こんばんは、チェスです。

 先週のことですが、お隣の墨田区で、銀行のあった空き地を使って植木市がありましたので、見に行きました。
 お祭りがありますと、露店が並び、植木屋さんを眺めるのが楽しかったのですが、最近は場所を取る割には利潤が上がらないのか、植木屋さんが出店しておらず、寂しい限りです。

 それはともかく、墨田区のに限らず、植木市というのは楽しいものです。
 母の日にはだいぶ早かったですが、500円と安かったので、黄色いカーネーションを買いました。これはうまく元気の良い鉢を当てた様で、次々と花を咲かせており、何とか母の日まで花が持ちそうです。

 200円のコーナーに、各種の色の花を咲かせている苧環(オダマキ)がありました。
 葉の形は平凡なのですが、花がなんといっても造形面白く、眺めていて飽きません。「越冬するのかなぁ」と「会計」の札を首から掛けているお兄さんに聞いてみると、「ええ、地上部は枯れてしまっても宿根しますよ。花が終わったら植え替えるといいでしょう。」と仰るので、花の色の楽しいのを1つ選んで買いました。

20040502.jpg
 帰ってからちょっと調べてみますと、在来種の方はミヤマオダマキというそうで、花の色がカラフルなのがヨーロッパ原産のセイヨウオダマキなのだそうです。してみると、買っていたのはセイヨウオダマキでしょうか。
 花が終わったら植え替え、と言われていますが、本日も上の様に花が持っていますので、来週あたりに植え替えでしょうか。来年も楽しめると嬉しいです。

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SEIKO TYPEⅡ

 こんばんは、チェスです。

 前にネクタイの事を書きましたが、服装ともにアクセサリーとか小物というものにも拘りがないのがチェスという人間です。例えばベルト、1本のベルトをダメになるまで延々と使い続けています。バックルのデザインなども格別ド派手なものでなければ、別になんでも良い、という感じです。
 会社で使っている筆記具についても、どこかでもらった安物シャープペンシルを後生大事に使い続け、そのくせその安物を無くしてしまったりすると、しつこく探し回ったりしています。
 今はタイピンを挿す人は極めて少数派ですが、元々小職のタイピンは3本しかありません。(全部もらいもの)

 そんなアクセサリー、小物への拘りのなさが最も出ているのは、腕時計だと思います。

 現在も左腕に付けている小職の腕時計は、「SEIKO QUARTZ TYPEⅡ」という腕時計で、何時買ったのかと言えば、えーっとこれも貰い物でして、なんとなんと、チェスが高校入学の際にオヤジに買ってもらったものです。ざっと積算しても25年程は使い続けていることになります。メタリック調モスグリーンの文字盤の上の硬質ガラスの表面は、さすがに大小の傷が目に付く様になりました。1回電池を入れ替えると、その後約3年は動いてくれるという触れ込みでしたが、最近では少しづつ進む様になってしまい、2ヵ月に1回程度は時間を合わせないといけません。もっとも、遅れるよりは進む方が実害はありませんし、進むといっても2ヵ月で1分程度です。日常生活に問題はありませんから、いちいち時間を修正することはありません。

 電池が切れてくると、この時計は秒針が1秒飛ばしに動く様になります。不自然な動きになりますので、「ああ、電池が無くなってきたな」と直にわかります。
 会社の近所の時計屋に持っていって電池の交換を頼みますが、初めてこいつを見た近所の時計屋は、さすがに「SEIKO QUARTZ TYPEⅡ」の文字盤を見て仰け反って驚き、何時から使っているのか聞かれました。この様な骨董品でありますので、ひょっとして使うことができる電池が無いのかと思いましたが、そんなことは無く、ちゃんと入れ替えてくれました。

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