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下垂体腫瘍 その2


 こんばんは、チェスです。

 1999年の初夏、小職の頭の下垂体というところに、腫瘍ができていることが見つかりました。

 検査の結果と紹介状を持って、総合病院の脳神経外科を受診致しました。
 「これだけの資料だと確定的な事は言えませんが、下垂体腫瘍である可能性は高いですね。」
 「そうですか。」
 「下垂体というのは、どこにあるか、知っていますか?」
と言って先生は、ぶ厚い医学書を出して、カラーの頭の内部解説図を見せ、
 「下垂体は、ここ、これです。ほぼ頭の中心にあります。大きさは、小指の先ぐらいです。色々なホルモンの分泌を司っています。ここにできる腫瘍は、ほぼ良性なんですが、腫瘍の種類によってはある種のホルモンを産生するので、その見極めのための検査が必要です。」
 「手術は、どのように・・」
 「上唇の裏側を切って、頭の中心に向かってトンネルを掘っていきます。ですので、頭に傷はできません。但し、手術後1週間は鼻にガーゼを入れますので、口だけで息をしてもらいます。そのやり方などは看護婦さんが教えてくれますので・・」
 入院の申し込み書類をもらい、入院に必要な検査をするために、病院内のあちこちに行きました。更に、この種類の腫瘍は、視神経を圧迫することにより視野が狭くなるとう症状を起こすことがあり、そのため眼科の検査を受けてくれ、とのことでした。
 眼科は非常に混んでいて、この日は検査の予約だけして、後日その検査をうけることにしました。

 やがて8月になり、お盆休みの頃、入院OKの連絡が病院からあり、それでは、と荷物をまとめて入院することになりました。

 病室に荷物を搬入すると、早速一人ひとりに看護婦さんがついて、病室内外の説明をしていきますが、昨年母親が入院していて、既にこの病棟では顔見知りのチェスは大半を省略されてしまいました。
 「食事で、何か食べられないものがありますか」と聞かれたので、正直に「肉が食べられません」というと、あっさりと「わかりました」といわれて、この日の夜からチェスのメニューからは肉はオミットされました。ちなみにこの病院の食事は、2種類のメニューから好きな方を選ぶことができます。

 病室は、大きな部屋に8人分のベッドが並ぶ大部屋です。
 脳神経外科の患者さんだけではなく、眼科、耳鼻咽喉科などの患者さんも、同じ部屋で入院しています。その日から約5日間は、更に色々と検査です。また、担当の先生が気になることを仰いました。
 「入院の時に受けてもらった検査結果の中で、負荷心電図のデータに少し問題があります。」
 「場合によっては、こちらの治療を先にやらなければいけないかもしれません。」
 「取り敢えず、エコー検査を受けて下さい、循環器(外科)に連絡しておきますので。」
 やや、また何かボロがでたのか?と思いましたが、幸いにしてエコー検査の結果、心臓は大丈夫とのことでした。

 とにもかくにも、一通りの検査は終わり、腫瘍の正体は「プロラクチン産生腫瘍」であろう、という御沙汰があって、金曜日の夕方に外泊許可が出たので、土日は一度帰宅して、月曜日の朝病院に戻りました。

 月曜日に病室に戻り、翌日火曜日はいよいよ手術です。

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