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黄色い声

 こんばんは、チェスです。

 春の選抜甲子園大会が始まりました。我が国は野球大好き国で、公共の電波たる公共放送のお昼のニュースでも、その日の試合の結果や途中経過を伝えています。それもアナ氏がリザルトだけを淡々と読むのではなくて、チャンスや得点場面などをしっかり流すのです。それで塁上のランナーが本塁に生還した時など、スタンドに陣取る応援団から、「キャ~~!!」という歓声が上がる様子まで流されるのです。こんな声を、よく「黄色い声」といいますよね。同じ様な声を他に形容するとすれば、「甲高い声」ということになるでしょうが、割と一般に使われている表現だと思います。

 でも、「高い声」がどうして「黄色い声」なのでしょうか。
 声という聴覚でのみ認識されるものを、黄色という色彩をつかって表現するのは、通常無理があるのであって、無理であるからには何かの比喩ではなかろうか、と考える次第です。

 「くちばしが黄色い」などという表現もあります。「年若い」「経験が少ない」といった意味で使われているものと思います。
【用例】「アイツくちばしが黄色いくせに、いっちょまえの口聞きやがって」
(大意=まだそれほど経験がないにもかかわらず、ヴェテランの様な意見を言う)
 こちらは、裏づけを取らなくても、何となくわかりますね。ヒナ鳥の頃は、くちばしが黄色いので、(ヒヨコ?)年若い人や経験が浅い人のことを例えたのでありましょう。

 さて、黄色い声=甲高い声、の方が今一つわかりません。
 上記の「くちばしが黄色い」から無理やりこじつけると、くちばしが黄色いのは、ヒナ鳥であり、ヒナ鳥は、ピーピーと成鳥より甲高い声で鳴く。すなわち、くちばしが黄色い鳥の甲高い声=黄色い声、になった。うーん。こじつけでしょうかねぇ。
 しからば、ということで、Googleで「黄色い声」と放り込んで検索してみました。すっきり明快に説明してあるのは見つからなかったのですが、「こんな説がある」と紹介されているものがありました。
 一つは、中国文化の影響である、とするもので、昔はお経にメロディーを付けて読んでいたとの事。無論楽譜があるわけではなく、楽譜と似たような音の高低を表す記号が、お経に付いていた。で、高い声を出すべきところには、黄色い色で記号がついていたため、とする説。
 今一つは、江戸時代、声の高さを色で表す風習があり、やはりこれも中国から来ていると思われるが、黄色は「何か異常なこと」を表す色であり、転じて悲鳴の様な甲高い声を黄色い声、と呼ぶようになったとする説。

 さあ、いったい本当はどうなのでしょうか。言語学、昔の風俗、色彩学、どんな学究に聞けばわかるのでしょうか。どなたか、教えて下さいませ。

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