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2004.04.17

古本屋

 こんばんは、チェスです。

 神田神保町に比較的近いため、昔から古本屋には縁があり、図書館や新刊書店とともに、「必ず立ち寄るお店」でありました。(図書館はお店ではなかった)。靖国通りの小川町あたりは現在、すっかり「大型スポーツ店街」になってしまいましたが、更に西へ進み、駿河台下の交差点に書泉ブックマートを見るあたりから、所謂書店、古本屋街が始まります。
 無論、老舗三省堂や、1本裏のすずらん通りにある東京堂書店なども健在なわけですが、なんと言っても面白いのは様々な個性が光る古本屋です。
 理工学書を扱う明倫館などには、あまり勉強しなかったために綺麗なままの大学の教科書を売りに行き、結構な金額で買い取ってもらいました。
 すずらん通りはともかく、大通りである靖国通りに面している古本屋の殆どは、東西に走る靖国通りの南側に位置しており、つまり店は北に面しております。
 これは、北に面していれば、あまり太陽の光に当たらないので、本が日に焼けないですむから、という理由があるといわれていますが、本当かどうかは知りません。(単に、北向きなので家賃が安かったからだったりして)

 これらの、昔からの古本屋とは別に、最近はチェーン店の古本屋が伸びています。その最大手は「BOOK OFF」でありましょう。駅近くの比較的交通至便な場所に、充分な広さの大型店舗を構え、中に入ればファーストフード店ばりの元気の良い挨拶が若いスタッフから飛んでくる、とにかく神田の古本屋とは、何もかもが違いすぎる、ニュータイプの古書店なのです。
 神田の古本屋が好きだから、ニュータイプは嫌いか、というと、実はブックオフも好きなのです。

 明るく、単行本、新書、文庫などに分けられた書棚のそれぞれは、著者名が五十音順に並べられて、本を探すのが極めて容易ですし、例えば文庫の書棚にあった本が一定期間経過すると、同じ文庫の「1冊100円」の棚に移動していくなど、その価格体系は極めて合理的になっています。

 無愛想なオヤジが店の奥に座っていて、NHKラジオが流れているだけの神田古書店も、それはそれで捨て難い世界なのですが、ニュータイプの方も、本ばかりかCD、DVDにゲームなど品揃えが豊富で「これならリピーター獲得も無理はないな」と思わせる店内であって、新興勢力の古書店は全く以って侮り難い商売です。

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