ゼラニウムと鶏の卵事件
こんばんは、チェスです。
生命力が非常に強いゼラニウムという花は、あちこちで見ることができます。半年余りで相当に成長しますので、切り戻しをすると、又綺麗な花を咲かせてくれます。色も各種あり、楽しいものです。
折れてしまった枝を会社にもってきて、小さな空いている鉢に挿しておきました。無事に着いたのですが、あまりに小さな鉢であったので、強風の日に転がってしまい、本体の枝を残して小枝が全部折れてしまいました。
そのままにしておいたところ、春とともに再び葉が出てきて、さすがゼラニウムと感心し、その努力に敬意を表するために一回り大きな(といっても未だ小ぶりな)鉢に植え替え、日当たりの良い屋上に置いておきました。
さて、連休谷間の今朝、会社に来てみると、そのゼラニウムがすっぽりと鉢から引き抜かれています。鉢から抜かれたゼラニウムは直ぐ側にありましたので、拾って鉢に収めてみると、その引き抜かれたゼラニウムの根の下に、鳥の卵がありました。
「なんじゃ、こりゃ?」と思って眺めてみると、ニワトリの卵の様に見えます。
最初は何かの鳥が飛んできて卵を産み付け、ゼラニウムを載せたのかと思いましたが、卵の方はどうみてもニワトリの卵です。だいたい鳥が卵を産むとすれば、巣の中に産むでしょうから、こんな会社の屋上の一角に産むのはおかしいです。ですから、そこいらにたくさんいるハトやスズメの卵ではなさそうです。
面白い事件ですので、周辺の人の意見を聞いてみると、人事部長の
「カラスがどこからかニワトリの卵を失敬してきて、それを取り敢えず隠したつもりじゃないの」
というのが面白そうなご意見です。カラスは非常に頭が良く、屋上に並べてあった植木をしばしば悪戯するので、有り得る話だと思います。
取り敢えずゼラニウムは連休中また犠牲になると気の毒ですから、場所を変えて避難させ、卵は前の位置そのままにしておこうと思います。これを見つけた別のカラスに食べられてしまっても、責任は取らないよ>隠した張本人のカラス君。
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