肉がきらい
チェスは、とんでもない偏食です。
肉がきらいなんです。
昨今、BSE騒ぎとか、鳥インフルエンザ問題などで、食肉市場は大変なことになっておりますが、こと、小職の食生活に限って言えば、全く影響を受けません。
食べ物の好物は、お魚とお野菜ですから。
お肉は、鶏肉も、豚肉も、牛肉も、馬肉も、猪肉も、(見たこともないけど)熊肉も嫌いです。何故か?さぁ、自分でもよくわかりません。恋愛と同じで、理由なぞないのではないでしょうか。
ただ、このあたりから少々怪しくなるのですが、肉が嫌いで食べられない、のですが、全く食べられないかというと、少し違います。例えば、ひき肉になっているとそれほど抵抗なく食べてしまいます。ハンバーグステーキ、コロッケ、メンチカツ、ロールキャベツ、いずれも美味しくいただきます。お肉を原料とした加工食品、ハムやソーセージ、ベーコンなども、格別好きではないですが、食べることはできます。(焼き豚はあまり好きではなく、ラーメンに載っていると、隣の人に上げてしまいます。)
理由はわからないと書きましたが、ルーツというか、起源もわからないのです。いつだったか母親に聞いたことがありましたが、幼稚園のお弁当のおかずからは既に肉の類はオミットされていたみたいです。肉屋の店先に、解体途中のブタがぶら下がっていたりすると、走って通り過ぎていたようです。
小学生になりますと、給食という難物があります。偏食を治すためでしょうか。給食は、極力残さず完食させるという方針らしく、小職にとって給食の時間は、しばしば悩みの種になりました。1週間の給食の献立が書かれたプリントを眺めてため息をつき、どうにかして明日学校を休めないか、とは考えずに(明日、大地震がおきて学校に行かなくても済むようにならないか)と考える小心者でありました。大地震を願うのは、おかずに、大きな豚肉の塊がごろごろしている「酢豚」の日が多かったのではないかと思います。
無論、大地震が都合良くおきる道理も無く、足取り重く学校に行きます。
で、酢豚です。給食当番に、仲良しがいると、「お肉を入れないでくれ」と頼めますが、こういうとき女のコは残酷で、無情にも我がアルミの食器に、しこたま豚肉を放り込んでくれます。
小さい奴なら、目をつぶって1つか2つは飲み込んでしまいますが、大きい奴は無理です。無理に飲み込もうにものどを通らず、噛み切ろうとすれば嫌いな味を味わってしまい、涙が出てきます。給食当番の女のコとは絶交です。
給食の酢豚で泣きべそをかいているのは、チェスくらいでしょうか。
先生の方針だったかもしれませんが、「パンは残してもよいが、おかずを残すのは反則」というローカルルールがあったと思います。こいつを逆手にとって、豚肉の塊をパンに挟んで、お返しする、という技を使わざるを得なくなりました。しかし、飲み込めない豚肉の塊ですから、薄い食パンに挟んだところで、見え見えなのです。そいつを見逃してくれた女のコは天使に見えました。
くだらぬ事で思い悩む小学生であったと言えましょう。
あらま、いけませんねぇ。
「好き嫌いしたらアカンでぇ」と
お母んに言われなかったですか?(笑)
私は殆ど好き嫌いは無いです。
その代わり味にはうるさいです。
とは言え、高級品を食しているわけではなく
たとえば、大根の青臭いのが嫌だとか
菜っ葉が硬いとかそういう程度です。
ある意味贅沢かもしれませんね。
投稿: けろちゃん | 2004.04.03 19:56
私は、ネギ類が嫌いです。ネギ・たまねぎ・アサツキみんな嫌いです。たまねぎはよく炒めてあれば、食べられます。カレーとかミートソースなんかは大丈夫です。でも酢豚はダメでした。やはり給食の時は地獄でしたね。ネギはどんな形でもダメです。私のネギ排除術はすごいですよ。まずカップラーメンやインスタントラーメン。スープの袋にネギが混じっている時は、茶漉しで濃して作ります。最初からネギが混入しているものは、いったんカップから中身を全部出して、ビンセットでネギを排除します。そうやってからお湯をそそぎます。そば屋とかラーメン屋では、最初に「ネギぬきで」と注文します。そうするとスープの最後の一滴までおいしくいただけます。中華料理には、ほとんどネギ類が混入しているので、つらいですね。本当は大好きなんですけど。最近は、ダイエットのためラーメン屋やそば屋で「ネギ抜き」の注文はしません。ネギが入っているとスープを最後の一滴までは飲めないので。ラーメンのスープは脂肪分や塩分が多く、身体によくないのですよ。
投稿: 水泳中毒患者 | 2004.04.04 04:04