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清掃工場

 みなさんこんばんは、チェスです。

 環境とか、リサイクルといった問題が今日的になって既に久しく、家庭から発生するゴミは不燃物、可燃物、古新聞などの故紙やダンボール、粗大ゴミといった具合に分別して出すことが義務付けられました。(東京23区の場合・もっと細分化を求めている地方公共団体もあるようです。)
 大量消費が日本の経済成長を支えていた時代には、テレビがダメになれば、新しいテレビを買うお店が壊れた古テレビを無料で引き取ってくれたものでした。現在では家電リサイクル法が成立し、メーカーが責任を持って製品をリサイクルさせないといけないため、只で引き取りなどということはありえない世の中になりました。
 可燃ゴミについては、これも単に燃やせば良い、というのではなくて、発ガン性物質と言われているダイオキシンが発生しないように、高温の炉を使用するようになりました。
 実は、チェスの住む台東区は、東京23区で最も狭い区なのですが、自前の清掃工場を持っておりません。台東区の住民が排出する可燃ゴミは、余所様の区の清掃工場で処理していただいているんです。台東区としては、やはり自前の清掃工場を可動させて、きちんと自区の可燃ゴミは自区で処理するべきだと思うのですがね。そうは言っても、清掃工場ともなるとかなりの面積の土地を必要としますし、23区で一番狭い台東区のどこにそんな土地があるの?と言われると、困ってしまいますが・・・

 ところで、この「清掃工場」という名前ですが、何やら面白いというか、おかしいですね。
 工場とは大抵、何かを生産する生産機械を有している建物であり、生産する製品によって名前がつきます。自動車を作っているなら自動車工場、食べ物なら食品工場、繊維なら繊維工場、テレビを作っているならテレビ工場、電気を作っているなら電気工場・・とは言わずに、発電所ですけれども。
 それで、「清掃工場」ですが、清掃工場では何をやっているかと言えば、これは皆さんご存知の様に、高温の炉によって可燃ゴミを燃やして、灰にしてしまっているんですね。
 ゴミを燃やすということで、そのゴミを出した各家庭や企業からはゴミが無くなったわけで、つまり清掃が完了した、という解釈をすれば、「清掃を生産している工場」と言って、言えなくはないということで、こうした名称がつけられたのかもしれません。こいつはチェスの解釈ですので、本当かどうかは知りません。

 ところで、清掃工場は「清掃」を生産する以外に、純粋に生産するものはないのか、というと、可燃ゴミを燃やした後に残る灰がありますね。これはどうしているのでしょうか。また、可燃ゴミを燃料として燃やした結果、大量の熱が発生します。熱エネルギーは放っておけば空気中に放散してしまい、大気中の温度をほんの少し上げるだけなのかもしれませんが、これを使って水を温めれば、お風呂にも温水プールのボイラーにもなる訳です。ゴミ焼却時の余熱利用ということです。
 小職の勤務先の屋上に上りますと、北の方角に、北区の清掃工場の高い煙突を見ることができます。この清掃工場でも、発生した余熱を使って温水プールを運営しており、「元気プラザ」という名称の区の施設の一部として使われています。
 元気プラザのプールはユニークで、25mのプールは僅か3コースしかありませんが、このプールの周囲を巡る流水プールと、ウォータースライダーが設置されており、子供向け施設の趣があります。がしかし、歩く方、水遊びの方は皆さん流水プールを使われるので、逆に25mプールが空いており、真面目に練習するにも向いていると言えるかもしれません。水深は少し浅いですけどね。

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